メールの暗号化/デジタル署名をするための設定

メールの暗号化/デジタル署名するための設定について説明します。

設置手順の概要

補足
  • S/MIMEを使用してメールの暗号化をする場合には、送信先の個人証明書またはデバイス証明書、本機のデバイス証明書が必要です。証明書には次の設定をします。

    • メールアドレス

    • V3拡張(KeyUsage)がある場合には、デジタル署名と鍵信号のビットをオン

    • V3拡張(ExtendedKeyUsage)がある場合には、「電子メール保護」

  • S/MIMEで暗号化できる宛先は、100件までです。

  • Windows での確認方法は証明書の設定をWindows で確認する方法を参照してください。

本体側の設定

本機に証明書を設定し、S/MIME通信を有効にします。

本機に証明書を設定します。証明書は、本体出荷時には、本機にインポートされていません。

証明書を設定する方法は、次のとおりです。

  • CentreWare Internet Servicesで証明書を設定する

    HTTPの通信を暗号化する設定を行ってから証明書を設定してください。

送信元と送信先の設定

暗号化/デジタル署名でメールを送受信するには、送信元および送信先になる機器で、必要な証明書を登録してください。

暗号化/ デジタル署名に必要な証明書の設定は、次のとおりです。

送信元

送信先

暗号化する

デジタル署名をする

送信元に登録する証明書

送信先に登録する証明書

本機

コンピューター

コンピューターの個人証明書

本機のS/MIME 用デバイス証明書

他の複合機

他の複合機のS/MIME用デバイス証明書

本機のS/MIME 用デバイス証明書

コンピューター

本機

本機のS/MIME 用デバイス証明書

コンピューターの個人証明書

他の複合機

本機のS/MIME 用デバイス証明書

他の複合機のS/MIME用デバイス証明書