IPsecを使用して暗号化するための設定

IPsec通信でIKE認証方式を「デジタル署名」にするときは、本機に証明書を設定します。証明書は、本体出荷時には、本機にインポートされていません。IPsec用証明書をインポートします。インポート後、IPsecの設定をします。

IKE認証方式が事前共有鍵の場合には、Step1の「証明書の準備」は不要です。Step2の「IPsecの設定」を行ってください。

参照
注記
  • [デバイス証明書]または[その他の証明書]のどちらかのカテゴリーに、すでに同じ証明書が登録されている場合は、インポートできません。登録されている証明書を削除してから、インポートしてください。

補足
  • IPsec用証明書としてインポートする証明書にV3拡張(KeyUsage)がある場合には、デジタル署名のビットがオンに設定されている必要があります。

Step1 証明書の準備

CentreWare Internet Servicesで証明書を設定するには、HTTPの通信を暗号化する設定を行ってから、ほかの認証局で作成された証明書を本機にインポートして、IPsec 用証明書として設定します。

補足
  • 本機にインポートできる証明書の公開鍵は、RSA®公開鍵4096 ビットまで、またはECC公開鍵のP-256/P-384/P-521のどれかとなります。

  • IPsec用には、CentreWare Internet Servicesで作成した自己証明書は使用できません。

参照
  1. CentreWare Internet Servicesを起動し、機械管理者モードにログインします。

    参照
  2. 左側のメニューから[システム]をクリックします。

  3. [セキュリティー設定]>[証明書設定]>[インポート]をクリックします。

  4. [参照]をクリックして表示されるダイアログボックスでインポートするファイルを選び、[保存]をクリックします。

    補足
    • インポートするファイルのパスを直接入力することもできます。

  5. [パスワード]にインポートする証明書に設定されたパスワードを入力します。

  6. [パスワードの再入力]に同じパスワードを入力します。

  7. [実行]をクリックします。

  8. インポートが終了したら、[閉じる]をクリックします。