複製管理(背景に管理番号を印字する)
コピーされた用紙の背景全体に管理番号(部単位に連続した番号)を薄く印字できます。
たとえば、開始番号を「1」に設定すると、1部めのすべてのページには「1」、2部めのすべてのページには「2」が印字されます。
会議で配布する機密文書などの複写を抑制するため、配布するコピーと配布した人を関連づけるための通し番号として利用できます。
管理番号
付けない
管理番号を印字しません。
付ける
管理番号を印字します。管理番号の開始番号を入力します。1~9999の範囲で指定できます。[+]または[-]を押すか、数値を入力して指定します。
文字列
[複製管理-文字列]画面が表示されます。
なし
文字列を印字しません。
あり
文字列を印字します。複製管理に使用する文字を選択できます。あらかじめ設定されている3種類の文字列、または機械管理者モードで登録した文字列から指定できます。
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文字列の登録方法は、文字列登録1~3を参照してください。
ユーザー登録No.
ユーザー管理または集計管理を使用している場合は、ユーザー登録No.を印字します。ただし、ユーザー認証されていない場合は、何も印字されません。
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[ユーザー登録No.]は、認証/集計管理機能で、ユーザー登録したNo.(ユーザー管理番号)です。
日時
コピーを開始したときの日時を印字できます。
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詳しくは、印字する日付の形式を参照してください。
シリアル番号
本機のシリアル番号を印字できます。
原稿セット向き指定
原稿の上の部分を指示するために原稿のセット向きを設定します。
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実際の原稿の向きと[原稿セット向き指定]の設定が合っていないと、原稿の上の部分を本機が間違って認識します。
読める向き
原稿の上の部分を、原稿ガラスまたは原稿送り装置に向かって奥側にセットする場合に選択します。
左向き
原稿の上の部分を、原稿ガラスまたは原稿送り装置に向かって左側にセットする場合に選択します。原稿を左向き(文字が横向き)にセットする場合は、必ず[左向き]を選択してください。
隠し印刷
[複製管理-隠し印刷]画面が表示されます。
隠し印刷を設定すると、コピー全面に背景が印字され、その中に[複製管理]画面の[管理番号]、[文字列]、[ユーザー登録No.]、[日時]、[シリアル番号]で指定した文字列が埋め込まれてコピーされます。隠し印刷を設定してコピーしたものを、再度コピーすると、埋め込まれた文字列が[浮き出し]または[白抜き]になります。
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この機能は、お使いの機種によっては表示されません。利用するにはオプションが必要になります。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。
しない(スタンプ印刷)
[複製管理-文字列]で指定した文字列はそのまま印字されます。
浮き出し
隠し印刷を設定してコピーしたものを再度コピーすると、背景に埋め込まれた文字列が浮き出して見えるようになります。
白抜き
隠し印刷を設定してコピーしたものを再度コピーすると、背景に埋め込まれた文字列が白抜きされて見えるようになります。
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印字される背景のパターンや文字の大きさ、濃度などは機械管理者モードで設定できます。詳しくは、複製管理を参照してください。