外部認証のAzure Active Directoryを設定する
[認証システム]を[Azure Active Directory]に設定したときは、Azure Active Directoryを利用するための設定をします。
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この機能は、ストレージが取り付けられ、かつ、ストレージに空きがある場合にのみ使用できます。
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この機能を利用するためには、EP-BBの契約をしている必要があります。詳しくはEPシステムについてを参照してください。また、EP通信用のプロキシサーバーを設定する必要があります。設定方法は、[EPプロキシサーバー設定]を参照してください。
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Azure Active Directoryの設定を変更する場合、事前に影響を確認してください。
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Azure Active Directoryについて、詳しくはMicrosoft社の公式サイトを参照してください。
Azure Active Directoryを使うための準備
Azure Active Directory上での管理者による同意
本機でAzure Active Directoryを利用するには、本機が以下の各処理を行うことを、お客様に同意していただく必要があります。
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ユーザーの認証
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ユーザー名など基本情報の参照
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ユーザーのメールアドレスの参照
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ディレクトリ内に存在するグループ一覧の参照
同意の手順を説明します。
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Webブラウザーのアドレス入力欄に以下のURLを入力し、〈Enter〉キーを押します。
https://login.microsoftonline.com/common/adminconsent?client_id=8d4725eb-672b-4d11-8f26-069a8844097b&redirect_uri=https://account.fujixerox.com/consentResult.html
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テナント管理者のアカウントでログインします。
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権限に対する同意画面が表示されます。内容を確認し、[承諾]をクリックします。
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同意成功の画面が表示されたら、Webブラウザーを閉じます。
DNSサーバーの設定
本機を使用するためには、DNSサーバーを設定する必要があります。
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設定方法は、[IPv4 - DNS 設定]、または、[IPv6 - DNS 設定]を参照してください。
プロキシサーバー設定
本機能を使用するためには、プロキシサーバーを設定する必要があります。
Azure Active Directoryへの接続情報を設定する
本機がAzure Active Directoryに接続するために必要な情報の設定方法を説明します。
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CentreWare Internet Servicesを起動し、機械管理者モードにログインします。
参照-
詳しくは、CentreWare Internet Servicesを起動するを参照してください。
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左側のメニューから[認証/集計/権限]をクリックします。
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[認証設定]をクリックします。
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[外部認証]の[設定]をクリックします。
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[Azure Active Directory]を選び、[保存]をクリックします。
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[ディレクトリーID]に、お客様が契約されているAzure Active DirectoryのディレクトリIDを入力します。
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[ドメイン設定]の[確認/変更]をクリックします。
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Azure Active Directoryのドメイン情報を入力します。
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[保存]>[保存]をクリックします。
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本機を再起動する表示に変わったら、[はい(変更する)]をクリックします。
Azure Active Directoryグループアカウントを設定する
ここでは、コピー機能へのアクセス権限を割り当てるAzure Active Directoryグループアカウントを例に設定方法を説明します。
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CentreWare Internet Servicesを起動し、機械管理者モードにログインします。
参照-
詳しくは、CentreWare Internet Servicesを起動するを参照してください。
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左側のメニューから[認証/集計/権限]をクリックします。
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[認証設定]をクリックします。
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[外部認証]の[設定]をクリックします。
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[Azure Active Directory]を選び、[保存]をクリックします。
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[グループアカウントの権限設定]の[確認/変更]をクリックします。
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[コピー]をクリックします。
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[コピー] のグループに操作権限を割り当てたいAzure Active DirectoryグループのオブジェクトID(OID)をxxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxの形式で入力します。xxxx は16 進数です。
補足-
ログインしたユーザーがここで設定したグループアカウントに所属する場合、そのユーザーに対して操作権限を与えます。
参照-
Azure Active DirectoryでのグループアカウントのDNの確認方法は、Azure Active DirectoryグループのオブジェクトIDの確認方法を参照してください。
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[OK]をクリックします。
ほかの機能も制限する場合は手順7~9と同様に設定します。
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[保存]>[保存]の順にクリックします。