製本(中とじ冊子になるようにコピーする)
複数ページにコピーされた用紙を、冊子(中とじ冊子)になるようにページ順を割り付けてコピーできます。また、製本するときに、中とじしろを設定したり、表紙を付けたりできます。
中とじフィニッシャーC3(オプション)、または中とじフィニッシャーD6(オプション)を装着している場合は、用紙を二つ折りにしたり、二つ折りにしたものにホチキスを留めたりできます。
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セットした原稿の向きと、[原稿セット向き指定]の設定が同じになっているか、確認してください。
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4枚の原稿を1枚の用紙にコピーするので、原稿の枚数が4の倍数にならない場合は、残りのページは白紙ページになります。
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[用紙選択]が[自動]の場合は、自動的に[自動解除時のトレイ]で設定した用紙トレイが選択されます。必要に応じて変更してください。詳しくは、自動解除時のトレイを参照してください。
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この機能は、お使いの機種によっては表示されません。利用するにはオプションが必要になります。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。

しない
製本をしません。
左とじ/上とじ
左とじまたは上とじになるようにコピーします。
右とじ
右とじになるようにコピーします。
とじ指定なし(原稿のまま)
読み込んだ原稿のままコピーし、折り/ホチキスだけを設定して排出できます。原稿をページ順に割り付ける必要がない場合に選択してください。
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この機能は、お使いの機種によっては表示されません。利用するにはオプションが必要になります。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。
表紙
冊子に表紙を付けることができます。
なし
表紙を付けません。
コピーしない
白紙の表紙が付けられます。
両面にコピー
おもて表紙側の表裏に原稿の1ページめと2ページめをコピーします。
外側にコピー
おもて表紙とうら表紙の外側だけに原稿の1ページめと最終ページを並べてコピーします。
最終ページのうら表紙指定
原稿の最終ページをうら表紙として冊子の最終ページになるようにコピーします。最終ページをうら表紙にする場合は、チェックします。[分割製本]を使用して冊子を分割するときは、最終分割セットの最終ページにコピーします。
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原稿枚数によって、最終ページの前ページが白紙ページになることがあります。
中とじしろ
[製本-中とじしろ]画面が表示されます。
中とじしろの値を、0 ~ 50mm の範囲で1mm 単位に指定できます。
分割製本
[製本-分割製本]画面が表示されます。
原稿の枚数が多いときに、冊子が厚くならないように分割して製本する機能です。 それぞれを二つ折りにしたものを重ね合わせて冊子になるようにコピーできます。 枚数は、1 ~ 50 枚の範囲で1 枚単位に指定できます。
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ホチキス留めをする場合は、分割枚数を1 ~ 15 枚の範囲で指定します。
折り/ホチキス
[製本-折り/ホチキス]画面が表示されます。
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この機能は、お使いの機種によっては利用できません。また、オプションの装着状況によって、表示される項目が異なります。
しない
折り/ホチキスをしません。
折り
二つ折りにして排出します。
折り+ホチキス
中央をホチキスで留め、二つ折りにして排出します。
断裁/角背仕上げ
小口トリマースクエアフォールドD1(オプション)を装着している場合、[折り]または[折り+ホチキス]を選択すると、[断裁/角背仕上げ]が表示されます。
断裁、および角背仕上げをするかどうかを設定できます。
強く折る
折り目をくっきりさせる場合は、チェックを入れます。
クリープ補正
[左とじ/上とじ]または[右とじ]を選択しているときに表示されます。
ページ数が多い場合など、用紙を重ねてとじたときに、用紙の厚みで、内側の用紙の端が外側よりもはみ出すため、画像の位置がずれてしまいます。
クリープ補正とは、製本するときに、内側の用紙と外側の用紙で端から同じ位置にプリントされるように画像の位置を補正する機能です。
製本するときに一番内側にくる用紙を基準に、外側の用紙まで1枚ごとに、とじ位置(中央)から外側に向かって少しずつ、画像をずらしてコピーします。
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クリープ補正の量は、機械管理者モードで設定します。設定方法は、クリープ補正量(105g/m2以下)またはクリープ補正量(106g/m2以上)を参照してください。
トレイ設定
[製本-トレイ設定]画面が表示されます。
[表紙トレイ]、および[本文に使用するトレイ]から、使用する用紙トレイを選択します。表紙と本文に使用するトレイは、同じサイズでよこ向きにセットされているトレイを選択してください。
[断裁/角背仕上げ]画面
小口トリマースクエアフォールドD1(オプション)を装着している場合、[製本-折り/ホチキス]画面で[折り]または[折り+ホチキス]を選択すると、[断裁]および[角背仕上げ]を指定できます。
断裁は、製本した冊子の背と反対側の端面をカットしてそろえる機能です。

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天地トリマークリーサーD2(オプション)を装着している場合は、[三方断裁]を選択して、さらに冊子の上下の端面も切りそろえることができます。
また、角背仕上げは、製本するときに二つに折った冊子の背のふくらみをつぶして仕上げる機能です。

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ホチキス留めをしないときや、製本するときの用紙が4枚以下のときには、紙づまりや紙しわなどが発生して、正しく角背仕上げができないことがあります。
断裁
しない
断裁をしません。
小口断裁
小口断裁をします。
三方断裁
三方断裁をします。
トレイ設定
[用紙選択]画面が表示されます。使用する用紙トレイを選択します。用紙がよこ向きにセットされているトレイを選択してください。
仕上がりサイズ
[断裁カット量の初期値]の設定でカットしたときの、仕上がりサイズが表示されます。必要に応じて変更してください。
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[断裁カット量の初期値]は、機械管理者モードで設定します。詳しくは、断裁カット量の初期値を参照してください。
角背仕上げ
しない
角背仕上げをしません。
する
角背仕上げをします。
背のつぶし強度
背のふくらみをつぶすときの強さを、[つよく]~[よわく]の5段階から選択します。