倍率の調整

用紙送り方向、用紙送り方向に対して垂直方向の画像のサイズ(倍率)を、おもて面/うら面ごとに0.025% 単位で調整します。

倍率を上げたい場合は正の値を、倍率を下げたい場合は負の値を指定します。

  1. 出力サンプルを確認し、発生した倍率のずれ量を計測します。

    image

    倍率ずれ量、倍率は負の値になることがあります。

    • 用紙送り方向:X 方向倍率

      X 方向倍率ずれ量= X 方向のイメージ実測長 - X 方向のイメージ基準長

      X 方向倍率補正量= - 1 ×(X 方向倍率ずれ量 ÷ X 方向のイメージ基準長)× 100

    • 用紙送り方向に対して垂直方向:Y 方向倍率

      Y 方向倍率ずれ量= Y 方向のイメージ実測長- Y 方向のイメージ基準長

      Y 方向倍率補正量= - 1 ×(Y 方向倍率ずれ量 ÷ Y 方向のイメージ基準長)× 100

    補足
    • [確認プリント]で出力されるA3またはA4サイズの出力サンプルのイメージ基準長は、次のとおりです。

    用紙サイズ

    X 方向のイメージ基準長

    Y 方向のイメージ基準長

    A3

    400mm

    277mm

    A4

    190mm

    277mm

  2. [X方向倍率]または[Y方向倍率]を選択して、[確認/変更]を押します。

  3. [X方向倍率]の[おもて]と[うら]の現在の設定値に、手順1 で計測したX 方向倍率補正量を加えた値を入力します。

    [Y方向倍率]の[おもて]と[うら]の現在の設定値に、手順1 で計測したY 方向倍率補正量を加えた値を入力します。

    補足
    • [おもて]と[うら]に表示される範囲の値には、個体差があります。

      アライメント補正は、おもて面とうら面の相対的な差分を調整する機能であり、一方の面の調整量が調整したい方向に足りない場合は、反対側の値を調整してください。

  4. [閉じる]を押します。