富士フイルムビジネスイノベーション
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付録

エミュレーション

エミュレーションモードを利用すると、他社のプリンターでのプリント結果に近い結果を得ることができます。

エミュレーション機能の概要

本機は、次のエミュレーションモードに対応しています。

エミュレーションモード

エミュレートするプリンター

ESC/P

VP-1000

PC-PR201H

PC-PR201H

PCL

HP-CLJ5500(カラー機)、HP-LJ4200(モノクロ機)

HP-GL

7586B、またはDJ750C Plus

HP-GL/2

DJ750C Plus

参照

  • それぞれのモードの詳細な内容については、『リファレンスマニュアル』(別売)を参照してください。

プリント言語の切り替え

本機は、マルチエミュレーションに対応しています。このため、対応するプリント言語の切り替えができるようになっています。

コマンド切り替え

対応するプリント言語を切り替えるコマンドを用意しています。

自動切り替え

ホストインターフェイスが受信したデータを分析し、プリント言語を自動的に特定します。

プロトコル従属

プロトコル(USB、IPP、LPD、Port9100、WSD)ごとにプリント言語を固定化できます。

インターネットサービスで機械管理者モードにログインし、[ネットワーク]タブにある[USB]、または[プロトコル設定]で各プロトコルのプリントモードを設定します。

使用できるフォント

ESC/P、PC-PR201Hでは、ユーザー定義文字(外字)を使用できます。

ユーザー定義文字は、ビットマップフォントとして登録され、電源を切っても保持されます。各プリント言語の間で共有はできません。

プリント機能

エミュレーションモード

Nアップ

フォーム

バーコード

ART IV

最大2048個※1

あり

ESC/P

あり

最大64個

あり

PC-PR201H

あり

最大64個

あり

PCL

あり

HP-GL、HP-GL/2

  1. ストレージなしの場合、最大64個
Nアップ

2アップを利用できます。

フォーム

定形のフォームを登録し、登録されているフォームをプリントデータに合成してプリントできます。

補足

  • フォーム登録数の上限を超えてフォームを登録しようとした場合、またはフォーム用のメモリー容量がいっぱいになった場合、新しいフォームは登録されません。

バーコード

利用できるバーコード規格は、JANコード、CODE39、CODABAR、Industrial 2 of 5、Matrix 2 of 5、およびInterleaved 2 of 5です。

PCLは、CODE128、カスタマーバーコード、UPC、EAN、およびQRコードも利用できます。

関連するリストの出力

参照

フォント

使用できるフォントは、 >[機械確認(メーター確認)]>[レポート/リストの出力]>[プリンター設定]で、[フォントリスト]、または[PCLフォントリスト]を[プリント]して確認できます。

フォーム

>[機械確認(メーター確認)]>[レポート/リストの出力]>[プリンター設定]>[ART IV, ESC/Pユーザー定義リスト]を[プリント]して確認できます。

バーコード

バーコードの指定方法は、 >[機械確認(メーター確認)]>[レポート/リストの出力]>[PCLフォントリスト]を[プリント]して確認できます。

関連する設定メニュー

機械管理者モードにログインして設定します。

エミュレーションモード

ポート設定

メモリー設定

フォーム削除

ART IV

あり

あり

あり

ESC/P

あり

あり

あり

PC-PR201H

あり

あり

あり

PCL

あり

HP-GL、HP-GL/2

あり

あり

ポート設定

>[設定]>[ネットワーク設定]>[ポート設定]で設定します。

  • ポートの起動(USB/LPD/IPP/Port9100/WSD)

    エミュレーションモードで使用するポートを起動します。

メモリー設定

>[設定]>[アプリ設定]>[プリンター設定]>[メモリー設定]で設定します。

補足

  • ストレージが取り付けられている場合、設定は変更できません。

  • ART IVユーザー定義用メモリー

    ART IVのユーザー定義で使用するメモリー容量を設定します。設定できる最大値はメモリーの空き容量によって変化します。

参照

  • そのほかの操作については、設定を参照してください。

フォーム削除

>[設定]>[アプリ設定]>[プリンター設定]>[フォーム削除]で、フォームを削除するモードを選択します。

エミュレーションモード設定

>[機械確認(メーター確認)]>[プリンターモード]で、エミュレーションモードごとに固有の設定を変更できます。

補足

  • メモリー呼び出し]、[メモリー登録/削除]、[立ち上げメモリー]は、ESC/P、HP-GL/2、PC-PR201Hに表示されます。

  • インターネットサービスでも同様に設定できます。

メモリー呼び出し

メモリーに登録した設定を呼び出します。

詳細確認/変更

項目番号]に機能の項目番号を入力すると、現在の設定値が表示されます。

設定値を変更するには、[変更値]に変更する値を入力し、[決定]をタップします。

参照

  • 項目番号は、設定項目を参照してください。

メモリー登録/削除

現在の設定項目の内容を[ユーザー登録メモリー]に登録したり、登録済みのメモリーを削除したりします。

立ち上げメモリー

起動したときの初期値を設定します。

HP-GL、HP-GL/2エミュレーション固有の事項

印字可能領域

よこ置き

用紙

サイズ

用紙長

(1/7200インチ)

座標値(1/7200インチ)

X方向

Y方向

マージン

印字可能領域

右上端

マージン

高さ

左下X

左下Y

長辺

短辺

右上X

右上Y

XR

YU

A3

119052

84168

1260

1260

116532

81648

117792

82908

1260

1260

A4

84168

59508

1260

1260

81648

56988

82908

58248

1260

1260

A5

59508

41940

1260

1260

56988

39420

58248

40680

1260

1260

JIS B4

103176

72828

1260

1260

100656

70308

101916

71568

1260

1260

JIS B5

72828

51588

1260

1260

70308

49068

71568

50328

1260

1260

たて置き

用紙

サイズ

用紙長

(1/7200インチ)

座標値(1/7200インチ)

X方向

Y方向

マージン

印字可能領域

右上端

マージン

高さ

左下X

左下Y

長辺

短辺

右上X

右上Y

XR

YU

A3

84168

119052

1260

1260

81648

116532

82908

117792

1260

1260

A4

59508

84168

1260

1260

56988

81648

58248

82908

1260

1260

A5

41940

59508

1260

1260

39420

56988

40680

58248

1260

1260

JIS B4

72828

103176

1260

1260

70308

100656

71568

101916

1260

1260

JIS B5

51588

72828

1260

1260

49068

70308

50328

71568

1260

1260

ハードクリップ

座標値から決定される領域をハードクリップエリアと呼びます。

ハードクリップエリアは、印字可能領域、または用紙サイズから決定されます。

A3、原点位置が左下のとき
標準

本機の印字可能領域がハードクリッププエリアになります。

用紙

用紙と同じサイズがハードクリッププエリアになります。

オートレイアウト

原稿サイズ、用紙サイズなど、設定した項目から、自動で印字領域が決定されます。

原稿サイズ

オートレイアウトを使用する場合は、[自動]に設定します。

オートレイアウト

用紙サイズに合うように、原稿データを拡大/縮小します。

スケール

描画されるオブジェクト領域が用紙サイズに合うように、印字領域を拡大/ 縮小します。

スケールモード

用紙サイズ

描画されるオブジェクト領域から原稿サイズが決定されます。決定されるサイズは、A系列のサイズ(A0~A5の6種類)です。

座標エリア

描画されるオブジェクト領域の原点位置を基準に原稿サイズが決定されます。

エリア判定モード

自動

自動的に選択されます。優先順位は、[PS]→[IW]→[IP]→[Adapted]の順です。

IW

データ中の最後のIWコマンドで指定された領域がオブジェクト領域になります。

IP

すべてのIPコマンドで指定された領域がオブジェクト領域になります。

Adapted

自動でオブジェクト領域が決定されます。

PS

最初にPSコマンドで指定された領域を含む領域がオブジェクト領域になります。

補足

  • コマンドがない場合、[Adapted]でオブジェクト領域が決定されます。

ペーパーマージン

余白の設定をします。

ペン属性

ハードクリップエリアの境界線を描画するペンの設定をします。

[ペン属性0]~[ペン属性15]まで、16種類が設定できます。

原稿サイズ]と[用紙サイズ]の組み合わせによって縮小された場合、ペンの幅も縮小します。

線の幅は線の中心から太くなります。

太さが0.0 mm の場合は、何も描画されません。

補足

  • 漢字書体]/[英数字書体]が[ストローク]以外の文字には無効です。

先端形状

ペンの終端形状を設定します。

補足

  • 漢字書体]/[英数字書体]が[ストローク]以外の文字には無効です。

連結形状

ペンの線を接続した場合の処理を設定します。

補足

  • なし]は、処理時間が最も短く、確認用に適しています。

  • シンボルモードコマンドによってシンボルが設定されている場合、連結処理は行われません。シンボルモードコマンドとは、シンボルを指定するHPGLコマンドです。

  • 文字には無効です。

カラー

ペンの色はRGBで指示します。カラー機の場合に設定できます。

濃度

ペンの濃度が設定できます。モノクロ機の場合に設定できます。

オートレイアウト時の設定項目組み合わせ例
スケールモード]:[用紙サイズ]、[スケール]:ON

印字領域内で縮小/拡大されて、プリントされます。

スケールモード]:[用紙サイズ]、[スケール]:OFF

等倍でプリントされます。

そのため、用紙サイズより大きい部分は印字されません。

スケールモード]:[座標エリア]、[スケール]:ON

印字領域内で縮小/拡大されて、プリントされます。

スケールモード]:[座標エリア]、[スケール]:OFF

等倍でプリントされます。

そのため、用紙サイズより大きい部分は印字されません。

原稿サイズの決定方法
  1. エリア判定モード]で決定されたオブジェクト領域に対し、次のどれかで値の大きいものをマージンとして加えます。
    • ページ内で指定された文字の大きさ

    • デフォルトの文字の大きさ

    • 指定されたペン幅の1/2

  2. 「エリア判定モードで決定されたオブジェクト領域」+「加わったマージン」ー「設定したペーパーマージン」が描画されるオブジェクト領域になります。
  3. スケールモード]が[用紙サイズ]の場合、描画されるオブジェクト領域から原稿サイズが決定されます。

    スケールモード]が[座標エリア]の場合、描画されるオブジェクト領域の原点位置を基準に原稿サイズが決定されます。

判定方法の例

オートレイアウト]=ON、[原稿サイズ]=[自動]、[スケールモード]=[用紙サイズ]、[エリア判定モード]=[IP]、[ペーパーマージン]=10 mmで、[ペン属性]の[]=0.1 mmの場合

補足

  • 文字サイズ指定コマンドは存在せず、[IP]、[IW]で指定しているエリアはA3です。

判定方法
  1. IPコマンドで指定されたエリア「-8399,-5938,8399,5938」がオブジェクト領域になります。
  2. 文字サイズ指定コマンドなし、ペン幅は0.1 mm のためA3 サイズのデフォルト文字サイズの高さ/2(75 プロッタユニット)のサイズがオブジェクト領域に加わります。

    この時点でのオブジェクト領域: -8074,-6013,8474,6013

  3. ペーパーマージン(10 mm)がオブジェクト領域から削除されます。

    この時点でのオブジェクト領域: -8474,-5613,8074,5613

  4. 描画されたオブジェクト領域(=印字領域)がA4 超~ A3 以下のため、原稿サイズはA3 になります。
用紙サイズの決定方法
原稿サイズ]が[自動]、[用紙トレイ]が[自動]の場合
  • スケールモード]が[用紙サイズ]で、原稿サイズと同じサイズの用紙がトレイにセットされているときは、原稿サイズと同じサイズの用紙サイズ

  • スケールモード]が[座標エリア]のときは、エリア判定モードで決定されたオブジェクト領域が用紙サイズ

補足

  • 同じ用紙サイズがない場合、次のサイズが選択されます。

    • 最大サイズを上回る:最大サイズ

    • 最小サイズを下回る:最小サイズ

    • 最小~最大サイズの間:収まるサイズ

縮小率の決定方法
原稿サイズ]が[自動]、[スケールモード]が[用紙サイズ]の場合

描画されるオブジェクト領域と[用紙サイズ]から縮小率が決定されます。また、ハードクリップエリアは[用紙]になります。

  • オートレイアウト]がONのとき、原稿を用紙の中央に配置します。

  • 原点位置が左下、または中央のとき、原稿と用紙の原点を合わせます。

  • 縮小率が22.5%未満のとき(A0→A5など)、等倍になります。

原稿サイズ]が[自動]、[スケールモード]が[座標エリア]の場合

描画されるオブジェクト領域の原点位置と用紙サイズから縮小率が決定されます。また、ハードクリップエリアは[標準]になります。

倍率の最大値は210.0%、倍率の最小値は22.5%となります。

用紙

サイズ

90°

最小値

最大値

最小値

最大値

P2x - P1x

P2y - P1y

P2x - P1x

P2y - P1y

P2x - P1x

P2y - P1y

P2x - P1x

P2y - P1y

A3

7829

5485

73075

51200

5485

7829

51200

73075

A4

5485

3828

51200

35733

3828

5485

35733

51200

A5

3828

2648

35733

24720

2648

3828

24720

35733

JIS B4

6762

4723

63120

44088

4723

6762

44088

63120

JIS B5

4723

3297

44088

30773

3297

4723

30773

44088

単位:プロッターユニット

設定項目

下の表で、項目番号の「ESC」はESC/P、「PC」はPC-PR201H、「PCL」はPCL、「HP」はHP-GLとHP-GL/2を表しています。

補足

  • インターネットサービスでも設定できます。

設定項目

項目番号

設定値

ESC

PC

PCL

HP

原稿サイズ

1

301

【0】:はがき

【3】:A3

【4】:A4

【5】:A5

【14】:JIS B4

【15】:JIS B5

【21】:8.5×14"

【22】:8.5×13"

【23】:8.5×11"

【24】:11×17"

【99】:用紙サイズ

【100】:連続紙(10×12")

【101】:連続紙(10×11")

【102】:連続紙(15×12")

【103】:連続紙(15×11")

補足

  • 連続紙に設定した場合、「用紙位置」の設定はできません。

  • PC-PR201Hでは、プリント保証桁は、連続紙(10×12")は80桁/72行、連続紙(10×11")は80桁/66行、連続紙(15×12")は136桁/72行、連続紙(15×11")は136桁/66行です。

原稿サイズ

101

【0】:A0

【1】:A1

【2】:A2

【3】:A3

【4】:A4

【5】:A5

【10】:JIS B0

【11】:JIS B1

【12】:JIS B2

【13】:JIS B3

【14】:JIS B4

【15】:JIS B5

【99】:オート

【100】:用紙サイズ

用紙サイズ

「給紙トレイ」が「自動」、または「トレイ5(手差し)」の場合

2

302

【0】:はがき

【3】:A3

【4】:A4

【5】:A5

【14】:JIS B4

【15】:JIS B5

【21】:8.5×14"

【22】:8.5×13"

【23】:8.5×11"

【24】:11×17"

用紙サイズ

「給紙トレイ」が「自動」、または「トレイ5(手差し)」の場合

102

【3】:A3

【4】:A4

【5】:A5

【14】:JIS B4

【15】:JIS B5

【99】:オート

【101】:Aサイズ

用紙サイズ

「給紙トレイ」が「自動」の場合

202

【3】:A3

【4】:A4

【5】:A5

【14】:JIS B4

【15】:JIS B5

【21】:8.5×14"

【22】:8.5×13"

【23】:8.5×11"

【24】:11×17"

【25】:ユーザー定義用紙

【30】:8K

用紙サイズ

「給紙トレイ」が「手差しトレイ」の場合

203

【3】:A3

【4】:A4

【5】:A5

【14】:JIS B4

【15】:JIS B5

【21】:8.5×14"

【22】:8.5×13"

【23】:8.5×11"

【24】:11×17"

【25】:ユーザー定義用紙

給紙トレイ※1

3

303

201

103

【0】:自動

【1】:トレイ1

【2】:トレイ2

【3】:トレイ3

【4】:トレイ4

【5】:トレイ5(手差し)

【6】:トレイ6(大容量給紙トレイ)

【7】:トレイ7(大容量給紙トレイ)

補足

  • 「自動」に設定し、同じサイズの用紙が同じ用紙方向で複数のトレイにセットされているときの優先度は、機械管理者が >[設定]>[用紙トレイ設定]の各トレイの設定画面から、[トレイの優先順位]で設定します。

座標回転

104

【0】:0°

【1】:90°

カラーモード※2

5

304

【0】:カラー

【1】:モノクロ

216

【0】:自動

【1】:カラー

【2】:モノクロ

105

【0】:カラー

【1】:グレースケール

【2】:黒ペン

階調モード※3

105

【1】:グレースケール

【2】:黒ペン

オートレイアウト

106

【0】:ON

【1】:OFF

パレット優先指定

107

【0】:コマンド

【1】:パネル

出力部数

8

305

108

【1】~【250】:1~250部

補足

  • クライアントコンピューターからプリント部数の指定があった場合、その値が反映されてプリントされます。プリントしたあと、操作パネルの設定もその値になります。ただし、lpdポートから指定された部数は、変わりません。

212

【1】~【999】:1~999部

排出先※4

9

306

204

109

【0】:排出トレイ/センタートレイ(下段)

【1】:サイドトレイ

【2】:センタートレイ(上段)

【33】~【42】:メールボックスビン1~10

【68】:スタッカートレイ

【69】:スタッカー排出トレイ

【80】:フィニッシャートレイ

【81】:フィニッシャー排出トレイ

両面

12

307

110

【0】:なし

【1】:左右開き

【2】:上下開き

206

【0】:オフ

【1】:オン

両面時のとじ方

217

【0】:長辺とじ

【1】:短辺とじ

用紙方向

19

314

205

【0】:縦

【1】:横

用紙位置※5

20

338

【0】:カットシートフィーダーなし(左)

【1】:カットシートフィーダーあり(中央)

補足

  • カットシートフィーダーなしの場合は、FF(改ページコマンド)を受信すると、VFUで設定された値だけ行送りをします。カットシートフィーダーありの場合は、改ページします。

315

【0】:左置き

【1】:中央置き

倍率モード

54

321

【0】:固定倍率

【1】:任意倍率

【2】:カット紙全面

補足

  • 「固定倍率」とは、設定されている「原稿サイズ」と「用紙サイズ」から自動算出される倍率のことで、原稿サイズの印字可能領域が用紙サイズの印字可能領域に収まるように印字されます。このため、原稿サイズと用紙サイズが同じであれば100%(等倍)印字となります。また、2アップが設定されている場合には、2枚分の原稿サイズが1枚の用紙サイズの印字可能領域に収まるように印字されます。

  • 「任意倍率」とは、「倍率」>「任意倍率」で設定される倍率のことです。倍率の基準値は印字可能領域の左上です。これは文字、イメージ、グラフィックスすべてにおける基準点になります。

  • カット紙全面領域が印字可能領域に印字されます。「カット紙全面」とは、設定されている「原稿サイズ」と「用紙サイズ」から自動算出される倍率のことで、設定されている原稿サイズの物理的な紙の大きさが用紙サイズの印字可能領域に収まるよう印字されます。

  • 「原稿サイズ」で連続紙が設定されている場合、「固定倍率」と「カット紙全面」は同じ印字結果となります。

任意倍率/縦倍率

17

312

【45】~【210】:45~210%

任意倍率/横倍率

18

313

罫線

22

317

【0】:イメージ

【1】:フォント

補足

  • 2バイトの罫線フォントの印字方法を設定します。

フォント※6

13

【3】:書宋

【4】:倣宋

【5】:黒体

【6】:楷書

補足

  • 2 バイトの半角文字もこの書体が適用されます。

  • ご使用の機種によっては、設定できないことがあります。

漢字書体※6

13

308

【0】:明朝

【1】:ゴシック

補足

  • 2バイトの半角文字もこの書体が適用されます。

111

【0】:ストローク

【1】:明朝

【2】:ゴシック

補足

  • 2バイトの半角文字もこの書体が適用されます。

英数字書体

14

309

【0】:ローマン

【1】:サンセリフ

112

【0】:ストローク

【1】:ローマン

【2】:サンセリフ

デフォルトフォント

207

【0】:CG Times

【1】:CG Times Italic

【2】:CG Times Bold

【3】:CG Times Italic Bold

【4】:Univers Medium

【5】:Univers Medium Italic

【6】:Univers Bold

【7】:Univers Bold Italic

【8】:Univers Medium Condensed

【9】:Univers Medium Condensed Italic

【10】:Univers Bold Condensed

【11】:Univers Bold Condensed Italic

【12】:Antique Olive

【13】:Antique Olive Italic

【14】:Antique Olive Bold

【15】:CG Omega

【16】:CG Omega Italic

【17】:CG Omega Bold

【18】:CG Omega Bold Italic

【19】:Garamond Antiqua

【20】:Garamond Kursiv

【21】:Garamond Halbfett

【22】:Garamond Kursiv Halbfett

【23】:Courier

【24】:Courier Italic

【25】:Courier Bold

【26】:Courier Bold Italic

【27】:Letter Gothic

【28】:Letter Gothic Italic

【29】:Letter Gothic Bold

【30】:Albertus Medium

【31】:Albertus Extra Bold

【32】:Clarendon Condensed

【33】:Coronet

【34】:Marigold

【35】:Arial

【36】:Arial Italic

【37】:Arial Bold

【38】:Arial Bold Italic

【39】:Times New

【40】:Times New Italic

【41】:Times New Bold

【42】:Times New Bold Italic

【43】:Symbol

【44】:Wingdings

【45】:Line Printer

【46】:Times Roman

【47】:Times Italic

【48】:Times Bold

【49】:Times Bold Italic

【50】:Helvetica

【51】:Helvetica Oblique

【52】:Helvetica Bold

【53】:Helvetica Bold Oblique

【54】:CourierPS

【55】:CourierPS Oblique

【56】:CourierPS Bold

【57】:CourierPS Bold Oblique

【58】:SymbolPS

【59】:Palatino Roman

【60】:Palatino Italic

【61】:Palatino Bold

【62】:Palatino Bold Italic

【63】:ITC Bookman Light

【64】:ITC Bookman Light Italic

【65】:ITC Bookman Demi

【66】:ITC Bookman Demi Italic

【67】:Helvetica Narrow

【68】:Helvetica Narrow Oblique

【69】:Helvetica Narrow Bold

【70】:Helvetica Narrow Bold Oblique

【71】:New Century Schoolbook Roman

【72】:New Century Schoolbook Italic

【73】:New Century Schoolbook Bold

【74】:New Century Schoolbook Bold Italic

【75】:ITC Avant Garde Book

【76】:ITC Avant Garde Book Oblique

【77】:ITC Avant Garde Demi

【78】:ITC Avant Garde Demi Oblique

【79】:ITC Zapf Chancery Medium Italic

【80】:ITC Zapf Dingbats

デフォルトシンボル

208

【0】:Roman 8

【1】:ISO 8859-1 Latin 1

【2】:ISO 8859-2 Latin 2

【3】:ISO 8859-9 Latin 5

【4】:ISO 8859-10 Latin 6

【5】:PC-8

【6】:PC-8 DN

【7】:PC-775

【8】:PC-850

【9】:PC-852

【10】:PC-1004(OS/2)

【11】:PC Turkish

【12】:Windows 3.1 Latin 1

【13】:Windows 3.1 Latin 2

【14】:Windows 3.1 Latin 5

【15】:DeskTop

【16】:PS Text

【17】:MC Text

【18】:Microsoft Publishing

【19】:Math 8

【20】:PS Math

【21】:Pi Font

【22】:Legal

【23】:ISO 4 United Kingdom

【24】:ISO 6 ASCII

【25】:ISO 11 Swedish:names

【26】:ISO 15 Italian

【27】:ISO 17 Spanish

【28】:ISO 21 German

【29】:ISO 60 Norwegian v1

【30】:ISO 69 French

【31】:Windows 3.0 Latin 1

【32】:Windows Baltic

【33】:Symbol

【34】:Wingdings

【35】:UCS-2

フォントサイズ

209

【400】~【5000】:4.00~50.00ポイント

フォントピッチサイズ

210

【600】~【2400】:6.00~24.00ポイント

フォント行数

211

【5】~【128】:5~128行

縦位置補正

15

310

113

【0】:しない

【1】~【500】:-250~+250 mm

補足

  • プリント位置(またはハードクリップエリア)を設定します。

横位置補正

16

311

114

2アップモード

21

316

【0】:なし

【1】:順方向

【2】:逆方向

補足

  • 「原稿サイズ」でよこ向きを指定している場合、「順方向」と「逆方向」のどちらを設定しても同じ結果になります。

漢字コード※6

50

【0】:エプソン

【1】:東芝

白紙排出※6

51

318

【0】:しない

【1】:する

補足

  • 空白ページの白紙の排出を設定します。

  • 「しない」に設定した場合、2アッププリント、または両面プリントでは、空白ページは作成されません。

  • 「しない」に設定した場合でも、外字で作成されたスペースや白いオブジェクトが存在するときは、白紙が排出されます。

印字桁範囲

52

319

【0】:標準

【1】:拡張

補足

  • 右マージンの位置を拡張できます。

  • コマンドで右マージン位置が設定された場合は、その位置が右端になります。

イメージエンハンス

53

320

213

163

【0】:OFF

【1】:ON

文字品位

55

【0】:高品位

【1】:ドラフト

縮小文字

56

【0】:しない

【1】:する

補足

  • 半角英数字を印字する場合、文字を縮小できます。

文字コード表

57

【0】:カタカナ

【1】:拡張グラフィックス

補足

  • 半角英数字を印字する場合のコード表の種類を設定します。

  • 日本国内のアプリケーションを使用している場合はカタカナを、日本以外の国のアプリケーションを使用している場合は、拡張グラフィックスに設定してください。

ページ長

58

329

【0】:11インチ

【1】:12インチ

1インチミシン目スキップ

59

【0】:しない

【1】:する

補足

  • ページとページの間を1インチ空けることができます。

  • 「用紙位置」で「カットシートフィーダーなし」に設定されている場合だけ設定が有効になります。

給紙位置

60

【0】:8.5 mm

【1】:22 mm

国別文字

322

【0】:日本

【1】:アメリカ

【2】:イギリス

【3】:ドイツ

【4】:スウェーデン

自動改行

323

【0】:CR

【1】:CR/LF

補足

  • 右マージン位置を超えたときの自動改行の動作を設定します。

  • 「CR」は印字復帰だけします。「CR/LF」は印字復帰したあと改行します。

印字指令

324

【0】:CR

【1】:すべて

補足

  • 「CR」は印字指令のコマンドをCRだけ、「すべて」は印字指令のコマンドを、CR、LF、VT、FF、US、ESC a、ESC bにします。

CRの機能※6

61

325

【0】:復帰

【1】:復帰改行

補足

  • 8ビットドットイメージ印字コマンドの印字結果に影響します。

グラフィックドット数

327

【0】:ネイティブ

【1】:コピー

データサイズ

328

【0】:7ビット

【1】:8ビット

HP-GLモード

150

【0】:HP-GL

【1】:HP-GL/2

補足

  • IW、OW、UC コマンドに影響します。

  • BP コマンドを含まない HP-GL/2コマンドを印字する場合は「HP-GL/2」に設定してください。

ハードクリップ

151

【0】:標準

【2】:用紙

排出コマンド

152(SP)

【0】:OFF

【1】:ON

補足

  • 描画の終了を示すコマンドを設定します。

  • ここで指定したコマンドを受信すると描画を終了し、用紙が排出されます。

  • 複数のコマンドが指定された場合は、どれか1つのコマンドを受信した時点で、描画を終了して用紙が排出されます。

153(SP0)

154(NR)

155(FR)

156(PG)

157(AF)

158(AH)

スケール

159

【0】:OFF

【1】:ON

スケールモード

160

【0】:用紙サイズ

【1】:オブジェクト領域

エリア判定モード

161

【0】:自動

【1】:PS

【2】:IW

【3】:IP

【4】:Adapted

ペーパーマージン

162

【0】~【99】:0~99 mm

拡張子指定

62

330

【0】:無効

【1】:有効

補足

  • 通常の拡張コマンドは、コマンドを識別するための拡張子として、先頭に16進法で1BHであるESCとそれに続く;(セミコロン=3BH)を指定しています。ホストコンピューターでESCコードやセミコロンを使用できない場合は、それに代わる特定の文字列を拡張子として使用できます。

拡張子

63

331

【&%】:0x21~0x7e

補足

  • テキストコードで制御できるようにする場合は、拡張コマンドの拡張子(先頭2バイト)を指定します。画面に表示されるキーボードから2文字を入力します。

フォーム合成※6

64

332

【0】:しない

【1】~【64】:No.1~No.64

補足

  • フォームを指定したあと、フォームが削除された場合でも、そのフォーム名が表示されています。この場合はフォームが合成されません。

ホチキスとめ

66

333

164

【0】:しない

【1】:左上1か所

【2】:上辺2か所

【3】:右上1か所

【4】:左辺2か所

【5】:右辺2か所

【6】:左下1か所

【7】:下辺2か所

【8】:右下1か所

手差し給紙の一時停止

67

335

165

【0】:しない

【1】:する

フォーム種類

68

【0】: ESC/P

【1】:ART IV

336

【0】:PC-PR201H

【1】:ART IV

パンチ

69

334

166

【0】:しない

【1】:上辺

【2】:下辺

【3】:左辺

【4】:右辺

パンチ穴数

70

337

167

【0】:2穴

【1】:3穴

【2】:4穴

文字コード

71

【0】: JIS

【1】:ShiftJIS

バイナリーデータ(16 進表記でコマンドを入力する)の指定文字列

72

【0】: OFF

【1】:&$%$

【2】:$?!#

0の字体

73

326

【0】:0

【1】:

HexDump

214

【0】:OFF

【1】:ON

薄墨印刷

215

【0】:OFF

【1】:ON

行末処理

218

【0】:OFF

【1】:LFを後につける

【2】:CRを前につける

【3】:CR-××

補足

  • 「CR-××」は、CRのときLFを後につけ、LFとFFのときCRを前につけます。

ユーザー定義用紙サイズの初期値

219(短辺)

【0】~【9999】:0~999.9 mm

220(長辺)

【0】~【9999】:0~999.9 mm

有効出力部数

74

339

221

115

【0】:プロトコル指定

【1】:パネル

【2】:コマンド

バーコードモード

75

【0】:通常モード

【1】:バーコードモード

補足

  • バーコードモードに設定すると、バーコードの輪郭がはっきりとプリントされます。

対象機

169

【0】:HP750C

【1】:FX4036

ペン幅

800~815

No.00の項目番号が800です。

【0】~【255】:0~25.5 mm

ペン終端形状

850~865

No.00の項目番号が850です。

【0】:切断

【1】:丸め

【2】:矩形

ペン接続形状

900~915

No.00の項目番号が900です。

【0】:なし

【1】:交差

【2】:丸め

【3】:切断

ペンカラー※2

950~965

No.00の項目番号が950です。

【0】~【255】:0~255(カラー)

ペン濃度※3

950~965

No.00の項目番号が950 です。

【0】~【100】:0 ~ 100(濃度)

  1. ご使用の機種によってトレイ数は異なります。
  2. カラー機に有効な設定です。
  3. モノクロ機に有効な設定です。
  4. ご使用の機種によって、設定できる排出先トレイは異なります。
  5. 「原稿サイズ」で「連続紙」に設定した場合は設定できません。
  6. 拡張コマンドが送られてきた場合には反映されません。