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アナリティクス使い方
ガイド

1.プロジェクトを作る

1.プロジェクトを作る

基本操作については、FUJIFILM IWproユーザーガイドのアナリティクスを参照してください

ゴールを設定する/
業務課題を設定する

ゴールを設定する/業務課題を設定する

アナリティクスを利用したAIによる分析では、はじめにプロジェクトのゴールを設定します。
解決したい業務課題として、「定型業務の工数」「人的ミスによる手戻り」「新人と熟練者のスキルギャップ」などについて考えます。そのうえで、手作業で実施していた業務をAIに置き換えることで、どの程度改善したいのか考え、ゴールを設定します。

注意
  • AIモデルの精度は100%ではありません。AIの結果を参考にしつつ、最終的な判断はお客様ご自身で行ってください。

【例】問い合わせメールを
担当部門に振り分ける

アナリティクスを利用し業務を自動化することで、
振り分け工数や、間違いが削減されます。

これまでアイコン人が振り分け
▼問い合わせ受付担当者の悩み
問い合わせ受付担当者の悩み
  1. 問い合わせが多く、振り分けが大変…
  2. どの部署に振り分ければいいかわからない…
  3. 担当者によって振り分け先がばらつく…
  4. 対応開始まで時間がかかる…
▼振り分け先部署の悩み
振り分け先部署の悩み
  1. 問い合わせ内容を確認したが、自部門宛(自部門の担当)ではなかった…
矢印矢印
アナリティクス 利用後アイコンAIが振り分け
▼問い合わせ受付担当者の変化
問い合わせ受付担当者の変化
  1. 問い合わせの振り分けを自動化して工数を削減!
  2. 過去のデータから予測された部署に振り分け実施!
  3. 一貫性のある振り分け基準を適用!
  4. 初期対応時間を短縮!
▼振り分け先部署の変化
振り分け先部署の変化
  1. 振り分け間違いの発生が低減!

分析タイプを選ぶ

「業務の目的から選ぶ」「分析タイプの特徴から選ぶ」のどちらかを参考に分析タイプを選んでください。

業務の目的から選ぶ

リストから対象の業務を探し、対応する分析タイプを選択してください。

分析タイプの種類
分析タイプの種類
職種
職種を選択してください
すべて
マーケ
ティング
カスタマー
サポート
営業
開発
経理
総務
人事
生産/物流
職種
未分類
業務目的
選択した職種に対応した業務目的と
メニューは以下になります
分類
ユーザー属性の自動分類
分類
修理人員派遣の有無判定
データマッチング
問い合わせ顧客情報
の照合
分類
顧客セグメント分類
分類
顧客関係性の判定
分類
営業成果の分類
分類
パフォーマンスの分析
分類
提案資料の抽出
データマッチング
顧客データ統合(名寄せ)
分類
商品のグループ分類
分類
予測保全による
機械トラブルの予知
分類
開発・生産時トラブル
対応先の分類
データマッチング
表記ゆれの補正
データマッチング
取引条件の紐づけ
分類
チーム分類
分類
離職リスク予測
分類
規定休暇取得日数を
取得する確率の予測
分類
従業員の能力レベル分類
分類
採用選考分類⽀援
データマッチング
従業員データ統合
(名寄せ)
分類
不要な申請手続きの判定

AIモデルから選ぶ

アナリティクスで扱える分析タイプには、
その特徴ごとに「分類」「データマッチング」「入金請求突合」「需要予測」の4種類があります。
それぞれの特徴を確認し、業務目的に対応する分析タイプを選択してください。

分類
分類

データをあらかじめ設定された属性ごとに振り分けます。

分類とは?
問い合わせ→問い合わせ先
分類例
アナリティクスを利用することで、AIが問い合わせ内容を理解し、問い合わせ先の部署を推論
データマッチング
データマッチング

2つのデータを比較し、一致するかまたは関連性の高い項目を見つけ出します。
マッチング元とマッチング先のデータを1つずつ紐づけます。

データマッチングとは?
注文書の掲載→受注システム登録用の商品コード
データマッチング例
アナリティクスを利用することで、AIが注文書リストと受注システムの異なる表現を理解し、共通項目を洗い出す
入金請求突合
入金請求突合

入金データと請求データを比較し、一致するかまたは関連性の高い項目を見つけ出します。
1つの入金データに対して、1つ以上の請求データを紐づけます。

入金請求突合とは?
入金→請求
入金請求突合例
アナリティクスを利用することで、AIが入金データと請求データを比較し抜け漏れなどを確認
需要予測
需要予測

過去の時系列データや天気などの外部要因から、未来の数値を予測します。

過去の実績→未来の需要予測