[環境設定]ダイアログボックス

Viewerの、[文書]メニューの[電子証明書]から[環境設定]を選択すると表示されるダイアログボックスです。
電子証明書の設定をします。
注記
複数のViewerを起動してから1つのViewerで環境設定を変更すると、ほかのViewerにも変更内容が反映されるので注意してください。

[証明書の信頼レベル]

証明書を信頼するレベルを選択します。初期値は[中]です。
文書に署名するとき、セキュリティーを設定するとき、および文書の署名を検証するときは、レベルによって次の証明書の有効性検証の内容が異なります。
① 証明書の署名が正しい
② 証明書がルート証明書までたどれる
③ 証明書の有効期間内である
④ 証明書の使用目的が正しい
⑤ 証明書の失効確認ができる
(CRLが見つかり、CRLの署名や有効期限が有効である)
⑥ 証明書が失効していない
(CRLに証明書が登録されてない)

[証明書の失効確認]

[オンラインで失効確認する]

証明書の失効確認方法を設定します。
初期値は、チェックマークが付いていません。[証明書の信頼レベル]が[低]のときは設定できません。
チェックマークを付けた場合は、証明書の「CRL配布ポイント」に記述されたCRLをネットワーク経由で確認します。ネットワークの設定は、Windowsのコントロールパネルから起動される[インターネットオプション]ダイアログボックスの[接続]タブで行います。
チェックマークを外した場合は、CRLをネットワーク経由で確認しません。

[署名]

[設定内容で常に署名する]

文書に署名するときに、あらかじめ設定した署名を使います。[署名モジュールの選択]ダイアログボックスで[電子証明書]を選択すると、[署名の設定]ダイアログボックスを表示させないで、ページの署名する位置でクリックして署名できます。
初期値は、チェックマークが付いていません。

[検証済証明書を登録する]

文書の署名を検証したときに、署名に使用した証明書が、Windowsの証明書マネージャーの[ほかの人]に登録されます。ただし、署名の検証状態が「未検証」、または「無効」のときは登録されません。証明書マネージャーの[ほかの人]に登録された証明書は、電子証明書によるセキュリティーの設定で使用できます。
初期値は、チェックマークが付いていません。

[署名の設定]

[署名の設定]ダイアログボックスで、署名の設定をします。署名の設定情報は保存され、文書に署名するときに参照されます。

[セキュリティー]

[デフォルトの検索対象]

[証明書の追加]ダイアログボックスにある[検索対象]の初期値を設定します。
[リモート検索]は、[リモート設定]を実行して、検索対象のLDAPサーバーを設定すると、選択できるようになります。

[リモート設定]

クリックすると、[リモート設定]ダイアログボックスが表示されます。検索対象のLDAPサーバーを設定します。