富士フイルムビジネスイノベーション
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スキャンオートの操作

原稿をセットして[スタート]をタップするだけでスキャンできる機能です。

スキャンデータは、PDFファイル、またはDocuWorksファイルとして、指定したメールアドレス宛てに送信できます。また、スキャン送信機能でスキャンデータをコンピューターに保存できます。

補足

  • 認証モードがカスタム認証の場合、インターネットサービスで[外部認証の設定] >[認証システム] を[Authentication Agent] に設定すると、スキャンの利用を制限していても、「スキャンオート」が利用できます。

  • LDAPやMicrosoft Entra IDによる外部認証では、ユーザーごとにスキャン機能の利用を制限することはできません。

  • PaymentKitなどの機器を接続している場合の動作は保証しません。

項目

説明

[スキャン設定]

画質やファイルサイズに合った設定を選択できます。

[ファイル名]

ファイル名を設定できます。

補足

  • [ファイル名]を表示させるには、機械管理者の設定が必要です。

  • 複数のボタンを選択することで、項目を組み合わせたファイル名を設定できます。

[ユーザー名]

認証ユーザーが利用している場合、ユーザー名が表示されます。タップすると、ユーザー名がファイル名として設定されます。

[YYYY_MMDD_HHMMSS]

日付が表示されます。タップすると、日付がファイル名として設定されます。

補足

  • 「YYYY_MMDD_HHMMSS」は、スキャン開始時の年月日時分秒です。

[日付の設定]

日付の形式を設定できます。

[自動設定]

有効にすると、自動でファイル名がスキャン開始時の日付に設定されます。

スキャンする

補足

  • スキャンした原稿が片面原稿で、白紙除去をしない場合、PDFやDocuWorks文書に変換したときに横向きと縦向きの白紙が交互に並ぶことがあります。向きを揃えるときは、原稿の向きを90°変えてスキャンしてください。

  1. 本機が認証モードで運用されているときは、認証情報を入力してログインします。

    補足

    • 認証モード運用時でも、管理者の設定で未認証時の使用が許可されているときは、認証情報を入力しなくてもスキャンオートを使用できます。

  2. [スキャンオート]をタップします。
  3. キーボード入力、(アドレス帳)、または (履歴)をタップして、宛先を指定します。

    メールアドレスを設定している認証ユーザーの場合、または管理者が送信先メールアドレスを固定で設定している場合は、メールアドレスが表示されます。

    補足

    • は、管理者の設定によっては表示されません。

  4. 必要に応じて、各項目を設定します。
  5. 画面に表示されているイラストに合わせて原稿をセットし、スキャンをスタートします。

    補足

    • 本機能の利用中は、ジョブの割り込みはできません。

管理者設定

送信先アドレスの初期値や、ファイルの送付方法、文書の保存期間などを設定できます。

管理者設定には、機械管理者へのログインが必要です。

補足

  • 管理者権限のある認証ユーザーの場合は、[スキャンオート]の >[管理メニュー]をタップすると、同様の設定ができます。

  • インターネットサービスからも管理者を設定できます。設定方法についてはインターネットサービスのヘルプを参照してください。

  1. [スキャンオート]をタップします。
  2. 画面左部の をタップし、[管理メニュー]をタップします。
  3. 設定する項目を選択し、設定します。
  4. [保存]をタップします。

設定できる項目

項目

説明

[送信先アドレスの初期値]

送信先アドレスの初期値を設定します。

[送信履歴の削除]

[はい(削除する)]を選択すると、送信済みの宛先の履歴をすべて削除します。

[メール送信時の送付方法]

メール送信時のファイルの送付方法を設定します。

補足

  • ファイアウォールを使った環境では、[本体に一時保存(URL送信)]に設定してスキャンデータを送信した場合、外部のネットワークに接続されたコンピューターで、指定されたURL からスキャンデータの閲覧と取り出しができません。[自動切り替え(添付/URL送信)]に設定すると、スキャンデータがメールに添付され、取得できますが、ネットワークの接続方法によっては、スキャンデータのセキュリティーが保護されないことがあります。

  • 200 MBまでのファイルをメール添付できます。

[URL送信時の文書保存期間]

本機に一時的に保存される文書の保存期間を設定できます。

[ジョブ実行後の設定値の保持]

[する]を選択すると、ジョブが終了したあとも前回のスキャンオートでの設定を保持します。

[[ファイル名]ボタンの表示]

[スキャンオート]画面に[ファイル名]を表示させるかどうかを設定します。

[ファイル名の定型文字列]

[ファイル名]画面のファイル名ボタンに表示する定型文字列を変更できます。

[[スキャン設定]ボタンの初期値]

[スキャン設定]の初期値を設定します。

[自動正立]

原稿の向きを自動で判別するかを設定します。

補足

  • [言語切り替えLanguage]の設定をもとに、原稿の文字を判別します。適切な言語に設定してください。

[原稿セット向き]

原稿をセットする方向を設定します。

[両面原稿送り]

両面原稿送りをするかを設定します。

[出力ファイル形式]

ファイル形式を設定します。

[傾き補正]

[傾き補正]の初期値を設定します。

[未認証時の使用]

認証情報を入力しなくてもスキャンオートの操作ができるように設定できます。

補足

  • 以下の条件をすべて満たすときに設定できます。

    • 認証モードが[本体認証/集計]、[ネット認証/集計]のどちらか

    • >[設定]>[認証/集計管理]>[認証/セキュリティー設定]>[認証の設定]>[アクセス制御]で、[サービスへのアクセス]>[ボックス保存]と[機能の制限]>[ボックスからの外部取り出し]がどちらも[制限しない]になっている