T.38設定

IPファクス(SIP)を使用するときの、T.38について設定します。通常、この設定を変更する必要はありません。

T.38トランスポートプロトコル設定

T.38トランスポートプロトコルを、[TCP]または[UDP]から選択します。

補足
  • Cisco社製のVoIPゲートウェイを使用する場合、[UDP]を選択してください。

UDPTL受信ポート番号

UDPTL受信ポート番号を、1~65535の範囲で指定します。

注記
  • ほかのポートのポート番号と同じ番号を使用しないでください。

TCP受信ポート番号

TCP受信ポート番号を、1~65535の範囲で指定します。

注記
  • ほかのポートのポート番号と同じ番号を使用しないでください。

RTP受信ポート番号

RTP受信ポート番号を、1~65535の範囲で指定します。

注記
  • ほかのポートのポート番号と同じ番号を使用しないでください。

IP パケット送信優先度/IP パケット送信優先度(Ethernet1)、IP パケット送信優先度(Ethernet2)

IPパケット送信の優先度を、0~255の範囲で指定します。

補足
  • 設定する値は、ご使用の環境によって変わります。ネットワーク管理者に確認してください。

  • ここで設定する値は、あらかじめネットワーク側で設定されているものを指定します。設定されていない値を指定しても優先度は上がりません。

    (Cisco社製ルーターの場合、多くが音声トラフィックを184(ef)に設定されていますので、変更するときはネットワーク管理者に確認してください。)

  • 本設定のタイトルはEthernet インターフェイスが1 回線のとき[IP パケット送信優先度]のみ表示されます。Ethernet インターフェイスが2 回線のとき[IP パケット送信優先度(Ethernet1)]と[IP パケット送信優先度(Ethernet2)]が表示されます。

  • [Ethernet1- ネットワークの名称]と[Ethernet2- ネットワークの名称]で任意の名称を設定した場合、[IP パケット送信優先度(Ethernet1)]と[IP パケット送信優先度(Ethernet2)]の[Ethernet1]と[Ethernet2]に設定した名称がそれぞれ表示されます。