便利な機能を使う

メールアドレスを使って親展ボックスに送信する

特定の形式でメールアドレスを指定して、インターネットファクス対応機から本機の親展ボックスに送信できます。

本機では、指定されている親展ボックスに受信文書が格納され、[親展受信レポート]がプリントされます。

参照
  • この機能は、受信側がSMTP受信の場合にだけ使用できます。受信側にパスワードを設定していない親展ボックスが登録されている必要があります。親展ボックスの登録方法は、ボックス登録を参照してください。

  1. 宛先種別に[インターネットファクス]を選択します。

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  2. 受信側のメールアドレスを次のように入力します。

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    注記
    • インターネットファクス送信中に本機のハードディスクがいっぱいになった場合は、送信が中止され、文書は削除されます。

    補足
    • 原稿読み取り中に本機のハードディスクがいっぱいになった場合は、蓄積できたページまでを送信するか、送信を中断するかを選択する画面が表示されますので、どちらかを選択してください。

中継局を介してインターネットファクスを一般のファクスに送信する

特定の形式でメールアドレスを指定することによって、ネットワーク上の本機から、一般のファクス(インターネットファクス機能を持たないファクス)にファクス文書を送信できます。

この機能では、ネットワークに接続されたインターネットファクス対応機(ファクスゲートウェイ)までは、インターネット経由でメールとして送信されます。インターネットファクス対応機で、受信したメールをファクス文書に変換し、指定したファクスに送信します。このとき、ファクスゲートウェイと一般のファクスが市内料金区域になるように配置することで、通信料金を節約できます。

注記
  • この機能は、ファクスゲートウェイのメール受信方法がSMTPの場合にだけ使用できます。

補足
  • ファクスゲートウェイが受信したメールは、正常にファクス送信ができなかった場合も削除されます。

  • [通信モード]の指定は、ファクスゲートウェイから送信先ファクスの間の通信モードに適用されます。

  • 仕様設定の[宛先表によるファクス転送制限]、[ファクス転送時の上限データサイズ]の設定により、ファクス転送を制限できます。

  1. 宛先種別に[インターネットファクス]を選択します。

  2. 受信側のメールアドレスを次のように入力します。

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    注記
    • インターネットファクス送信中に本機のハードディスクがいっぱいになった場合は、送信が中止され、文書は削除されます。

    補足
    • 原稿読み取り中に本機のハードディスクがいっぱいになった場合は、蓄積できたページまでを送信するか、送信を中断するかを選択する画面が表示されますので、どちらかを選択してください。

親展ボックスに蓄積された文書を転送する

親展ボックスに蓄積されたファクス文書を、自動的にメールの添付文書として転送できます。

FAX信号方式(弊社独自の通信手順)、Fコード方式、DTMF方式で親展送信されたファクス文書、およびボックスセレクター機能により親展ボックスに蓄積されたファクス文書をメールの添付文書として転送します。

注記
  • この機能は、メール受信方法がSMTPの場合にだけ使用できます。

参照

インターネットファクス転送とは

本機では、親展送信されたファクス文書を受信したり、ボックスセレクター機能によって親展ボックスに蓄積されたファクス文書を、親展ボックスに設定されている転送先へ自動的にメールとして転送できます。

転送機能を使うと、受信したファクス文書をファクス機のところまで取りに行く手間が省けたり、コンピューターの画面に表示して見ることによって、用紙の節約ができます。

インターネットファクス転送をするには

インターネットファクスの転送機能を使うためには、次の操作が必要です。

  • ファクスを送信する側

    FAX信号方式(弊社独自の通信手順)、Fコード方式、DTMF方式を使って親展送信します。

  • 親展ボックスにファクスを受信し、インターネットファクスを転送する側

    転送先を指定したジョブフローを作成し、作成したジョブフローを親展ボックスに関連づけます。

    参照
    注記
    • 転送先に本機のアドレスを設定しないでください。

    補足
    • 転送できる宛先は、100か所までです。

    • 「親展ボックス番号」と「暗証番号」は、ファクス送信側で必要となります。設定内容を送信側に知らせてください。

    • ファクス受信した画像がJBIG圧縮形式の場合で、転送先のインターネットファクスプロファイルをTIFF-Fに設定したときは、MH圧縮方式に変換して転送されます。また、通常のインターネットファクス送信とは異なり、インターネットファクスプロファイルがTIFF-Sの場合、サイズと解像度はそのままの設定で転送されます。

    • インターネットファクス受信中に本機のハードディスクがいっぱいになった場合は、受信が中止され、受信途中の文書は削除されます。

    • インターネットファクス転送中に転送データに問題が生じた場合は、転送が中止され、文書は親展ボックスに保存されます。

    • SMTPでのメール転送に失敗した場合は、受信文書は親展ボックスに保存されます。

    • 転送の結果は、[ジョブ履歴レポート]で確認できます。