その他の設定

プリンターで使用する用紙に関する設定をします。

プリント可能領域

プリント可能領域を拡張するかどうかを設定します。

参照

用紙の置き換え

自動トレイ選択で選択された用紙サイズの用紙がセットされたトレイがない場合に、ほかの用紙トレイにセットされている用紙に置き換えてプリントをするかどうかを設定します。置き換える場合は、[大きいサイズを選択]、[近いサイズを選択]、[トレイ5(手差し)を選択]から選択できます。

補足
  • ART IV、PC-PR201H、ESC/P、HP-GL/2などのエミュレーションを使用してプリントする場合は、ここでの設定にかかわらず、用紙補給のメッセージが表示されます。

用紙補給を表示

置き換えはしないで、用紙補給のメッセージを表示します。

大きいサイズを選択

選択されている用紙サイズの次に大きなサイズの用紙に置き換えて、等倍でプリントします。

近いサイズを選択

選択されている用紙サイズに最も近いサイズの用紙に置き換えてプリントします。必要に応じて、自動的にイメージを縮小することがあります。

補足
  • クライアント側から指定があった場合は、クライアント側の指定が優先されます。

トレイ5(手差し)を選択

トレイ5(手差し)にセットされている用紙にプリントします。

用紙種類不一致時の処理

プリンタードライバーなどでプリント時に指定された用紙種類と、用紙トレイにセットされている用紙種類が一致しない場合の処理を設定します。

プリントする

用紙トレイに設定されている用紙の種類でプリントされます。

確認画面を表示する

プリントするかどうかの確認画面が表示されます。

プリントする場合は、プリンタードライバーなどでプリント時に指定された用紙種類の指定は無効となり、[用紙トレイの優先順位]や、[用紙サイズ]、[用紙の置き換え]の設定に従ってプリントされます。

参照

設定変更画面を表示する

ディスプレイに表示されたメッセージに従って、用紙トレイの用紙を入れ替えたあと、[スタート]ボタンを押すと、用紙トレイに設定されていた用紙種類が、ディスプレイに表示された用紙種類の設定に自動的に変更されて、プリントされます。

注記
  • 用紙種類が変更された用紙トレイは、プリントが終了した後も、変更後の用紙種類の設定が保持されます。

  • 用紙を入れ替えずに[スタート]ボタンを押した場合、用紙トレイの用紙種類の設定が、ディスプレイに表示された用紙種類に自動的に変更されてプリントされますが、実際にセットされている用紙の種類とプリンタードライバーなどで指定した用紙種類が異なるため、印字品質は保証されません。

未登録フォーム指定時の処理

フォームデータファイル(オーバーレイ印字)にプリント指示されたフォームが、プリンター側で未登録だった場合に、ジョブをプリントするかどうかを設定します。[プリントする]を選択した場合、指定したフォームがないため、データだけがプリントされます。

異常終了後のプリント処理

エラーなどでプリントジョブがキャンセルされるときに、そのジョブを自動的にキャンセルするかどうかを設定します。

補足
  • 本機は後続のプリントジョブを制限するため、オフライン状態になります。

自動的に再開する

そのジョブを自動的にキャンセルし、以降のジョブを連続してプリントします。

ユーザー操作で再開する

そのジョブをキャンセルする前に、確認画面を表示します。確認のあと、そのジョブをキャンセルし、以降のジョブをプリントします。

注記
  • [ユーザー操作で再開する]を選択すると、出力中などにショートカットメニューから[割り込み]を選択しても、一時中断はできません。

紙づまり発生時のプリント処理

プリント実行中に紙づまりなどのエラーが発生した場合、紙づまりの処置が終了したあとのプリント処理方法を設定します。

紙づまり除去後再開する

紙づまりの処置が終了すると、正常に排出された次のページから、自動的にプリントを再開します。

プリントを中止する

プリントを中止して、そのプリントジョブを削除します。

補足
  • 蓄積されているプリント文書(認証プリント、プライベートプリント、セキュリティープリント、サンプルプリントの文書)は、[プリントを中止する]を設定していても、紙づまりの処置が終了するとプリントを再開します。

ID 印字

プリンタードライバーを使ってプリントする場合、ユーザーを区別するために、プリントする用紙にプリンタードライバーに設定されたユーザーIDを印字するかどうかを設定します。プリンタードライバーに設定されたユーザーIDのうち、先頭の64文字まで印字されます。

印字する位置を[左上]、[右上]、[左下]、[右下]から選択します。

補足
  • ID印字機能を使用するには、あらかじめプリンタードライバーで、User IDの設定が必要です。設定方法は、プリンタードライバーのヘルプを参照してください。

  • プリンタードライバーに設定されたユーザーIDが取得できない場合は、「UnknownUser」と印字されます。

バナーシート出力

本機を複数のユーザーで使用している場合など、ユーザーごとのジョブを区分けして、印刷物が混在しないようにバナーシートを出力します。ジョブの前や後ろに出力することができます。

バナーシートには、日付、時間、ユーザー名、ファイル名などが印刷されます。

補足
  • ホチキスを設定している場合でも、バナーシートはホチキス留めされません。

  • Macintoshからのプリントジョブのバナーシートには、文書名は表示されません。

  • バナーシートをプリントした場合は、メーターに加算されます。

出力しない

バナーシートをプリントしません。

スタートシート

プリントジョブの前に、バナーシートがプリントされます。

エンドシート

プリントジョブのあとに、バナーシートがプリントされます。

スタート+エンドシート

プリントジョブの前とあとに、バナーシートがプリントされます。

プリンタードライバーの設定を優先

チェックを付けると、プリンタードライバーでのバナーシート出力設定に従って処理します。

バナーシートのオフセット出力

仕分け用の用紙(バナーシート)を出力するときにオフセット排出するかどうかを設定します。

バナーシートトレイ

仕分け用の用紙(バナーシート)に使用する用紙トレイを設定します。

設定できるのは、用紙トレイ1~4、6(オプション)です。トレイ5(手差し)は設定できません。

PostScript のカラーモード初期値

PostScriptのカラーモードの初期値を設定します。

補足
  • この機能は、お使いの機種によっては表示されません。利用するにはオプションが必要になります。

    詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。

PostScript の用紙選択

用紙選択時に、PostScriptの遅延媒体選択(Deferred Media Selection)機能を有効にするかどうかを設定します。遅延媒体選択機能を有効にする場合は[自動]を、無効にする場合は[用紙トレイから選択]を選択します。

プリンタードライバー以外が生成するPostScriptデータを印刷するときに、PostScriptデータの記述方法によっては、意図どおりにトレイが選択されないことがあります。その場合は[用紙トレイから選択]を選択してください。

補足
  • [自動]に設定していても、[用紙の置き換え]で[大きいサイズを選択]または[近いサイズを選択]を選択して、PostScriptデータを印字すると、自動的に[用紙トレイから選択]に切り換わります。

  • お使いの機種またはオプションの装着状況によっては、この機能は利用できません。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。

PSフォント未搭載時の処理

ジョブで指定されたPostScriptフォントがなかった場合の処理を設定します。

補足
  • お使いの機種またはオプションの装着状況によっては、この機能は利用できません。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。

プリントを中止する

プリントを中止します。

フォントを置換えてプリントする

ジョブで指定されたフォントを置き換えてプリントします。置き換えられるフォントはCourierです。

置き換えられたフォントが日本語の場合は正しくプリントされません。日本語フォントでプリントする場合は[PostScriptのフォント置き換え]で[ATCxを使用する]を選択してください。

PostScriptのフォント置き換え

ジョブで指定されたPostScriptフォントがなかった場合、フォントの置き換えでATCxを使用するかどうかを設定します。

ATCx機能は、ジョブで指定されたフォントが本機に搭載されていない日本語フォントの場合に、本機に搭載されている日本語のPostScriptフォントに置き換えてプリントする機能です。

補足
  • お使いの機種またはオプションの装着状況によっては、この機能は利用できません。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。

XPS PrintTicket処理

XPS文書内に記述された印刷設定(PrintTicket)を読み込むときの本機の動作を設定します。

補足
  • 「XPS」とは、「XML Paper Specification」の略です。

無効

PrintTicket処理をしません。

標準モード

PrintTicket処理を標準モードで行います。

準拠モード

PrintTicketで記述された印刷設定をMicrosoftの仕様に準拠した動作で行います。

LPDのプリント順序

LPD のプリントの順番を設定します。

補足
  • [LPDのプリント順序]の変更により、[受信バッファ-LPD]が自動的に変更される場合があります。詳しくは、受信バッファ- LPDを参照してください。

受け付けと同時にプリント

印刷データを受信後すぐに印刷されます。

注記
  • 本設定はLPDの受信バッファが[スプールする]設定のときのみ有効です。ほかの設定のときは[データ処理順]で印刷されます。

データ処理順

印刷データを受信後、出力可能な状態になった順序で印刷されます。

複数の文書を連続して印刷要求した場合、データ処理に時間がかかる印刷データを先に印刷要求しても、データ処理が終了した印刷データが先に印刷される可能性があります。

プリント受け付け順

lpr の印刷要求を受け付けた順番で印刷されます。

注記
  • 本設定はLPDの受信バッファが[スプールする]設定のときのみ有効です。ほかの設定のときは[データ処理順]で印刷されます。

OCRフォントのグリフ(0x5C)

OCRフォントを使用するときに、「0x5C」の文字をバックスラッシュ(\)と円記号(¥)のどちらで印字するかを設定します。

補足
  • この機能は、お使いの機種によっては表示されません。利用するにはオプションが必要になります。

    詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。