ESC/Pエミュレーションを使用するには
ESC/Pエミュレーションを使用する方法について説明します。
エミュレーションについて
本機で使用できるプリント言語のエミュレーションについて説明します。
プリントデータはある規則(文法)に従ったデータになっています。本機では、この規則(文法)をプリント言語といいます。
本機が対応しているプリント言語は、ページ単位にイメージを作るページ記述言語と、他のプリンターでのプリント結果に近い結果を得ることができるエミュレーションに分類できます。なお、他のプリンターでのプリント結果に近い結果を得ることをエミュレートするといいます。
エミュレーションモード
本機が対応するページ記述言語以外のデータをプリントするときは、本機をエミュレーションモードにします。エミュレーションモードと、エミュレートするプリンターの対応は、次のとおりです。
エミュレーションモード |
エミュレートするプリンター |
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ESC/Pエミュレーションモード(ESC/Pモード) |
VP-1000 |
ホストインターフェイスとエミュレーション
ホストインターフェイスごとに、対応するプリント言語は異なります。プリント言語に対応しているホストインターフェイスは、次のとおりです。
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USBポート
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LPDポート
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IPPポート
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Port 9100ポート
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WSDポート
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「WSD」とは、「Web Services on Devices」の略です。
プリント言語の切り替え
本機は、マルチエミュレーションに対応しています。このため、対応するプリント言語の切り替えができるようになっています。
対応するプリント言語を切り替える方法は、次のとおりです。
コマンド切り替え
対応するプリント言語を切り替えるコマンドを用意しています。本機は、コマンドを受け取ると、対応するプリント言語に切り替えます。
自動切り替え
ホストインターフェイスが受信したデータを分析し、プリント言語を自動的に特定します。そして、対応するプリント言語に切り替えます。
インターフェイス従属
CentreWare Internet Servicesを使って、ホストインターフェイスごとにプリント言語を設定します。データを受信したホストインターフェイスに合わせて、対応するプリント言語を切り替えます。