転送先の指定(保存先PC を指定して転送する)

転送に使用するプロトコルに応じて各項目を入力し、保存する転送先を指定します。

[保存先の指定]画面で[直接入力]を選択して、入力画面を開きます。

補足
  • [宛先表]を押して宛先表から入力することもできます。

  • 選択するプロトコルによって、表示される項目が異なります。

  • 本機の認証方式が外部認証モードで、CentreWare Internet Servicesを使ってスキャナー(マイフォルダ保存)を「起動」に設定すると、外部認証時に認証ユーザーに応じて異なる転送先にスキャン文書を転送できます。スキャナー(マイフォルダ保存)は、認証方式は外部認証、プロトコルはSMB のみとなります。設定方法は、CentreWare Internet Services 画面の右上にある[ヘルプ]をクリックして表示されるヘルプを参照してください。

転送プロトコル(転送プロトコルを選択する)

転送に使用するプロトコルを選択します。

FTP

FTP プロトコルを使って転送します。

SMB

SMB プロトコルを使って転送します。

SMB(UNC 表記)

SMB プロトコル(UNC 表記)を使って転送します。

UNC 表記とは、Universal Naming Conventionの略で、「¥¥ホスト名¥共有名¥ディレクトリー名」のように表記します。

サーバー

[転送プロトコル]で[FTP]または[SMB]を選択したときに表示されます。サーバー名、またはサーバーのIP アドレスを入力します。保存先がWindows のDFS 名前空間の場合は、ドメイン名もしくはサーバー名を指定します。半角で64 文字以内で入力できます。

補足
  • スキャナー(マイフォルダ保存)を起動している場合、[サーバー]が自動的に設定されています。[サーバー]の内容を変更すると、「マイフォルダ保存」機能は解除されます。[転送プロトコル]の[認証ユーザーの保存場所へ]を選択することで、再度「マイフォルダ保存」機能を利用できます。

FTPの場合

サーバー名の入力例:myhost.example.com

(myhost: コンピューター名、example.com: ドメイン名)

IP アドレスの入力例:192.0.2.1

SMBの場合

サーバー名の入力例:myhost

IP アドレスの入力例:192.0.2.1

共有名

[転送プロトコル]で[SMB]を選択したときに表示されます。共有名を入力します。保存先がWindows のDFS 名前空間の場合は、ルート名を指定します。半角で64 文字、全角で32 文字以内で入力できます。

補足
  • スキャナー(マイフォルダ保存)を起動している場合、[共有名]が自動的に設定されています。[共有名]の内容を変更すると、「マイフォルダ保存」機能は解除されます。[転送プロトコル]の[認証ユーザーの保存場所へ]を選択することで、再度「マイフォルダ保存」機能を利用できます。

保存場所

[転送プロトコル]で[FTP]または[SMB]を選択したときに表示されます。ディレクトリーを入力します。保存先がWindows のDFS 名前空間の場合は、フォルダー名を指定します。半角で128 文字、全角で64 文字以内で入力できます。

補足
  • フォルダー名は、Windows Server OS のDFSのリンク名と同じです。

  • スキャナー(マイフォルダ保存)を起動している場合、[保存場所]が自動的に設定されています。[保存場所]の内容を変更すると、「マイフォルダ保存」機能は解除されます。[転送プロトコル]の[認証ユーザーの保存場所へ]を選択することで、再度「マイフォルダ保存」機能を利用できます。

  • FTP 転送で、保存先がMacintosh またはUnix の場合、保存先のフォルダー作成時に、フォルダー名を半角英数字で付けてください。また、本機で保存場所を指定するときも、フォルダー名を半角英数字で指定してください。

FTPの場合

入力例:mydoc/Scan

SMBの場合

入力例:mydoc¥Scan

保存先

[転送プロトコル]で[SMB(UNC 表記)]を選択したときに表示されます。「¥¥ホスト名¥共有名¥ディレクトリー名」と入力します。保存先がWindows のDFS 名前空間の場合は、「¥¥ドメイン名¥ルート名¥フォルダー名」もしくは「¥¥サーバー名¥ルート名¥フォルダー名」を指定します。半角で260 文字、全角で130 文字以内で入力できます。

ユーザー名

転送するコンピューターのユーザー名を入力します。転送先でユーザー名を必要としないときは省略できます。

[転送プロトコル]で[FTP]を選択した場合、97 文字以内で入力できます。

[転送プロトコル]で[SMB]を選択した場合、次のような形式で入力できます。

補足
  • スキャナー(マイフォルダ保存)機能を起動している場合、[スキャナーPC保存]画面で[ユーザー名]が自動的に設定されています。

UPN形式の場合

ユーザー名@ ドメイン名(ユーザー名:32 文字以内、ドメイン名:64 文字以内)

入力例:fuji@example.com(fuji: ユーザー名、example.com:ドメイン名)

NetBIOS形式の場合

ドメイン名¥ユーザー名(ドメイン名:64 文字以内、ユーザー名:32 文字以内)

入力例:example¥fuji(example:ドメイン名、fuji: ユーザー名)

ワークグループの場合

ローカルユーザー名(32 文字以内)

入力例:Fuji-Taro

パスワード

ユーザー名に対応するパスワードを入力します。半角で32 文字以内で入力できます。

補足
  • スキャナー(マイフォルダ保存)機能を起動している場合、[パスワード]が自動的に設定されています。パスワードを利用しない認証の場合は表示されません。

ネットワーク参照(ネットワークを参照して保存先PC を指定する)

保存先のサーバー名やフォルダーなどの階層構造が表示され、階層を順番にたどりながら保存先を指定できます。

注記
  • SMB での宛先指定だけ使用できます。

保存先

現在の階層構造を確認できます。

宛先表に登録

[宛先表に登録]画面が表示されます。

ネットワーク参照で指定した保存先を宛先表へ登録できます。

注記
  • [宛先表に登録]画面では、索引文字は登録されません。索引文字の登録は、[宛先表登録(短縮宛先登録)]画面で行ってください。

参照
登録番号

登録番号を変更する場合は、[変更]を押して登録する番号を選択します。

宛先名

宛先名を変更する場合は、宛先名を押して表示されるキーボードで変更する宛先名を入力します。

補足
  • 設定によっては宛先が表示されません。

上の階層へ

現在の階層の1つ上の階層に移動します。

補足
  • このボタンは、上に階層がない場合は選択できません。

下の階層へ

現在の階層の1つ下の階層に移動します。

補足
  • このボタンは、フォルダーを選択している場合に使用できます。