Step1 本体側の設定
本機に証明書を設定します。証明書は、本体出荷時には、本機に登録されていません。必要に応じて、SSLサーバー用証明書を設定します。
CentreWare Internet Servicesで証明書を設定する場合
CentreWare Internet Servicesで証明書を設定するには、自己証明書(SSLサーバー用)を生成する場合と、他の認証局で作成された証明書を本機にインポートする場合があります。
ここでは、自己証明書(SSLサーバー用)を生成する場合について説明します。
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他の認証局で作成された証明書のインポートについては、CentreWare Internet Services のヘルプを参照してください。
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CentreWare Internet Services のヘルプを表示するには、インターネットに接続できる環境が必要です。通信費用はお客様の負担になりますのでご了承ください。
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本体で生成した自己証明書、または証明書の文字コードがUTF-8で記載された証明書を使ってSSL通信を行う場合、Mac OSの環境でInternet Explorerを利用すると、SSLで接続できないことがあります。これは、証明書の文字コード(UTF-8)をOSが認識できないためです。その場合は、Netscapeを使用してください。
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証明書をインポートするときに、[本体]または[その他]のどちらかのカテゴリーに、すでに同じ証明書が登録されている場合は、インポートできません。登録されている証明書を削除してから、インポートしてください。
自己証明書(SSL サーバー用)を生成する場合
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CentreWare Internet Servicesを起動します。
参照-
詳しくは、CentreWare Internet Servicesを起動するを参照してください。
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証明書を生成します。
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[プロパティ]タブをクリックします。
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[セキュリティー]をクリックします。
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[証明書の設定]をクリックします。
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[証明書の作成]ボタンをクリックします。
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[自己証明書]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
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[デジタル署名の方式]を必要に応じて設定します。
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[公開鍵のサイズ]を必要に応じて設定します。
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[発行者]を必要に応じて設定します。
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[有効期間(日数)]を必要に応じて設定します。
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[新しい設定を適用]ボタンをクリックします。
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Webブラウザーの再読み込みを行います。
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SSL/TLSの設定をします。
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[セキュリティー]をクリックします。
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[SSL/TLS設定]をクリックします。
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[HTTP - SSL/TLS通信]の[有効]にチェックを付けます。
注記-
SSL サーバー用の証明書が正しく設定されていないとチェックを付けられません。チェックが付けられない場合は、[プロパティ]>[セキュリティー]>[証明書の設定]を確認し、SSL サーバー用の証明書を正しく設定して下さい。
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[HTTP - SSL/TLS通信ポ−ト番号]を設定します。
注記-
ほかのポートのポート番号と同じ番号を使用しないでください。
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[新しい設定を適用]ボタンをクリックします。
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Webブラウザーの右フレームが、本機を再起動する表示に変わったら、[再起動]をクリックします。本機が再起動し、設定した値が反映されます。
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他の認証局で作成された証明書を本機にインポートする場合
他の認証局で作成された証明書を本機にインポートする前に、自己証明書を生成し、HTTP 通信を暗号化するよう設定してください。
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CentreWare Internet Servicesを起動します。
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証明書をインポートします。
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[プロパティ]タブをクリックします。
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[セキュリティー]をクリックします。
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[証明書の設定]をクリックします。
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[証明書のインポート]をクリックします。
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[パスワード]にインポートする証明書に設定されたパスワードを入力します。
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[確認用パスワード]を入力します。
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インポートするファイル名を直接入力するか、[参照]ボタンをクリックして表示されるダイアログボックスでインポートするファイルを選択し、[保存]をクリックします。
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[インポート]ボタンをクリックします。
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Webブラウザーの再読み込みを行います。
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証明書を設定します。
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[セキュリティー]をクリックします。
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[証明書管理]をクリックします。
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[カテゴリー]で[本体]を、[証明書の目的]で[SSL サーバー]を選択し、[一覧の表示]ボタンを押します。
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設定する証明書にチェックを付けます。
注記-
設定したい証明書が一覧に表示されない場合は、暗号化の種類により設定できる証明書の条件を参照し、証明書の条件が満たされているかどうか確認してください。
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[証明書の表示]ボタンをクリックします。
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[証明書の選択]ボタンをクリックします。
注記-
証明書が有効でない場合には、[証明書の選択]ボタンが表示されません。証明書の状態を参照し、証明書が有効になるように設定してください。
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[再起動]をクリックします。本機が再起動し、設定した値が反映されます。
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