わく消し(原稿の枠やとじしろの影を消してスキャンする)
原稿カバーを開いたままスキャンしたり、冊子になっている原稿をスキャンするときに、スキャンの周りや中央のとじ部分に黒い影ができることがあります。このような場合に、影を消してスキャンできます。
補足
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両面原稿の場合は、原稿のおもて面とうら面には同じわく消し量が設定されます。
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[読み取り倍率]を設定している場合は、倍率に比例して、わく消し量も拡大/縮小されます。
標準
上下/左右に、2mmのわく消し量が設定されています。
消し量調整
消し量を調整できます。
[+]または[-]を押して、上下、左右、中央の消し量を指定します。
上下消し
原稿の上下の影を消します。原稿をセットした向きに対して、上下のわくを消します。わく消しの幅は、0~50mm の範囲で1mm単位に指定できます。
左右消し
原稿の左右の影を消します。原稿をセットした向きに対して、左右のわくを消します。わく消しの幅は、0~50mmの範囲で1mm単位に指定できます。
中消し
冊子、または見開き原稿などの中央部の影を消します。中消しの幅は、0~50mmの範囲で、1mm単位に指定できます。
原稿セット向き指定
原稿をセットする向きを指定します。
補足
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実際に原稿をセットする向きと[原稿セット向き指定]の設定が合っていないと、原稿の上の部分を本機が間違って認識します。
読める向き
原稿の上の部分を、原稿ガラス、または原稿送り装置に向かって奥側にセットする場合に選択します。
左向き
原稿の上の部分を、原稿ガラス、または原稿送り装置に向かって左側にセットする場合に選択します。原稿を左向き(文字が横向き)にセットする場合は、必ず[左向き]を選択してください。