宛先のいろいろな指定の仕方を知りたい
宛先の指定の仕方には、電話番号などを直接入力するほかに、ワンタッチボタンを使用したり、アドレス帳を参照したりする方法があります。
さまざまな宛先の指定方法を説明します。
番号入力で宛先を指定
ファクスの宛先を番号入力で指定する手順を説明します。
- ホーム画面で[ファクス]をタップします。
- キーパッドを使用して、宛先を入力します。
補足
入力を間違えた場合は、[×]をタップして正しい宛先を指定します。
- 複数の宛先を指定する場合は、[次宛先]をタップします。
- [完了]をタップします。
補足
ファクスの誤送信を避けるため、宛先を再入力させる画面を表示できます。機械管理者モードで
>[設定]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[ファクス動作制御]>[宛先の再入力]を[する]に設定してください。[する]に設定した場合、もう一度宛先を指定する画面が表示され、1回目に指定した宛先と一致するときだけ送信できます。
[宛先の再入力]を[する]に設定した場合に、同報送信時に宛先を再入力させる画面を表示できます。[ファクス動作制御]画面で、[再入力時の同報指示]をタップし、表示されるメニューから[同報指示時も再入力する]を選択します。
[宛先の再入力]を[する]に設定した場合に、アドレス帳の宛先を指定したときの確認画面を表示できます。[ファクス動作制御]画面で、[再入力時の連絡先指示]をタップし、表示されるメニューから[確認画面を表示する]を選択します。
ワンタッチボタンで宛先を指定
よく使用する宛先をワンタッチボタンの番号に割り当てておくと、ワンタッチで指定できるようになります。
補足
機械管理者モードで
>[設定]>[アプリ設定]>[アドレス帳設定]>[登録番号の表示]を[する]に設定している場合、アドレス帳の宛先に割り当てられた1-72の登録番号が、ワンタッチボタンの番号になります。ワンタッチ番号の割り当ては不要です。
ワンタッチボタンを表示する設定
- 機械管理者モードにログインします。
- ホーム画面で
をタップします。
- [設定]をタップします。
- [システム設定]をタップします。
- [画面/ボタンの設定]をタップします。
- [ワンタッチボタンの表示]をタップして、有効にします。
ワンタッチボタン番号の割り当て(操作パネルで設定する場合)
- ホーム画面で
をタップします。
- [設定]をタップします。
- [アプリ設定]をタップします。
- [ワンタッチボタン設定]、または[ワンタッチボタンとアドレス帳登録番号の設定]をタップします。
- 登録する未登録のボタンをタップします。
- 宛先リストから、ワンタッチボタンに割り当てたい宛先を選択し、[OK]をタップします。
- [OK]をタップします。
補足
[プリント]をタップすると、ワンタッチボタンの設定内容をプリントできます。
ワンタッチボタンの割り当てを解除する場合は、解除する番号の
をタップして、表示されるメニューから[ワンタッチボタンの解除]を選択します。
ワンタッチボタン番号の割り当て(インターネットサービスで設定する場合)
- インターネットサービスにアクセスします。
参照
詳しくはインターネットサービスの利用を参照してください。
- [アドレス帳]をクリックします。
- [ワンタッチボタン設定]、または[ワンタッチボタンとアドレス帳登録番号の設定]をクリックします。
- 登録する未登録の宛先をクリックします。
補足
ワンタッチボタンの割り当てを解除する場合は、解除する番号の削除アイコン
をクリックします。
- 宛先リストから、ワンタッチボタンに割り当てたい宛先を選択します。
- 宛先種別を選択し、[保存]をクリックします。
ワンタッチボタンを使用して送信
[ファクス]の例を説明します。
- ホーム画面で[ファクス]をタップします。
- 送信する宛先のワンタッチボタンをタップします。
- ワンタッチボタンで指定した宛先(番号)が表示されていることを確認します。
アプリからアドレス帳を開いて宛先を指定
ファクスやスキャンなどのアプリ画面からアドレス帳を呼び出して、登録済みの宛先を指定します。
ここでは、[ファクス]アプリを使用する場合の例を説明します。
- ホーム画面で[ファクス]をタップします。
- アドレス帳アイコン
をタップします。
- 宛先を選択して、[OK]をタップします。
補足
同報送信が有効の場合、ファクスの宛先と同時にインターネットファクスの宛先を選択できます。そのとき、表示されたファクス画面で、インターネットファクスの宛先だけに送信することはできません。最低1件はファクスの宛先を選択してください。インターネットファクス画面から送信するときも同様です。
ファクスとインターネットファクスの操作画面では、ファクスとインターネットファクスの宛先の両方がアドレス帳に表示されます。機械管理者モードで
>[設定]>[アプリ設定]>[ファクス設定](または[インターネットファクス設定])>[ファクス動作制御]>[ファクス/インターネットファクス宛先の表示]を[混在表示しない]に設定すると、ファクスの操作画面ではファクスの宛先だけを表示し、インターネットファクスの操作画面ではインターネットファクスの宛先だけを表示できます。
画面左上のアドレス帳アイコン
をタップすると、アドレス帳の種類を切り替えて、目的の宛先を見つけやすくできます。
[登録番号付きアドレス帳]は、宛先を登録番号順に並べて表示するときに選択します。機械管理者モードで
>[設定]>[アプリ設定]>[アドレス帳設定]>[登録番号の表示]を[する]に設定している場合に表示されます。
- 宛先が正しく設定されていることを確認します。
ホーム画面のアドレス帳から宛先を指定
- ホーム画面で[アドレス帳]をタップします。
- 連絡先を選択します。
補足
連絡先の
をタップして、登録されている宛先種別に対応するアプリを開くこともできます。その場合は、手順5に進みます。
をタップして表示されたメニューから機能を選択すると、選択した機能の宛先だけをリストに表示できます。
- 使用するアドレスや番号を選択します。
たとえば、スキャンしてメール送信する場合は、設定されているメールアドレスを選択します。
ファクス送信する場合は、設定されているファクス番号を選択します。
- [この宛先に送信]をタップします。
- 宛先が正しく設定されていることを確認します。
お気に入りから宛先を指定
[お気に入り]に設定してある宛先だけを表示させて、よく使う宛先を選択しやすくできます。
ここでは、[ファクス]アプリを使用する場合の例を説明します。
- ホーム画面で[ファクス]をタップします。
- アドレス帳アイコン
をタップします。
- アドレス帳アイコン
をタップします。
- [お気に入り]をタップします。
- 宛先を選択し、[OK]をタップします。
リダイヤルで宛先を指定
以前に送信した宛先の履歴から宛先を指定する機能を、リダイヤルといいます。
リダイヤル機能は、ファクスとインターネットファクスで利用できます。
補足
機械管理者モードで特定の宛先への送信が禁止されている場合は、[リダイヤル]は使用できません。
リダイヤルできる宛先保存数と対象宛先は、機械管理者モードでの設定に従います。
- ホーム画面で[ファクス]をタップします。
- リダイヤルアイコン
をタップします。
- 宛先を選択し、[OK]をタップします。
チェーンダイヤルで宛先を指定
アドレス帳に登録してあるファクス番号と入力したファクス番号を組み合わせて、1つの宛先として指定できます。この機能をチェーンダイヤルといいます。
補足
チェーンダイヤルを利用するかどうかは、機械管理者モードで
>[設定]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[ファクス動作制御]>[チェーンダイヤル]から設定できます。
- ホーム画面で[ファクス]をタップします。
- 画面上部の
([機能リスト])をタップします。
- [その他の機能]をタップして表示されるメニューから、[チェーンダイヤル]をタップします。
補足
カスタマイズの設定によっては、[その他の機能]をタップしなくても[チェーンダイヤル]が表示されます。
- アドレス帳、または番号入力で宛先を指定します。番号の組み合わせが完了したら、[完了]をタップします。