わく消し(原稿の枠やとじしろの影を消してコピーする)
原稿カバーを開いたままコピーしたり、冊子になっている原稿をコピーするときに、用紙の周りや中央のとじ部分に黒い影ができることがあります。このような場合に、影を消してコピーできます。
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両面原稿の場合は、原稿のおもて面とうら面には同じわく消し量が設定されます。
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[倍率選択]を設定している場合は、倍率に比例して、わく消し量も拡大/縮小されます。
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製本機能のとじしろ量を設定している場合でも、わく消し量は影響を受けません。
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原稿ガラスを使用して、片面原稿を両面コピー([両面/片面選択]で[片面→両面]を選択)する場合、[わく消し]で[4辺独立]を選択して、[両面原稿のうら面]を[おもて面と対称]に指定しても、[おもて面と対称]は無効になります。その場合は、[両面/ 片面選択]で[両面→両面]を選択して、コピーしてください。
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わく消しの幅を[0mm]に設定しても全面コピーできません。実際にコピーできる領域については、プリント可能領域を参照してください。
標準
上下/左右に2mmのわく消し量が設定されます。
4辺同一
原稿の上下左右と、冊子または見開き原稿などの中央部の影を消します。上下左右消し、中消しの2種類を、個別に必要な量だけ消すことができます。
4辺独立
原稿の上下左右と、冊子または見開き原稿などの中央部の影を消します。上消し、下消し、左消し、右消し、中消しの5種類を、個別に必要な量だけ消すことができます。
対辺同一
原稿の上下左右と、冊子または見開き原稿などの中央部の影を消します。上下消し、左右消し、中消しの3種類を、個別に必要な量だけ消すことができます。
消し量
必要な量だけ消すことができます。
上下左右消し
原稿の上下左右の影を消します。原稿をセットした向きに対して、上下左右のわくを消します。わく消しの幅は、0~50mmの範囲で1mm単位に指定します。
上下消し(上消し/下消し)
原稿の上下の影を消します。原稿をセットした向きに対して、上下のわくを消します。わく消しの幅は、0~50mmの範囲で1mm単位に指定します。
左右消し(左消し/右消し)
原稿の左右の影を消します。原稿をセットした向きに対して、左右のわくを消します。わく消しの幅は、0~50mmの範囲で1mm単位に指定します。
中消し
冊子、または見開き原稿などの中央部の影を消します。中消しの幅は、0~50mmの範囲で1mm単位に指定します。
原稿セット向き指定
原稿の上の部分を指示するために原稿のセット向きを指定します。
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実際の原稿の向きと[原稿セット向き指定]の設定が合っていないと、原稿の上の部分を本機が間違って認識します。
読める向き
原稿の上の部分を、原稿ガラスまたは原稿送り装置に向かって奥側にセットする場合に選択します。
左向き
原稿の上の部分を、原稿ガラスまたは原稿送り装置に向かって左側にセットする場合に選択します。原稿を左向き(文字が横向き)にセットする場合は、必ず[左向き]を選択してください。
両面原稿のうら面
[4辺独立]を選択した場合に設定できます。おもて面とうら面の消し量を同じにするかどうかを設定します。
おもて面と同じ
おもて面とうら面の消し量を同じにします。
おもて面と対称
おもて面とうら面の消し量を左右対称になるようにします。