富士フイルムビジネスイノベーション
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ネットワーク設定

補足

  • LPD、Port9100、HTTP-SSL/TLS通信、SIP、プライマリーサーバー、セカンダリーサーバーは、ほかのポートと同じポート番号を使用しないでください。

  • HTTPを使用するポート(IPP、インターネットサービス(HTTP)、UPnPディスカバリー、SOAP、WSD)は、LPD、Port9100、HTTP-SSL/TLS通信と同じポート番号を使用しないでください。

  • 次のポート番号を設定した場合、ポートの設定状況によっては正常に動作しなくなることがあります。

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ポート設定

クライアントに接続されている本機のインターフェイスの設定をします。

USB

項目

説明

USB - ポート

USBを使用するときは[起動]に設定します。

USB - プリントモード指定

使用するプリント言語の種類を設定します。[自動]に設定すると、ホスト装置から受信したデータが、どの言語で記述されているかを判断し、データに合わせて適切にプリント処理します。

USB - PJLスイッチ

PJL(Printer Job Language)コマンドとは、実際のプリントジョブの先頭に付加されたデータです。通常は、[有効]のままで使用します。

USB - 自動排出時間

本機にデータが送られなくなってから、用紙を排出するまでの時間を設定します。

USB - Adobe通信プロトコル

標準

プリンタードライバーの出力プロトコルがASCII形式のときに設定します。

バイナリー

プリンタードライバーの出力プロトコルがBCP形式のときに設定します。

TBCP

プリンタードライバーの出力プロトコルがTBCP形式のときに設定します。

RAW

プリンタードライバーの出力プロトコルがASCII形式、またはバイナリ形式のときに設定します。

Adobe通信プロトコルの制御を受けないで、データをそのまま出力します。

USB - PS印刷待ちタイムアウト

データをプリントしている場合の接続を切断するまでの時間は、[無効]に設定したときは[USB - 自動排出時間]に従います。

また、[有効]に設定したときはPostScriptのタイムアウトに従います。

補足

  • USB - Adobe通信プロトコル]を[RAW]に設定してください。

LPD

項目

説明

LPD - ポート

LPDを使用するときは[起動]に設定します。

LPD - ポート番号

LPDで使用するポート番号を設定します。

LPD - セッション数

本機にLPDで同時に接続できるクライアントの最大数を設定します。

SMBクライアント

項目

説明

SMBクライアント - ポート

SMBを使用するときは[起動]に設定します。[スキャン送信]でSMB 転送する場合に設定します。

IPP

項目

説明

IPP - ポート

IPPを使用するときは[起動]に設定します。

IPP(Internet Printing Protocol)を使用して、インターネット経由でプリントするときに設定します。

IPP - 追加ポート番号

標準のポート番号以外でIPPを受け付けるポート番号を設定します。

Bonjour

項目

説明

Bonjour - ポート

Bonjourを使用するときは[起動]に設定します。

Port9100

項目

説明

Port9100 - ポート

Port9100を使用するときは[起動]に設定します。

Windowsの標準TCP/IPポートモニターでRawプロトコルを使用する場合に設定します。

Port9100 - ポート番号

Port9100で使用するポート番号を設定します。

SNMP

項目

説明

SNMP - ポート

SNMPを使用するときは[起動]に設定します。本機をネットワークを使用して、管理する弊社製アプリケーションを使用するときに設定します。

SIP

項目

説明

SIP - ポート

IPファクス(SIP)を使用するときは[起動]に設定します。

SIP - ポート番号

IPファクス(SIP)で使用するポート番号を設定します。

FTPクライアント

項目

説明

FTPクライアント - ポート

FTPを使用するときは[起動]に設定します。

補足

  • スキャンした画像をFTP通信で送信するときの通信モードは、インターネットサービスで設定します。

メール受信

項目

説明

メール受信 - ポート

メールやインターネットファクスを受信するときは[起動]に設定します。

メール送信

項目

説明

メール送信 - ポート

メールやインターネットファクスを送信するときは[起動]に設定します。

メール通知サービス

項目

説明

メール通知サービス - ポート

メール通知サービス、または[ジョブ終了時のメール通知設定]を使用するときは[起動]に設定します。

通知される本機の状態は、「消耗品の状態」、「交換部品の状態」、「用紙の状態」、「排出先の状態」、「ジャム状態」、「インターロック状態」、「フォルトの通知」です。

補足

  • メール通知サービスは、インターネットサービスで設定します。

UPnPディスカバリー

項目

説明

UPnPディスカバリー - ポート

UPnPを使用するときは[起動]に設定します。

UPnPディスカバリー - ポート番号

UPnPの通信で使用するポート番号を設定します。

WSD

項目

説明

WSDプリント - ポート

WSDプリントを使用するときは[起動]に設定します。

Windows OSからネットワーク内の機器を検索するときに設定します。

WSDスキャン - ポート

WSDスキャンを使用するときは[起動]に設定します。

Windows OSからネットワーク内の機器を検索するときに設定します。

WSD - ポート番号

WSDの通信で使用するポート番号を設定します。

インターネットサービス(HTTP)

項目

説明

インターネットサービス - ポート

インターネットサービスを使用するときは[起動]に設定します。

インターネットサービス - ポート番号

インターネットサービスで使用するポート番号を設定します。

SOAP

項目

説明

SOAP - ポート

SOAPポートを使用するときは[起動] に設定します。Device Setup(デバイス設定ツール) などのアプリケーションを使用するときに設定します。

SOAP - ポート番号

SOAPで使用するポート番号を設定します。

WebDAV

項目

説明

WebDAV - ポート

WebDAVを使用するときは[起動]に設定します。アプリケーションを使用して本機のボックスにアクセスするときに設定します。

WebDAV - ポート番号

WebDAVで使用するポート番号を設定します。

WebDAV - 操作の時間制限

タイムアウトの時間を設定します。

ThinPrint

項目

説明

ThinPrint - ポート

ThinPrintを使用する場合は、[起動]に設定します。

本機は、ThinPrint環境でのプリントに対応しています。サーバー(Windows Server)から圧縮して送られたデータを解凍してプリントします。

ThinPrint - ポート番号

ThinPrintで使用するポート番号を設定します。

補足

  • 通信プロトコルがIPv4で動作しているときに利用できます。

  • 同時に接続できる最大接続数は、3です。

SFTPクライアント

項目

説明

SFTPクライアント - ポート

SFTPを使用するときは[起動]に設定します。

無線LAN設定

参照

プロトコル設定

通信に必要な条件を設定します。

Ethernet設定

項目

説明

Ethernet - ネットワークの名称]/[Ethernet1 - ネットワークの名称]/[Ethernet2 - ネットワークの名称

Ethernetインターフェイスを2回線利用する場合に、それぞれの名称を設定します。

Ethernet - 速度設定]/[Ethernet1 - 速度設定]/[Ethernet2 - 速度設定

Ethernetインターフェイスの通信速度を設定します。接続するネットワーク環境に合わせて、自動検知、または固定の速度を選択します。

Energy Efficient Ethernet

Ethernetインターフェイスの省電力機能を有効にできます。

TCP/IP - 共通設定

項目

説明

プライマリーネットワーク

複数のインターフェイスを使用している場合、プライマリーネットワークとして動作するネットワークの名称が表示されます。

補足

  • プライマリーネットワークは、インターネットサービスで設定します。

IP動作モード

TCP/IPの動作モードを設定します。

補足

  • 次世代ネットワーク(NGN)を利用する場合は、[IPv4モード]、または[デュアルスタック]に設定します。

TCP/IP - ネットワーク設定

補足

  • 複数のインターフェイスを使用している場合、この項目は[TCP/IP設定(Ethernet1)]/[TCP/IP設定(Ethernet2)]/[TCP/IP設定(Wi-Fi)]となります。

  • TCP/IP設定(Ethernet1)]、[TCP/IP設定(Ethernet2)]、[TCP/IP設定(Wi-Fi)]に同じIPアドレスを設定することはできません。

  • セカンダリーネットワークで使用できるポートは、LPD、Port9100、SNMP、インターネットサービス(HTTP)、Bonjour、IPP、ThinPrint、WSD、AirPrint、Mopriaです。そのほかのポートを使用するアプリケーションで、セカンダリーネットワークのインターフェイスを設定しても動作しないことがあります。

項目

説明

IPv4 - IPアドレス取得方法

IPアドレス、サブネットマスク、ゲートウェイアドレスの取得方法を設定します。

補足

  • 次世代ネットワーク(NGN)を利用する場合は、[DHCP/AutoIPから取得]、または[DHCPから取得]に設定します。

IPv4 - IPアドレス

IPアドレスを指定します。

IPv4 - サブネットマスク

サブネットマスクを指定します。

IPv4 - ゲートウェイアドレス

ゲートウェイアドレスを指定します。

IPv4 - DNS設定

DNSサーバーを設定します。

DHCPからのアドレス取得

DNSサーバーのアドレスをDHCPサーバーから取得できます。

DNSサーバーアドレス1]~[DNSサーバーアドレス3

DNSサーバーのアドレスを手動で設定します。DNSサーバーアドレス2と3には代替DNSサーバーのアドレスを設定できます。

IPv4 - 受付IPアドレス制限

本機への接続をIPv4アドレスで制限できます。

補足

  • IPv4 - 受付IPアドレス制限]は、TCP/IPを使用する全機能が対象となります。たとえば、プリント、スキャン(ボックススキャン)、インターネットサービス、外部アクセスなどです。

  • IPv4 - 受付IPアドレス制限]を有効に設定して、本機からスキャン画像をFTP転送する場合は、FTPの通信モードを必ず[Activeモード]に切り替えてください。FTP通信モードの切り替えは、インターネットサービスで設定できます。

  • 接続を受け付けるIPv4アドレスは、インターネットサービスの[受付IPアドレス制限]で登録します。

IPv6 - アドレスの手動設定

IPv6アドレスを手動で設定できます。

IPv6 - 手動設定IPアドレス

IPv6アドレスを設定します。

IPv6 - 手動設定IPアドレスプレフィクス

プレフィクス長を設定します。

IPv6 - 手動設定ゲートウェイアドレス

ゲートウェイアドレスを設定します。

IPv6 - DNS設定

DNSサーバーを設定します。

DHCPからのアドレス取得

DNSサーバーのアドレスをDHCPサーバーから取得できます。

DNSサーバーアドレス1]~[DNSサーバーアドレス3

DNSサーバーのアドレスを手動で設定します。DNSサーバーアドレス2と3には代替DNSサーバーのアドレスを設定できます。

IPv6 - 自動設定アドレス

設定されたIPアドレスを表示します。

補足

  • 手動でIPアドレスを設定している場合、ステートレス自動設定で割り当て可能なアドレスは2つまでです。

IPv6 - 受付IPアドレス制限

本機への接続をIPv6アドレスで制限できます。

補足

  • IPv6 - 受付IPアドレス制限]は、TCP/IPを使用する全機能が対象となります。たとえば、プリント、スキャン(ボックススキャン)、インターネットサービス、外部アクセスなどです。

  • IPv6 - 受付IPアドレス制限]を有効に設定して、本機からスキャン画像をFTP転送する場合は、FTPの通信モードを必ず[Activeモード]に切り替えてください。FTPの通信モードは、インターネットサービスで設定できます。

  • 接続を受け付けるIPv6アドレスは、インターネットサービスの[受付IPアドレス制限]で登録します。

Ping接続確認

設定した条件で本機とクライアントコンピューターが正しく通信できるかを確認できます。

ネットワークプロトコルレポート出力

プライマリーインターフェイスのプロトコル設定をレポート出力します。

本体メールアドレス/ホスト名

メールアドレス

本機のメールアドレスを、128文字以内で入力します。

SMTP受信の場合

アカウント(@マークの左側)は、任意の名称を設定できます。アドレス部(@マークの右側)には、ホスト名とドメイン名を組み合わせたものを設定します。エイリアスは設定できません。

たとえば、

  • アカウント名:mymail

  • ホスト名:myhost

  • ドメイン名:example.com

の場合、メールアドレスは、mymail@myhost.example.comとなります。

POP3受信の場合

メールの受信に使用するメールアドレスを設定します。

名前

本機の名前を32文字以内で入力します。

ホスト名

ホスト名を半角32文字以内で入力します。

補足

  • SMBで通信する場合、先頭から半角15文字をホスト名として使用します。本機を正しく識別するためには、ホスト名を半角15文字以内で設定してください。

ドメイン名

ドメイン名を255文字以内で入力します。

プロキシサーバー一覧

外部アクセスを使用するときに設定します。

補足

  • プロキシ設定が必要なサービスを使用する場合だけ、設定を変更してください。

プロキシサーバー設定

ネットワーク環境に応じて、インターフェイスごとのプロキシサーバー設定ができます。

補足

  • 複数のインターフェイスを使用している場合、この項目は[プロキシサーバー設定 - Ethernet1]/[プロキシサーバー設定 - Ethernet2]/[プロキシサーバー設定 - Wi-Fi]となります。

  • SFTPサーバーとの接続にも適用されます。

項目

説明

プロキシサーバーの使用

プロキシサーバーを使用できます。

プロキシサーバー指定方法

プロキシサーバーの指定方法を設定します。

  • すべてのプロトコルに同じ設定

    HTTPプロキシサーバーの設定が、HTTPSプロキシサーバーの設定としても反映されます。

  • プロトコルごとに設定

    HTTPSプロキシサーバーとHTTPプロキシサーバーをそれぞれ設定できます。

  • PACファイルを指定

    HTTPSプロキシサーバーとHTTPプロキシサーバーの設定にPACファイルを使用して設定します。

  • 自動検出

    HTTPSプロキシサーバーとHTTPプロキシサーバーの設定を検出します。

PACファイルのURL

プロキシサーバー指定方法] を[PACファイルを指定] に設定した場合に、URLを指定します。

プロキシを使用しないアドレス

プロキシサーバーを使用しないアドレスを設定します。IPv4アドレス、IPv6アドレス、およびFQDN形式で指定できます。また、「*」(ワイルドカード)を使用した指定もできます。

HTTPプロキシサーバー - サーバー名]/[HTTPSプロキシサーバー - サーバー名

サーバー名、またはIPアドレスを入力します。IPv4アドレス、IPv6アドレス、およびFQDN形式で指定できます。

HTTPプロキシサーバー - ポート番号]/[HTTPSプロキシサーバー - ポート番号

HTTPプロキシサーバーとHTTPSプロキシサーバーのポート番号を指定します。

HTTPプロキシサーバー - 認証]/[HTTPSプロキシサーバー - 認証

HTTPプロキシサーバーとHTTPSプロキシサーバーに接続する場合に認証が必要なときは、[有効]に設定します。

HTTPプロキシサーバー - ログイン名]/[HTTPSプロキシサーバー - ログイン名

ログイン名を入力します。

HTTPプロキシサーバー - パスワード]/[HTTPSプロキシサーバー - パスワード

パスワードを入力します。

EPプロキシサーバー設定

インターネットを使用してEP-BB複合機管理サービスのEPシステムを利用する場合の、EP通信用のプロキシサーバーについて設定します。

プロキシサーバー一覧]と共通です。

参照

  • EP-BB複合機管理サービスについては、弊社公式サイトを参照してください。

次世代ネットワーク(NGN)設定

項目

説明

次世代ネットワーク(NGN)接続

次世代ネットワーク(NGN)を利用できます。

補足

  • IPファクス(SIP)が利用可能な状態で、TCP/IPの動作モードを[IPv4モード]、または[デュアルスタック]設定時に利用できます。

発信者ID通知

発信者IDを通知できます。

発信者ID

発信者IDとして登録されている電話番号を確認できます。

IPファクス(SIP)最大使用帯域幅

IPファクスに使用する最大使用帯域幅を設定します。

補足

  • 最大使用帯域幅は、NTTのデータ通信向けの料金表を確認して、設定してください。

ファクスによる自動再送信

送信相手にIPファクス(SIP)機能がなく、G3ファクスが利用できる場合に、G3で再送信できます。

SIP設定

IPファクス(SIP)を使用するときの設定をします。

項目

説明

SIP本体アドレス

本機のSIP本体アドレスを設定します。

補足

  • SIPサーバーを使用していない場合には、@以後に、本機のIPアドレスを指定してください。

  • Cisco社製SIPサーバーを使用する場合、本機に設定する[SIP本体アドレス]では、@以降はSIPサーバーのIPv4アドレス文字列だけが指定できます。IPv6アドレス文字列、FQDN文字列、およびSIPドメイン名文字列を指定した場合は、動作しません。

SIPトランスポートプロトコル設定

SIPトランスポートプロトコルを設定します。

補足

  • Cisco社製SIPサーバーを使用する場合、[UDP]を設定してください。

SIPサーバーの使用

SIPサーバーを使用できます。

SIPサーバーアドレス取得方法

SIPプロキシサーバー、SIPレジストラーサーバーのIPアドレス取得方法を指定します。

補足

  • DHCPから取得]、[DHCPv6から取得]の場合でも、SIPプロキシサーバー、SIPレジストラーサーバーのポート番号、認証ユーザー名、認証パスワード、種別は手動で設定する必要があります。

  • DHCPから取得]に設定してIPアドレスを自動取得する場合は、本機のTCP/IP設定で、[IPv4 - IPアドレス取得方法]を[DHCPから取得]、または[DHCP/AutoIPから取得]に設定してください。

  • IPアドレスを自動取得した場合は、プロキシサーバーとレジストラーサーバーの両方に、自動取得した同じIPアドレスが設定されます。プロキシサーバーとレジストラーサーバーで異なるアドレスを使用する場合は、手動で設定してください。

  • 複数のアドレスを自動取得した場合は、1番目のアドレスをプライマリーのプロキシ/レジストラーサーバーに、2番目のアドレスをセカンダリーのプロキシ/レジストラーサーバーにそれぞれ設定します。3番目以降のアドレスは使用されません。

  • IPアドレスを自動取得した場合でも、ポート番号、認証ユーザー名、認証パスワード、サーバー種別は自動取得できません。これらの項目は手動で設定してください。

  • 次世代ネットワーク(NGN)を利用する場合は、[DHCPから取得]に設定してください。

SIPプロキシサーバー設定

SIPプロキシサーバーを設定します。プライマリーサーバーとセカンダリーサーバーが設定できます。

補足

  • 利用できるSIPプロキシサーバーは2台までです。

SIPレジストラサーバー設定

SIPレジストラーサーバーを設定します。プライマリーサーバーとセカンダリーサーバーが設定できます。

補足

  • 利用できるSIPレジストラーサーバーは2台までです。

VoIPゲートウェイ登録

VoIPゲートウェイ1~50を設定します。

相手先の電話番号によって、別々のVoIPゲートウェイが設定できます。

補足

  • 固定のVoIPゲートウェイを使用する場合には、VoIPゲートウェイ1に、識別番号を登録しないで、アドレスだけを設定してください。

  • IPv6ネットワークでは、使用できません。

VoIPゲートウェイ1]~[VoIPゲートウェイ50

識別番号

相手先の電話番号を特定する数字を設定します。

たとえば「03」と設定した場合、0312345678、0312345679など「03」で始まる電話番号には、このVoIPゲートウェイが使用されます。

補足

  • 特定の電話番号を指定する場合には、「0312345678」などの電話番号全体を設定してください。

アドレス

VoIPゲートウェイのIPアドレスを入力します。IPv4アドレス、IPv6アドレス、およびFQDN形式で指定します。

T.38設定

IPファクス(SIP)を使用するときの、T.38について設定します。通常、変更する必要はありません。

メール送受信設定

POP3サーバー設定

補足

  • インターネットサービスを使用して、OAuth2.0認証を使用するExchange OnlineのPOP3サーバーの設定ができます。

  • POP3サーバーは1つしか設定できません。あとから設定した内容が有効になります。

  • OAuth2.0認証を使用するExchange OnlineのPOP3サーバーを設定した場合、本項目の設定内容は使用されません。

項目

説明

POP3サーバー - サーバー名/アドレス

POP3サーバーのサーバー名、またはIPアドレスを入力します。

POP3サーバー - ポート番号

POP3サーバーのポート番号を設定します。

POP3サーバー - 受信間隔

POP3サーバーへのメールの確認間隔を設定します。

POP3サーバー - ログイン名

POP3サーバーにログインするための名前を入力します。

POP3サーバー - パスワード

POP受信用のパスワードを設定します。

POP受信パスワードの暗号化

パスワードを暗号化できます。

SMTPサーバー設定

接続確認]をタップし、本機から指定したメールアドレスにテストメールを送信することで、本機とSMTPサーバーとの接続状況を確認できます。また、[接続確認]>[SMTP通信レポート出力]を選択すると、本機が送信/受信したSMTP通信のプロトコルの内容を表すレポートがプリントされます。

項目

説明

SMTPサーバー - サーバー名/アドレス

SMTPサーバーのサーバー名、またはIPアドレスを入力します。

SMTPサーバー - ポート番号

SMTPサーバーのポート番号を設定します。

送信時の認証方式

SMTP送信時の認証方法を設定します。

補足

  • 認証方式は、AUTH GSSAPI(Kerberos指定時のみ)、AUTH NTLMv2、AUTH NTLMv1、AUTH PLAIN、AUTH LOGIN、AUTH CRAM-MD5に対応しています。

送信時の認証ユーザー

送信時の認証ユーザーを設定します。

外部認証のユーザー]に設定した場合、ジョブの実行前に本機で外部認証していれば、外部認証のユーザー名/パスワードでSMTPサーバーに認証します。また、認証に失敗した場合の動作を選択できます。外部認証を利用しない場合は、本機に設定したユーザー名/パスワードが使用されます。

SMTP AUTH - ログイン名

SMTPサーバーのログイン名を設定します。

SMTP AUTH - パスワード

SMTPサーバーの認証用パスワードを設定します。

外部認証サーバー/ディレクトリーサービス設定

認証システムの設定

項目

説明

認証システム

認証するためのシステムを選択します。

補足

  • 弊社商品(別売)を外部認証先として使用する場合は、[Authentication Agent]を選択してください。

  • Microsoft Entra IDは、インターネットサービスで設定します。

認証応答待ち時間の上限

認証の応答の待ち時間の上限を設定します。

ユーザー情報検索時間の上限

ユーザー情報の検索の待ち時間の上限を設定します。

Kerberosサーバー設定

項目

説明

Kerberosサーバー1(標準)]~[Kerberosサーバー5

Kerberosサーバー1~5それぞれに、次の設定をします。

Kerberosサーバー1に設定した内容が、認証時の初期値として使用されます。

プライマリーサーバー - 名前/アドレス

プライマリーサーバーのサーバー名、またはIPアドレスを入力します。

プライマリーサーバー - ポート番号

プライマリーサーバーのポート番号を入力します。

セカンダリーサーバー - 名前/アドレス

セカンダリーサーバーのサーバー名、またはIPアドレスを入力します。

セカンダリーサーバー - ポート番号

セカンダリーサーバーのポート番号を入力します。

認証先(レルム名)

サーバーとして、Windows Serverのアクティブディレクトリーを使用する場合は、アクティブディレクトリーのドメイン名を認証先に設定します。

補足

  • 認証先名は、必ず大文字で設定してください。小文字で設定すると認証エラーになります。

サーバー証明書の検証

サーバー証明書を検証できます。

LDAPサーバー/ディレクトリーサービス設定

LDAP認証とLDAPによるアドレス帳検索を利用する場合、ディレクトリーサーバーや認証方式、検索のための属性や範囲などについて設定します。

接続確認]をタップすることで、サーバーとの接続を確認できます。

項目

説明

プライマリーサーバー - 名前/アドレス

プライマリーサーバーのサーバー名、またはIPアドレスを入力します。

プライマリーサーバー - ポート番号

プライマリーサーバーのポート番号を入力します。

セカンダリーサーバー - 名前/アドレス

セカンダリーサーバーのサーバー名、またはIPアドレスを入力します。

プリマリーサーバーがメンテナンス中などで通信不能の場合に、代替サーバーに接続します。

セカンダリーサーバー - ポート番号

セカンダリーサーバーのポート番号を入力します。

プリマリーサーバーがメンテナンス中などで通信不能の場合に、代替サーバーに接続します。

認証方式

直接認証

入力したユーザーIDとパスワードで、LDAPサーバーに認証します。

ユーザー属性認証

特定の属性情報を基に、LDAP サーバーに認証します。[入力ユーザー名の属性]に属性名を設定します。

入力ユーザー名の属性

LDAP認証の認証方式が[ユーザー属性認証]の場合に、属性名を設定します。

特定の属性情報を基に、LDAP サーバーに認証します。[入力ユーザー名の属性]に属性名を設定します。たとえば、メールアドレスを入力させる場合は「mail」を設定します。

補足

  • ユーザーごとに一意な値であることが保証される属性を設定してください。

認証用ユーザー名の属性

ユーザーの表示名や識別子とする属性名を入力します。

補足

  • ユーザーごとに一意な値であることが保証される属性を設定してください。

  • 設定した属性がLDAP サーバーから取得できない場合は、ログインできません。

  • 認証方式が[直接認証]の場合、操作パネルから認証時に入力するユーザーID の属性と同じものを設定してください。

ユーザー名追加文字列の使用

タッチパネルディスプレイから認証情報を入力するときに、[ユーザー名の追加文字列]で入力した情報を自動で付加できます。

ユーザー名の追加文字列

ユーザー名追加文字列の使用]で[使用する]を設定した場合にその固定文字列を入力します。

たとえば、メールアドレス(user@myhost.example.com)を使用して認証する場合、「@myhost.example.com」を設定にしておくと、「user」だけの入力でログインできます。

ICカード認証に使用する属性

ICカードを使用してLDAP認証する場合に、カードIDの検索属性を設定します。

ネットワーク用ユーザーID属性

ICカードを使用してLDAP認証する場合に、ICカードのカードIDで検索するユーザー名の属性を設定します。取得したユーザー名は、外部サービスに通知する認証情報として使用されます。

検索用の認証ユーザー

検索のときに使用するユーザーを設定します。

検索用ログイン名

アドレス帳検索と[ユーザー属性認証]方式のLDAP認証で、ディレクトリーサーバーにアクセスするときのユーザー名を設定します。ディレクトリーサービス認証が必要なときだけの設定です。

補足

  • 基本的にはDN 形式で入力してください。ただし、Active Directory の場合、表示名などの属性値を指定することもできます。詳しくは、Microsoft 社の公式サイトを参照してください。

検索用パスワード

検索用ログイン名]で指定したユーザーのログインパスワードを設定します。

検索起点エントリー(DN)

検索の起点となる文字列を入力します。

補足

  • ここで指定したエントリーがユーザー検索の基準になります。ログインするユーザーが含まれる階層のエントリーを指定してください。ただし、エントリー以下の階層に含まれるユーザーやグループの数が多すぎると、本機へのログインに時間がかかることがあります。

起点からの検索範囲

起点からの検索範囲を設定します。

検索対象のオブジェクトクラス

検索のためのオブジェクトクラスを入力します。

リフェラルの使用

接続したLDAPサーバーから、別のLDAPサーバーへの接続を指示された場合に、指示されたサーバーに再接続できます。

リフェラルのホップ数上限

リフェラル機能を使用する場合に、接続するサーバーの切り替えを何回まで許可するかを設定します。

サーバーのソフトウェア

ディレクトリーサーバーで使用されるソフトウェアを設定します。

名前の検索条件 - 宛先名

名前を検索キーとして検索する場合に、宛先名の属性型を検索条件として使用できます。

名前の検索条件 - 姓

名前を検索キーとして検索する場合に、姓の属性型を検索条件として使用できます。

名前の検索条件 - 名

名前を検索キーとして検索する場合に、名の属性型を検索条件として使用できます。

宛先名の属性型

宛先名の属性型を設定します。使用するLDAPサーバーに登録されているユーザー情報の項目の中で、宛先名として使用するフィールドの属性名を入力できます。Windowsの場合は、宛先名として使用する属性名に「cn」を入力します。

姓の属性型

送信先の姓の属性型を設定します。

名の属性型

送信先の名の属性型を設定します。

メールアドレスの属性型

メールアドレスの属性型を設定します。使用するLDAPサーバーに登録されているユーザー情報の項目の中で、メール情報として使用するフィールドの属性名を設定します。Windowsの場合は、メール情報として使用する属性名に「mail」を入力します。

ファクス番号の属性型

ファクス番号の属性型を設定します。

IPファクス(SIP)番号の属性型

使用するLDAPサーバーに登録されているユーザー情報のIPファクス(SIP)番号を、使用するフィールドの属性名として設定します。

インターネットファクスアドレスの属性型

インターネットファクスアドレスの属性型を設定します。

補助項目1の属性型]~[補助項目3の属性型

補助項目1~3のLDAP属性型を設定します。[宛先名の属性型]、または[メールアドレスの属性型]以外に、検索の対象のLDAPサーバーに登録されたユーザー属性を任意で指定できます。

補助項目1の属性名]~[補助項目3の属性名

補助項目1~3に割り当てる属性名を設定します。

証明書の属性型

証明書の属性型を設定します。使用するLDAPサーバーに登録されているユーザー情報の項目の中で、証明書として使用するフィールドの属性名を入力します。

Windowsの場合は、証明書の属性名に「userCertificate;binary」を入力します。この情報は、ディレクトリサービスを使用して宛先を選択し、S/MIMEで暗号化してメール送信する場合に、S/MIMEの証明書として使用します。

補足

  • 暗号化通信する場合は、本機に使用する証明書のパスに登録されている信頼されたルート証明機関、中間証明機関すべての登録が必要です。

検索結果の最大表示数

検索条件に合ったアドレスを表示する件数を設定します。検索結果が上限数を超えた場合は、それ以上の検索処理は中断します。

検索時間の上限

検索のタイムアウト時間を設定します。

セキュリティー設定

SSL/TLS設定

サーバーやクライアントコンピューターと本機との通信を暗号化するときに設定します。

項目

説明

TLSセキュリティーレベル

暗号化通信のモードを設定します。

本体の証明書 - サーバー

SSL/TLS通信するための、サーバー証明書を設定します。

HTTP - SSL/TLS通信

SSL/TLS通信だけを使用可能にできます。

補足

  • HTTPSのみ使用可能]に設定すると、[UPnPディスカバリー]、[WSD]の各ポートは停止されます。

HTTP - SSL/TLS通信ポート番号

SSL/TLS通信のポート番号を指定します。

LDAP - SSL/TLS通信

認証や検索などのアクセスにSSL/TLS通信できます。

SSL通信を有効にした場合には、[LDAPサーバー/ディレクトリーサービス設定]の[プライマリーサーバー - ポート番号]と[セカンダリーサーバー - ポート番号]を変更する必要があります。LDAPのディレクトリーサーバーのSSL通信のポート番号は、通常、636になります。

SMTP - SSL/TLS通信

SSL/TLS通信について設定します。

補足

  • インターネットファクスダイレクト(P2P)には、対応していません。

無効

SSL/TLS通信しません。

STARTTLS接続(利用可能時)

証明書を検証して、SSL/TLS通信します。検証できない場合は、SSL/TLS通信しません。

STARTTLS接続

証明書を検証して、SSL/TLS通信します。検証できない場合は、通信できません。

SSL/TLS接続

SSL/TLS通信します。

ThinPrint - SSL/TLS通信

SSL/TLS通信を有効にできます。

本体の証明書 - クライアント

SSL/TLS通信するための、クライアント証明書を設定します。

相手サーバーの証明書の検証

本機をSSLクライアントとして動作させるときに、相手サーバーの証明書を検証できます。

S/MIME設定

メールやインターネットファクスを暗号化、または署名機能を利用して送受信するときに設定します。

参照

項目

説明

本体の証明書 - S/MIME

S/MIME通信で使用する証明書を設定します。

S/MIME通信

S/MIME通信を有効にできます。

信頼できないメール

受信しない]に設定すると、次のメールは受信できません。

  • S/MIME通信]を有効にした場合のS/MIME以外のメール

  • 署名/検証に失敗したメール

  • 期限切れの証明書が添付されたメール

信頼できないインターネットファクス

受信しない]に設定すると、次のインターネットファクスは受信できません。

  • S/MIME設定]を有効にした場合のS/MIME以外のインターネットファクス

  • 署名/検証に失敗したインターネットファクス

  • 期限切れの証明書が添付されたインターネットファクス

メッセージダイジェスト方式

メールをメッセージダイジェストと呼ばれるハッシュ値に変換するときに使用する暗号方式を設定します。

補足

  • 証明書の公開鍵がRSA 512ビットの場合、[SHA512]に設定すると不完全なメールが送信されることがあります。

本文の暗号化方式

本文の暗号化方式を設定します。

暗号化メール分割送信

暗号化メールを送信先ごとに分割送信できます。

暗号化インターネットファクス分割送信

暗号化したインターネットファクスを送信先ごとに分割送信できます。

署名 - メール送信

メールを送信するときに、常にデジタル署名をするか、送信するときに選択するかを設定します。

署名用証明書(メール)

メール送信の[デジタル署名]で使用する証明書を指定します。

署名 - インターネットファクス送信

本機からインターネットファクスを送信するときに、常にデジタル署名をするか、送信するときに選択するかを設定します。

証明書の自動取得

アドレス帳に登録されているメールアドレスからS/MIME用証明書が添付されたメールを受信したときに、証明書を保存できます。

PDF/DocuWorksの署名設定

参照

項目

説明

本体の証明書

署名に使用する証明書を設定します。

PDF署名

PDF文書に署名できます。

PDF署名ハッシュアルゴリズム

PDF署名をするときのハッシュアルゴリズムを設定します。

DocuWorks署名

DocuWorks文書に署名できます。

DocuWorks署名ハッシュアルゴリズム

DocuWorks署名をするときのハッシュアルゴリズムを設定します。

署名用証明書

スキャナーのPDF/DocuWorks署名で使用する証明書を設定します。

IPsec設定

ネットワークをパケット単位で暗号化して安全に通信するように設定します。

補足

  • セカンダリーイーサネットキット、または無線キットを取り付けている場合、この項目はプライマリーネットワークにだけ指定できます。

  • IKE認証方式]、[事前共有鍵]、[DHグループ]、[PFS設定]についてはネットワーク管理者に確認してください。

項目

説明

IPsec設定]/[IPsec設定(Ethernet1)]/[IPsec設定(Ethernet2)]/[IPsec設定(Wi-Fi)

IKE認証方式

IKE認証方式を設定します。

事前共有鍵

事前共有鍵を入力します。

IKE認証方式]が[事前共有鍵による認証]の場合に設定します。

本体の証明書

IPsec通信で使用する証明書を設定します。

IKE認証方式]が[デジタル署名による認証]の場合に設定します。

ここでは、インターネットサービスで作成した自己証明書は使用できません。

IPsec通信

IPSec通信を有効にできます。

IKE SAのライフタイム

IKE SAの有効期間を設定します。

IPsec SAのライフタイム

IPsec SAの有効期間を設定します。

DHグループ

DHグループを設定します。

PFS設定

PFSを有効にできます。

相手アドレス - IPv4

通信を許可する相手先のIPv4アドレス、または範囲を設定します。

相手アドレス - IPv6

通信を許可する相手先のIPv6アドレス、または範囲を設定します。

非IPsec通信

相手アドレスで設定した以外のアドレスの、IPsecに対応していない機器に対して、通信ができます。

IEEE 802.1x設定

項目

説明

IEEE 802.1x設定]/[IEEE 802.1x設定(Ethernet1)]、[IEEE 802.1x設定(Ethernet2)

IEEE 802.1x認証の使用

IEEE 802.1x認証を使用できます。

認証方式

IEEE 802.1xの認証方式を設定します。

認証ユーザー名

認証ユーザー名を128文字以内で入力します。

補足

  • 認証方式]を[EAP-TLS]に設定している場合は、クライアント証明書のユーザー名を使用します。

認証パスワード

認証パスワードを1~128バイト以内で入力します。

補足

  • 認証方式]を[EAP-TLS]に設定している場合は、認証にパスワードは使用しません。

サーバー証明書の検証

認証方式]が[PEAP/MS-CHAPv2]の場合に、サーバー証明書を検証できます。

証明書失効確認の設定

項目

説明

証明書検証レベル

証明書の検証レベルを設定します。

証明書失効確認方式

証明書失効確認の方式を設定します。

本機が検証局から失効リスト(CRL)を取得して照合する場合は、[失効リスト(CRL)を取得する]に設定します。証明書の有効性を確認できるOCSP(Online Certificate Status Protocol)を使用して認証局や検証局に問い合わせて確認する場合は、[OCSPで問い合わせる]に設定します。

失効リスト(CRL)の自動取得

失効リスト(CRL)を自動取得できます。

失効リスト(CRL)取得時間上限

失効リスト(CRL)を取得する時間の上限を設定します。

OCSPレスポンダー指定方法

OCSPレスポンダーの指定方法を指定します。

証明書に記載のURLを使用]、[本体で設定したURLを使用]から設定できます。

OCSPレスポンダー

OCSPレスポンダー指定方法]で[本体で設定したURLを使用]を選択した場合は、問い合わせ先のURLを設定します。

OCSP通信時間上限

OCSPレスポンダーとの通信時間の上限を設定します。

証明書の拡張鍵用途の検証

証明書を検証する際に、以下も同時に検証します。

  • サーバー証明書を検証する場合は、証明書の拡張鍵用途に「サーバー認証」が含まれていること

  • OCSPを使用して証明書の失効確認をする場合は、OCSPレスポンダー証明書の拡張鍵用途に「OCSP署名」が含まれていること

リモート操作パネル

本機の操作パネルをネットワーク接続されたクライアントコンピューターから操作できるようにするかどうかを設定します。クライアントコンピューターから本機を操作している場合、本機の操作パネルにはリモート操作中であることを示すメッセージが表示されます。このとき、本機の操作パネルは使用できません。

補足

  • 本機の操作パネルの操作中は、リモート操作パネル機能を使用できません。

  • リモート操作中、本機の操作パネルにはクライアントコンピューターで操作している画面が表示されるため、第三者に読み取られることがあります。

その他の設定

FIPS140認定モード

FIPS140(Federal Information Processing Standard 140)とは、暗号モジュールに関するセキュリティ要件の仕様を規定する米国連邦標準規格です。

FIPS140-3認定モードを[有効]に設定することによって、セキュリティをより強化できます。

次の機能はFIPS140認定されていない暗号アルゴリズムで動作します。FIPS140に対応した環境での運用をおすすめします。

  • SMTP認証

  • HTTP認証

  • SMB転送

  • ボックス保存

  • DocuWorksダイレクトプリント

  • LDAP認証

  • Kerberos認証

  • 802.1x認証

  • メール送信

  • PDFダイレクトプリント

メール送信はS/MIME、SMTP AUTHを使用した場合に該当します。

蓄積文書のネットワーク分離

ボックスでの文書の蓄積や、取り出しに使用するネットワークを限定できます。

その他の設定

ネットワークに関するそのほかの設定をします。

項目

説明

メール受信プロトコル

使用環境に合わせて設定します。

認証ユーザー名へのドメイン付加

ユーザー名にドメイン名を付加できます。

メールプリントの排出先

メール受信プリントの排出先を設定します。[自動]に設定すると、排出先の初期設定値に設定されている排出先が選択されます。

送受信ドメインの制限

メール、インターネットファクス、IPファクス(SIP)の送受信を許可、または禁止するドメインを設定します。

制限方法

送受信許可ドメインの指定]に設定すると、送受信を許可するドメインを指定できます。[送受信拒否ドメインの指定]に設定すると、送受信を禁止するドメインを指定できます。

ドメイン1]~[ドメイン50

制限方法]を[送受信許可ドメインの指定]、または[送受信拒否ドメインの指定]に設定した場合に、送受信ドメイン名を指定できます。

USBポートID固定機能

USBインターフェイスで通知するIDとして、シリアル番号を使用するか固定値を使用するかを設定します。