電子印鑑について

DocuWorks電子印鑑の概要を説明します。DocuWorks電子印鑑は、DocuWorksが提供している署名モジュールの1つです。電子印鑑ケースに保管されている電子印鑑を使って、文書に署名します。

DocuWorks電子印鑑の構成

電子印鑑

紙に押す印鑑と同じように、DocuWorks文書のページに押して印影を付けます。印影に使う画像は、別途ビットマップを用意します。
ページに付けられた印影には、署名モジュール名、印鑑名、所有者名、押印日時、有効期限、検証に使うデータなどの情報が保存されています。

電子印鑑ケース

電子印鑑は、電子印鑑ケースに保管されています。電子印鑑ケースを開くにはパスワードが必要です。各電子印鑑ケースの中には、自分の電子印鑑を保管する場所と、信頼済みの電子印鑑を保管する場所があります。

自分の電子印鑑

署名に使います。また、電子印鑑による保護文書を開くときに必要です。

信頼済みの電子印鑑

文書に押した電子印鑑を検証するときに、照合するための印鑑です。また、電子印鑑によるセキュリティーを設定するときに使用します。

電子印鑑の証明情報

印影画像、電子印鑑名、所有者名、有効期限などが記録されたDocuWorks文書です。自分の電子印鑑を、ほかのユーザーの電子印鑑ケースに、信頼済みの電子印鑑として追加してもらうときに使用します。

電子印鑑の操作

電子印鑑ケースツールで操作すること

電子印鑑ケースツールでは、電子印鑑ケースや電子印鑑を作成および管理します。
  1. 電子印鑑ケースを作成する
  2. 自分の電子印鑑を作成する
  3. 証明情報を作成 / 配布する
  4. 信頼済みの電子印鑑を追加 / 削除する
  5. 電子印鑑ケースのデータをバックアップする
    ユーザーが手動でバックアップします。

Viewerで操作すること

文書に電子印鑑を押す操作は、Viewerで行います。また、電子印鑑の信頼性や文書の編集状態を検証したり、署名時の文書を復元したりします。
  1. 文書に電子印鑑を押す
  2. 文書に付けられた電子印鑑を検証する
  3. 電子印鑑を押した時の文書を復元する