認証の設定
認証機能に関する仕様を設定します。
認証方式の設定
認証方式を設定します。
認証しない
認証機能を利用しません。
本体認証
本機に登録されたユーザー情報を、認証に使用します。
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[本体認証]から、[認証しない]または[外部認証]に変更した場合、本機に登録されているユーザー情報がすべて削除されます。
外部認証
外部認証サーバーに登録されたユーザー情報を、認証に使用します。
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本機能は、ApeosPortシリーズだけが対応しています。
アクセス制御
認証モードでは、本機自体および各サービスの利用を制限することができます。利用するには、ユーザー認証が必要になります。
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外部認証を行うと、ユーザー情報が本機に保存され、外部認証時に外部認証サーバーが起動していなくても、本機に保存されたユーザー情報を利用してユーザーを認証し、本機を使用できます。
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外部認証に使用したユーザー情報を本機に保存させたくない場合は、[ユーザー情報の設定]の[外部認証情報の本体保存]を[しない]に設定してください。詳しくは、外部認証情報の本体保存を参照してください。
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本機に保存された外部認証のユーザー情報を自動的に削除できます。詳しくは、保存済み外部認証情報削除を参照してください。
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外部認証時(ApeosWare Management Suiteを使用する場合を除く)は、LDAPサーバーから取得した利用可能なサービスへのアクセス許可情報に基づき、操作パネルから利用できます。
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外部認証時にゲストユーザーを使用する場合、ゲストユーザーにアクセス制御は設定できません。本機を使用できるゲストユーザーを制限する場合は、 ゲストの使用を参照してください。
デバイスへのアクセス
本機の操作パネルのボタンの操作を制限するかどうかを設定します。
[制限しない]、[制限する]から選択します。
サービスへのアクセス
次のサービスについて、制限するかどうかを設定します。
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サービスを[制限する(表示)]に設定すると、ホーム画面の該当するサービスに[
]が表示されます。認証すると[
]の表示は消えます。
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サービスを[制限する(非表示)]に設定すると、ホーム画面に該当するサービスは表示されません。認証すると該当するサービスも表示されます。
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認証方式の設定は、認証方式の設定を参照してください。
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コピー
操作パネルからのコピーの操作が制限されます。
ジョブメモリーで、コピー操作を登録している場合は、そのジョブメモリーの使用も制限されます。
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ファクス/インターネットファクス
操作パネルからのファクス、インターネットファクス、IPファクス(SIP)の操作、およびダイレクトファクスが制限されます。
ジョブメモリーで、ファクス、インターネットファクス、IPファクス(SIP)操作を登録している場合は、そのジョブメモリーの使用も制限されます。
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スキャナー
本機での、スキャナー(メール送信)、スキャナー(ボックス保存)、スキャナー(PC保存)、スキャナー(USBメモリー保存)、スキャナー(URL送信)、スキャナー(WSD)、スキャナー(マイフォルダ保存)の操作が制限されます。
ジョブメモリーで、スキャナー(メール送信)、スキャナー(ボックス保存)、スキャナー(PC保存)、スキャナー(URL送信)の操作を登録している場合は、そのジョブメモリーの使用も制限されます。
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「WSD」とは、「Web Services on Devices」の略です。
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Client Scan
本機での、Client Scan(AirPrintなどを使ったスキャン)の使用が制限されます。
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ジョブフロー
本機での、ジョブフローの使用が制限されます。
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文書プリント
本機での、文書プリントの操作が制限されます。
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デジカメプリント
本機での、デジカメプリントの操作が制限されます。
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外部アクセス(ApeosPortシリーズのみ)
本機での、外部アクセスの操作が制限されます。
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ボックス操作
本機での、親展ボックスの操作が制限されます。
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ジョブメモリー
本機での、ジョブメモリーの使用が制限されます。
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BMLinkS
本機での、BMLinkSの操作が制限されます。
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プリンター
コンピューターからネットワークを介してプリント指示するとき、プリント指示が制限されます。
認証機能を利用するには、プリンタードライバーで、UserIDやパスワードなどの認証情報を設定する必要があります。
本機に送信されたプリントデータのうち、認証に失敗したプリントデータは、「認証プリント」に設定された内容に従って、本機に保存されるか、削除されます。
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[仕様設定/登録]の[認証/セキュリティ設定]の[認証の設定]の[認証方式の設定]を[外部認証]に設定している場合は、制限されません。
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認証方式の設定は、認証方式の設定を参照してください。
機能の使用制限
[カラーコピーの使用]、[ボックスからのプリント]、[ボックスからの外部取り出し]をそれぞれ設定します。
ユーザー登録/集計確認
認証を有効にする場合、登録したユーザーの認証を行うために、User ID、およびユーザー名を登録します。
本機を利用するユーザーごとに、使用枚数の上限を設定できます。また、登録したユーザーごとの累積ページの確認などができます。ユーザーデータは、1,000件まで登録できます。
[集計管理]の[ユーザー登録/集計確認]と同じ内容です。
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詳しくは、ユーザー登録/集計確認を参照してください。
登録内容の削除/集計リセット
全登録ユーザーに対して、一括で登録内容を削除したり、集計データをリセットしたりできます。削除/リセットする前に、レポートを出力して、削除/リセットされる内容を事前に確認することもできます。
[集計管理]の[登録内容の削除/集計リセット]と同じ内容です。
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詳しくは、登録内容の削除/集計リセットを参照してください。
権限グループ登録
機械管理者は認証ユーザーに対して、本来利用できない機能を利用できるようにする「権限」を与えることができます。同じ権限を持つ認証ユーザーを、グループ化して登録できます。
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20グループまで登録できます。
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[権限グループ登録]を押します。
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[グループ名]を選択し、[登録/変更]を押します。
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任意の項目を設定します。
グループ名
グループ名は全角16文字(半角32文字)まで登録できます。
宛先指示方法の制限
ファクス/ インターネットファクスまたはスキャナー(メール送信)で、宛先表に登録されていない宛先への送信が制限されているときに、その制限を解除するかどうかを設定します。
宛先表登録/変更の制限
宛先表の編集が制限されているときに、その制限を解除するかどうかを設定します。
強制印字の一時解除
強制複製管理、強制ペーパーセキュリティー、UUID印字、強制アノテーションなどの強制印字を一時的に解除してジョブを実行するかどうかを設定します。
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お使いの機種またはオプションの装着状況によっては、この機能は利用できません。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。
複製制限コード検出時の動作
ジョブ禁止コードが埋め込まれていることを検知した場合に、一時的にジョブを継続することを許可するかどうかを設定します。
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この機能は、お使いの機種によっては表示されません。利用するにはオプションが必要になります。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。
認証情報の設定
認証するときに必要な情報を設定します。
User IDの代替表記
タッチパネルディスプレイの認証情報の表示エリアを押したときに表示される[認証]画面の、「User ID」と表示されている表記を、「UserName」や「Number」のように必要に応じて変更できます。代替表記は、半角1~15文字の範囲で設定できます。
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設定した値は、レポート/リストの表示にも反映されます。
User IDの入力表示
User IDを入力したときの文字列の表示方法を設定できます。セキュリティーの強化など、必要に応じて設定してください。
[そのまま表示する]に設定すると、User IDを入力したときに、入力した文字列で表示します。[隠す]に設定すると、[*****]のように表示します。
認証失敗の記録
不正なアクセスを検知するための、認証回数を設定します。所定時間(10分)以内に、ここで設定した回数の認証に失敗したときに、エラーとして記録します。
認証解除時の確認画面表示
認証解除時に確認画面を表示するかどうかを設定します。
認証時のUser ID文字種
認証時、User IDの文字種を設定します。
[大文字小文字を区別する]に設定すると、登録したまま(大文字小文字を含む)のUser IDで認証します。[大文字小文字を区別しない]に設定すると、User IDに大文字小文字が混在していても、大文字小文字を区別しないで認証します。
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プライベートプリントに文書が保存された状態で設定を切り替えないでください。プリントできないなど、問題が発生する可能性があります。保存された文書をすべてプリントしたあと、設定を切り替えてください。
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“ABC”と“abc”のように、[大文字小文字を区別しない]に設定すると同一になるUser IDが登録されているときは、設定を切り替えないでください。設定を切り替えると、一部のユーザーが表示されないなど、問題が発生する可能性があります。 大文字小文字を区別しなくても同一にならないUser IDに変更してから設定を切り替えてください。
ICカード接続時の認証
本体認証の場合、本機にICカードリーダーが接続されているときに、User ID認証を有効にするかどうかを設定します。
[ICカードのみ]に設定すると、User ID認証は使用できません。[ICカードまたはパネル入力]に設定すると、ICカード認証とUser ID認証の両方が使用できます。
ICカード認証時のユーザー登録
本体認証の場合、登録されていないユーザーがICカードリーダーにICカードをかざしたときに、ユーザーを登録するかどうかを設定します。
[しない]に設定すると、ユーザー登録はされません。[自動登録する]に設定すると、ユーザーが登録されます。
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[自動登録する]を選択すると、[ユーザー名]、[サービスの利用制限]、[権限の追加設定]の項目が表示されます。
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[ユーザー名]を選択すると、ユーザー名の設定ができます。
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[サービスの利用制限]を選択すると、[コピー]、[ファクス]、[スキャナー]、[プリンター]の項目が表示されます。それぞれに対し[機能制限]、[上限ページ数の変更]の設定ができます。
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[権限の追加設定]を選択すると、権限の追加設定ができます。
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[仕様設定/登録]>[認証/セキュリティ設定]>[認証の設定]>[パスワードの運用]>[パスワード使用-ICカード認証時]が[する]に設定されている場合、ユーザー登録時にパスワードを2回入力します。
ゲストの使用
外部認証の場合、ゲストのユーザーを使用するかどうかを設定します。使用するときは、ゲストのパスワードを半角英数字4~12文字で設定します。
ICカードの使用
本機にICカードリーダーが接続されているときに、ICカードを使用するかどうかを設定します。
[する]に設定すると、ICカードでジョブを制御するかしないかを、機能ごとに選択できます。
[する(PKIのみ)]は、認証やジョブ制御にはICカードを使用せず、セキュリティー機能だけを制御する場合に設定します。
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この項目は、カスタマイズ拡張機能をご利用されている場合に表示されます。
ICカード連携モード
外部認証の場合、ICカード認証時に、パスワードの入力を要求するかどうかを設定します。
ICカードの証明書検証
ICカードを使用する場合に、ICカードの証明書を検証するかどうかを設定します。
[する]に設定すると、ICカードの所有者を、PINコードによる照合だけでなく、ICカード内の証明書の検証と秘密鍵との鍵の一致を検証します。この場合、ICカードの証明書の上位CA証明書を本機に登録しておく必要があります。
[しない]に設定すると、ICカードの所有者を、PINコードによる照合で検証します。
非接触型ICカード設定
非接触型ICカード認証時に、認証の解除方法を設定します。
[カードが離れると認証解除]に設定すると、ICカードをカードリーダーから離すことで、認証が解除されます。[パネル指示で認証解除]に設定すると、タッチパネルディスプレイの操作で認証が解除されます。
外部認証情報の本体保存
外部認証に使用したユーザー情報を本機に保存するかどうかを設定します。保存に設定して外部認証を行うと、ユーザー情報が本機に保存され、外部認証時に外部認証サーバーが起動していなくても、本機に保存されたユーザー情報を利用してユーザーを認証し、本機を使用できます。
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ICカードで認証したユーザーだけが対象です。
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本体保存されたユーザー情報を利用して認証されたユーザーは、[(保存済み外部認証情報での動作時の権限)]に設定されます。
保存済み外部認証情報削除
本機に保存した外部認証のユーザー情報を、削除するかどうかを設定します。
[削除しない]、[週単位で削除]、または[月単位で削除]が選択できます。
[週単位で削除]では削除する曜日と時分が、[月単位で削除]では削除する日と時分を設定できます。
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ICカードで認証したユーザーだけが対象です。
不正使用防止の設定
なりすましによる不正な操作が行われないようするための機能です。同一のユーザーIDの認証に連続して失敗した場合にアクセスを拒否するように、その失敗回数を設定できます。
回数は、1~10回の範囲で指定できます。
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本機を再起動すると、失敗した回数はリセットされます。
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アクセス拒否状態を解除するときは、本機の電源を切って、入れ直して、本機を再起動してください。
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一般ユーザーの認証回数制限は、本体認証の場合に設定できます。
パスワードの運用
パスワード使用-パネル入力時
機械管理者、およびユーザーが本機を使用するときに、パスワードを入力するかどうかを設定します。
[する]を選択すると、機械管理者パスワード、および「ユーザー登録/集計確認」のパスワードの設定が有効になります。
[しない]を選択すると、上記の設定でパスワードが指定されていてもパスワードの入力は要求されません。
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[パスワード使用-パネル入力時]の設定は、本機で認証するときに適用されます。CentreWare Internet Servicesなどの外部からのアクセス時には、パスワードの使用の有無にかかわらず、常にパスワードの入力が必要です。また、認証の方法によっても常にパスワードの入力が必要な場合があります。
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機械管理者パスワードは、CentreWare Internet Servicesから設定を変更するときにも使用します。
パスワード使用-ICカード認証時
本体認証の場合、機械管理者およびユーザーがICカード認証をするときに、パスワードを入力するかどうかを設定します。
パスワードの最小桁数
パスワードの最小桁数を指定します。
1 ~ 63 桁の範囲で1 桁単位で設定できます。
パスワードの最大桁数
パスワードの最大桁数を指定します。
1 ~ 63 桁の範囲で1 桁単位で設定できます。
認証/プライベートプリントの設定
受信したプリントジョブを、どのように扱うかを設定します。
プリントジョブを直接プリントしたり、保管文書の認証プリントやプライベートプリントに一時的に保存できます。
認証プリントは、認証されたユーザーのジョブをプリントする機能ですが、本機に一時的に保存することもできます。プリントするときに、本機からの操作でプリントします。CoinkitやDispenserによる不特定ユーザーが使うコンピューターからのプリント課金に向いています。認証プリントへの保存が設定されている場合、受信したプリントジョブはプリンタードライバー設定の蓄積用User IDごとに保存されます。
プライベートプリントは、プリント指示の際に認証用User IDやSubUser IDを使って、本機にジョブを保存します。プリントするときは、本機の操作でプリントしますが、本機のパネルには、認証されたユーザーと関連づけられたサブユーザーの文書のみ表示されるため、プリント放置に限らず、プライバシーの保護を図ることができます。
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認証プリント、プライベートプリントについては、保存文書をプリント/削除する、およびプリントを参照してください。
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認証プリント、プライベートプリントをするには、[受信制御]の設定が必要です。詳しくは、受信制御を参照してください。
受信時のPJL命令制御
外部機器からのプリント受信を制御できます。コンピューターからプリント指示された認証プリントまたはプライベートプリントジョブを、指示どおりに[ジョブ確認]画面に表示される[保存文書]の[認証プリント]または[プライベートプリント]に保存する場合は、[する]を選択します。
[しない]を選択したときは、後述の[受信制御]の設定に従います。
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PJLとは、プリントジョブを制御するコマンドです。
出力時のPJL命令制御
外部機器からのプリントジョブのプリントを制御できます。[ジョブ確認]画面に表示される[保存文書]の[認証プリント]または[プライベートプリント]に保存された文書をプリントするときに、出力用紙、両面プリントなどのプリントモードをジョブの指示どおりに行う場合に、[する]を選択します。
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PJLとは、プリントジョブを制御するコマンドです。
受信制御
受信したプリントジョブを、どのように扱うかを設定します。
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プリンタードライバーからのプリント方法は、コンピューターからの操作を参照してください。
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保存されたプリントジョブをプリントおよび削除する方法は、保存文書をプリント/削除するを参照してください。また、誤ったUser IDを付けたプライベートプリントのジョブを削除する方法は、誤ったUser IDを付けたプライベートプリントのジョブを削除するを参照してください。
プリンターの認証に従う
認証/集計機能を利用し、[サービスへのアクセス]の[プリンター]を[制御する]に設定しているときに、プリントジョブをどう扱うかを設定できます。
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認証/集計機能を利用しない場合、および[サービスへのアクセス]の[プリンター]を[制御しない]に設定している場合は、プリンタードライバーの指示に従います。
[プリンターの認証に従う]を選択すると、[認証成功のジョブ]、[認証が不正のジョブ]、[User IDなしのジョブ]の項目が表示されます。
認証成功のジョブ
認証に成功したジョブに対する動作を設定します。
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[プリント]を選択すると、ジョブをプリントします。
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[プライベートプリントに保存]を選択すると、ジョブをプライベートプリントに保存します。
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[プライベートプリントに保存]に設定すると、プリンタードライバーで、セキュリティープリント、サンプルプリント、時刻指定プリント、ボックス保存プリントを指示しても無視されます。
認証が不正のジョブ
認証に失敗したジョブ(プリンタードライバー側で、User IDやパスワードなどの認証情報が間違っているジョブ)に対する動作を設定します。
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[認証プリントに保存]を選択すると、ジョブを認証プリントに保存します。
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[ジョブを中止]を選択すると、ジョブを削除します。
User IDなしのジョブ
認証用User IDが付加されていないジョブ(CentreWare Internet Servicesを利用したプリント、メールプリントなど)に対する動作を設定します。
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[プリント]を選択すると、ジョブをプリントします。
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[認証プリントに保存]を選択すると、ジョブを認証プリントに保存します。
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[ジョブを中止]を選択すると、ジョブを削除します。
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CentreWare Internet Servicesの[プロパティ]タブ>[セキュリティー]>[認証管理]で[ユーザー指定なし印刷の許可]にチェックを付けると、本機側では、[User IDなしのジョブ]は自動的に[プリント]に設定されます。本機側で[認証プリントに保存]または[ジョブを中止]に設定すると、CentreWare Internet Servicesの[ユーザー指定なし印刷の許可]のチェックが自動的に外れます。
プライベートプリントに保存
認証機能を利用しているいないにかかわらず、User IDが付いたジョブをすべてプライベートプリントに保存します。また、User IDやPJL命令が付いてないジョブをどう扱うかも設定できます。
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[プライベートプリントに保存]に設定すると、認証に成功してもしなくても、User IDが付いたプリントジョブはすべて保存されます。不要なプリントジョブを増やさないためには、保存期間を設定して保存期間を過ぎたプリントジョブを自動的に削除するように設定するか、機械管理者が手動で削除してください。保存期間を設定する方法は、保存文書設定を参照してください。
手動で削除する方法は、誤ったUser IDを付けたプライベートプリントのジョブを削除するを参照してください。
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[プライベートプリントに保存]に設定すると、プリンタードライバーで、セキュリティープリント、サンプルプリント、時刻指定プリント、ボックス保存プリントを指示しても無視されます。
[プライベートプリントに保存]を選択すると、[User IDなしのジョブ]と[PJL命令なしのジョブ]が表示されます。
User IDなしのジョブ
認証用User IDが付加されていないプリントジョブに対する動作を設定します。
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[プリント]を選択すると、ジョブをプリントします。
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[認証プリントに保存]を選択すると、ジョブを認証プリントに保存します。
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[ジョブを中止]を選択すると、ジョブを削除します。
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CentreWare Internet Servicesの[プロパティ]タブ>[セキュリティー]>[認証管理]で[ユーザー指定なし印刷の許可]にチェックを付けると、本機側では、[User IDなしのジョブ]は自動的に[プリント]に設定されます。本機側で[認証プリントに保存]または[ジョブを中止]に設定すると、CentreWare Internet Servicesの[ユーザー指定なし印刷の許可]のチェックが自動的に外れます。
PJL命令なしのジョブ
PJL命令が付加されていないプリントジョブに対する動作を、User IDを利用して設定します。
[常に利用しない]を選択すると、User IDの有無にかかわらず、常に[User IDなしのジョブ]の設定に従います。
[User IDがあるときは利用する]を選択すると、User IDが付加されているときの動作を設定できます。
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[プリント]を選択すると、ジョブをプリントします。
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[認証プリントに保存]を選択すると、ジョブを認証プリントに保存します。
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[プライベートプリントに保存]を選択すると、ジョブをプライベートプリントに保存します。
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[ジョブを中止]を選択すると、ジョブを削除します。
認証プリントに保存
認証機能を利用しているいないにかかわらず、受信したジョブをすべて認証プリントに保存します。
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[認証プリントに保存]に設定すると、プリンタードライバーで、セキュリティープリント、サンプルプリント、時刻指定プリント、ボックス保存プリントを指示しても無視されます。