外部アクセス
本機に組み込まれたブラウザーからネットワークを介してWebサーバーにアクセスし、データを格納したり、表示したりできる機能です。
外部サービスにアクセスして、本機と連携しているWebアプリケーション画面を表示する
スキャン文書を、本機と連携しているWebアプリケーション上のフォルダーに格納する
外部のサーバーに格納してあるファイルをプリントする
接続先の登録
- 機械管理者モードにログインします。
>[設定]>[アプリ設定]>[外部アクセス設定]>[接続先の登録]をタップします。
- 登録するサーバー番号を選択します。
- サーバーのURLを入力し、[OK]をタップします。
補足
外部アクセス用Webブラウザーのバージョンを特定した接続をする場合は、プロトコルの種類(httpやhttps)とコロンの間にバージョンを指定します。たとえば、V5で接続するときは、以下のように入力します。
「http-v5://www.example.com」
- 必要に応じて、次の項目を設定します。
項目
説明
[接続先名]
接続先の表示名を設定します。
[URL]
サーバーのURLが表示されます。
[説明]
接続先の説明を設定します。
[接続用ユーザーIDの使用]
外部サービスにアクセスするためのユーザーIDを使用するかどうかを設定します。
補足
[使用しない]に設定しても、アクセス時にユーザーIDとパスワードの入力が必要になることがあります。
>[設定]>[認証/集計管理]>[認証/セキュリティー設定]>[認証の設定]>[認証/集計の設定]が[外部認証/集計]の場合、[使用しない]を選択すると、本機で認証されているユーザー情報を使用して、外部サービスにアクセスされます。
外部サービスにアクセスしたとき、認証の確認画面を表示するかどうかは、
>[設定]>[アプリ設定]>[外部アクセス設定]>[その他の設定]>[認証情報送信時の確認画面]で設定します。
[接続用ユーザーID]
外部サービスに認証するためのユーザーIDを設定します。
補足
外部サービスの種類によっては、[接続用ユーザーID]を設定しても、設定が無効になることがあります。使用する外部サービスの設定を確認してください。
[接続用ユーザーIDのパスワード]
認証に使用するパスワードを設定します。
[本体/認証情報の通知]
本機を特定するための情報や、利用するユーザーの認証情報を、外部サービスに接続するたびに接続先に通知するかどうかを設定します。
補足
これらの情報は、接続する外部サービスによって使用するかどうかが判断されるため、通常、操作パネルで設定することはありません。
[ユーザー権限情報の通知]
利用するユーザーの権限情報を、外部サービスに接続するたびに接続先に通知するかどうかを設定します。
[機能コード]
他機との連携サービス使用時に必要に応じて設定します。
サーバー証明書の検証
外部サーバー(ASP)との接続時、WindowsのWebブラウザーと同様に、サーバー証明書を検証する設定にすると、フィッシングを抑止できます。
サーバー証明書の検証には、サーバー証明書を発行しているルート証明機関のルート証明書(CA証明書)を使用します。
補足
CA証明書ファイルの対応形式は次のとおりです。
DER encoded binary X.509 形式(.CER)
Base64 encoded X.509 形式(.CER)
Cryptographic Message Syntax Standard - PKCS #7 証明書形式(.P7B)