登録/変更
[登録/変更]では、親展ボックス、ジョブフロー、宛先表などの登録や変更ができます。
ボックス登録
親展ボックスとは、本機から読み込んだスキャン文書や、ファクス文書、コンピューターから指示したプリント文書を本機内に保存することができる機能です。
また、保存するだけではなく、親展ボックスに格納された文書をメール送信したり、ネットワーク上のコンピューターから取り出すことができます。
個人ボックスや共有ボックスを登録し使い分けることもできます。
そのための親展ボックスを登録します。親展ボックスは500個まで登録できます。
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親展ボックスの登録状況は、「親展ボックス登録リスト」で確認できます。詳しくは、親展ボックス登録リストを参照してください。
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[ボックス登録]を押します。
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登録する親展ボックスを選択します。
補足-
キーパッドで3桁のボックス番号を入力すると、入力した親展ボックスが画面の一番上に表示されます。
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新規にボックスを登録するときは、[アクセス制限/パスワード]画面が表示されます。項目を設定して[OK]を押します。
補足-
登録済みのボックスを選択すると、[登録/変更]画面が表示されます。
参照-
アクセス制限については、アクセス制限/ パスワードを参照してください。
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項目を選択して、設定します。
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設定が終わったら、[×]を押します。
ボックス名称
親展ボックスの名前を設定します。
ディスプレイに表示されるキーボードとキーパッドを使って、全角10文字(半角20文字)まで入力できます。
アクセス制限/ パスワード
特定のユーザーだけに操作を許可するために、アクセスの制限を設定できます。
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機械管理者によってボックス操作時のアクセス制限が設定されている場合は、次の設定に固定されます。
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[アクセス制限]:[設定する]
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[制限する操作]:[常時(すべての操作)]
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アクセス制限
アクセス制限を設定するかどうかを設定します。
パスワード
アクセス制限を設定する場合は、パスワードを設定します。0 ~ 9の数字で、20桁まで入力できます。
制限する操作
制限する操作を設定します。
常時(すべての操作)
親展ボックスに文書を格納するとき、およびプリントや削除などの操作のためボックス内の文書一覧を表示させるときに、パスワードの入力が必要となります。
文書入力(書き込み)
親展ボックスに文書を格納するときのみ、パスワードの入力が必要となります。
プリント/削除(読み出し)
プリントや削除などの操作のためボックス内の文書一覧を表示させるときのみ、パスワードの入力が必要となります。
使用可能なネットワーク
親展ボックスでの文書の蓄積や取り出しに使用されるネットワークを選択できます。
設定を変更するには、機械管理者の権限が必要です。
親展ボックスに文書が格納されている場合は、設定を変更できません。
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お使いの機種またはオプションの装着状況によって、表示される項目が異なります。
文書取り出し後の削除
親展ボックスに保存されている文書をプリントしたときや、外部からの取り出し操作後に、文書を削除するかどうかを設定します。
削除しない
文書を保存しておきます。
削除する
文書をプリントしたり、文書を取り出したりしたあと、自動的に文書を削除します。
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[削除する]に設定した場合でも、CentreWare Internet Servicesから取り出したときは、文書は削除されません。
保存期間経過文書の削除
選択している親展ボックス内に蓄積されている文書を、保存期間経過後の指定された時刻に削除する動作を有効にするかどうかを設定します。
無効
指定されている保存期間を経過しても文書は削除されません。
有効
保存期間経過後の指定された時刻に文書を削除します。
ただし、保存期間が指定されていない場合は、[有効]を設定しても文書は削除されません。文書の保存期間を指定してください。
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保存期間が過ぎて、削除時刻に本機の電源が切れていた場合は、電源を入れたあと、削除時刻になった時点で文書を削除します。
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保存期間の設定方法は、ボックス文書の保存期間を参照してください。
ジョブフローの関連付け
ジョブフローを親展ボックスに関連づけることができます。一連の作業内容を登録したジョブフローを関連づけることにより、親展ボックス内に保存されている文書の処理方法を設定できます。
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ジョブフローの登録方法は、ジョブフロー登録を参照してください。
関連付け解除
親展ボックスに関連づけられているジョブフローを解除します。
関連付けの設定/変更
ジョブフローを関連づけるための画面が表示されます。既存のジョブフローから選択するか、新規のジョブフローを作成できます。
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詳しくは、ジョブフロー登録を参照してください。
自動実行
[自動実行]にチェックを付けると、親展ボックスに文書が保存されると同時に、自動的にジョブフローに登録されている作業内容で処理が開始されます。
[ボックス削除]ボタンを選択した場合
選択されている親展ボックスを削除します。
親展ボックス内に文書がある場合は、すべての文書が削除されます。また、[認証方式の設定]で[認証しない]に設定されている場合は、一般ユーザーが[ボックス登録]画面、または[ボックス操作]画面で作成したジョブフローも削除されます。
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削除した文書とジョブフローは、元に戻せません。