[属性抽出の設定]画面

次の操作をすると表示されます。

[帳票種別の設定]画面で、[属性抽出の設定]の[追加]をクリックした場合

[帳票種別の設定]画面で、編集したい属性の[image]>[編集]をクリックした場合

[抽出方法]で、帳票種類から属性を抽出する方法を設定します。

キーワードの上下左右にある文字列を属性として抽出したい場合は[キーワードによる抽出]を選択、帳票上の特定の領域から属性を抽出したい場合は[領域指定による抽出]を選択します。

[抽出方法]の選択内容によって表示する画面が異なります。

  • プリセット帳票の場合、[抽出方法]に[領域指定による抽出]を設定できません。
  • [抽出方法]で選択している項目の設定が保存されます。選択されていない項目の設定は破棄されます。

[抽出方法]を[キーワードによる抽出]に設定した場合の画面

image

[属性名]

属性名を入力します。

  • 属性名の文字数は最大で100文字です。
  • 同じ名前の属性名は作成できません。

[抽出方法]

[キーワードによる抽出]を選択します。

[キーワード]

[追加]をクリックして表示されるテキストボックスにキーワードを入力します。[追加]をクリックして複数のキーワードを追加できます。

image]をクリックすると入力欄を削除します。

  • [キーワード]を帳票上の文字列から検索するときは、以下を区別しません。
    • スペースの有無
    • ハイフンと長音記号、マイナス記号
    • 全角と半角
    • 大文字と小文字

[除外するキーワード]

設定した[キーワード]で意図しない文字列(値)が抽出される場合に、抽出から除外するキーワードを指定します。

[追加]をクリックして表示されるテキストボックスに除外するキーワードを入力します。[追加] をクリックして複数の除外するキーワードを追加できます。

image]をクリックすると入力欄を削除します。

[除外するキーワード]には、[キーワード]を含む文字列を指定してください。

属性を抽出するときに、[除外するキーワード](Aとします)と、抽出する[キーワード](Bとします)を、帳票上の文字列から検索します。検索の結果、帳票上でAとBの文字列が重なった領域は、Aによって抽出する候補から除外されます。

キーワード 除外するキーワード 説明
例1 小計 「小計」は「計」を含むため、通常では抽出されますが、除外するキーワードに「小計」を指定すると、「小計」の値は抽出されません。
例2 total subtotal 「subtotal」は「total」を含むため、通常では抽出されますが、除外するキーワードに「subtotal」を指定すると「subtotal」の値は抽出されません。
例3 total tal 「tal」は「total」を含みません。除外するキーワード「tal」の指定は無視されます。
例4 計、総合計 合計 「合計」は「計」を含みますが、「総合計」は含みません。この場合、「計」、「総合計」、「小計」(計を含む)などの値が抽出され、「合計」の値は抽出されません。
例5 合計金額 合計金額 除外するキーワードとキーワードが同じ場合、二つの検索結果も同じになり「合計金額」の値は、すべて抽出されません。(キーワード「合計金額」の指定を、除外するキーワードによって、無効化するような動作となります。)

  • [除外するキーワード]が[キーワード]を含むかどうかを判定するとき、[キーワード]と[除外するキーワード]を帳票上の文字列から検索するときは、以下を区別しません。
    • スペースの有無
    • ハイフンと長音記号、マイナス記号
    • 全角と半角
    • 大文字と小文字

[抽出位置]

帳票上の抽出位置を、キーワードの上下左右と、[キーワードの右または下(右を優先)]、[キーワードの右または下(下を優先)]から選択できます。

[スペースを除去する]

抽出した文字列からスぺースを削除するかを設定できます。

[正規表現と一致した文字列を抽出する]

抽出する文字列の形式を正規表現で指定できます。この設定を有効にして表示されるテキストボックスに正規表現を入力します。

  • 正規表現とは複数の様々な文字列を一つの文字列で表現する方法です。

[OK]

設定内容を保存します。

[抽出方法]を[領域指定による抽出]に設定した場合の画面

image

[属性名]

属性名を入力します。

[抽出方法]

[領域指定による抽出]を選択します。

[領域指定]

表示される画面でファイルを選択します。

  • ここで選択したファイルは、アップロード後は確認やダウンロードはできません。

次の形式ファイルを選択できます。

  • JPEGファイル(*.jfif, *.pjpeg, *.jpeg, *.pjp, *.jpg)
  • TIFFファイル(*.tiff, *.tif)
  • PDFファイル(*.pdf)

[縮小][拡大]

帳票プレビューを縮小・拡大します。

[領域指定開始]

帳票プレビューに領域のX座標・Y座標・幅・高さを反映します。

[前のページ][次のページ]

帳票プレビューに表示するページを変更します。

帳票プレビュー

[領域指定]で選択したファイルのプレビューを表示します。

[領域のX座標]

[領域指定開始]をクリックして帳票プレビューに表示される領域のX座標を、0~7,014まで入力できます。

[領域のY座標]

[領域指定開始]をクリックして帳票プレビューに表示される領域のY座標を、0~10,204まで入力できます。

[領域の幅]

[領域指定開始]をクリックして帳票プレビューに表示される領域の幅を、1~7,014まで入力できます。

[領域の高さ]

[領域指定開始]をクリックして帳票プレビューに表示される領域の高さを、1~10,204まで入力できます。

[スペース除去]

抽出した文字列からスぺースを削除するかを設定できます。

[OK]

設定内容を保存します。