ユーザー情報ファイルのフォーマット

ユーザー情報ファイルは、ユーザー情報を記述したCSV 形式のファイルです。
ファイルの1行めには見出しを、2行め以降には、内容を記述します。

  • ユーザー情報ファイルを新規に作成するときは、いったん[CSV ダウンロード]を実行し、ダウンロードしたファイルをテンプレートにして編集すると、効率よく作成できます。
  • ユーザー情報ファイルは、Microsoft Excel やテキストエディターなどを使って編集できます。Microsoft Excelを使用する場合は、先頭の「0」が削除されることがあるので注意してください。

処理種別

アップロード時に[差分の処理]で[処理種別を指定する]を選択する場合は、必須です。
次のどれかを指定します。大文字と小文字は区別されません。

  • 「ADD」または「A」:ユーザー情報を追加します。
  • 「MODIFY」または「M」:ユーザー情報を更新します。
  • 「DELETE」または「D」:ユーザー情報を削除します。

処理種別ごとの処理は次のとおりです。

[差分の処理]で[追加・更新]を選択した場合

ユーザーID をキーにして、ユーザー情報ファイルと機器管理のユーザー情報を照合し、次のように処理されます。

ユーザーの種類 処理
ファイルにだけ存在するユーザー ユーザー情報ファイルの設定情報が、機器管理に追加されます。
ファイルと機器管理の両方に存在するユーザー ユーザー情報ファイルに設定情報の列があるときは、機器管理に登録されている値が、ユーザー情報ファイルの値で更新されます。
列がないときは、その値は更新されません。
セルが空のときは、設定をクリアします。
機器管理にだけ存在するユーザー 機器管理に登録されているユーザー情報は更新されません。

[処理種別]列はあってもなくてもかまいません。ただし、列がある場合は、すべての値を空にする必要があります。1 つでもデータを入力したセルがあると、アップロードエラーになります。

「差分の処理]で[追加・更新・削除]を選択した場合

ユーザーID をキーにして、ユーザー情報ファイルと機器管理のユーザー情報を照合し、次のように処理されます。

ユーザーの種類 処理
ファイルにだけ存在するユーザー ユーザー情報ファイルの設定情報が、機器管理に追加されます。
ファイルと機器管理の両方に存在するユーザー ユーザー情報ファイルに設定情報の列があるときは、機器管理に登録されている値が、ユーザー情報ファイルの値で更新されます。
列がないときは、その値は更新されません。
セルが空のときは、設定をクリアします。
機器管理にだけ存在するユーザー そのユーザーが機器管理から削除されます。

[処理種別]列はあってもなくてもかまいません。ただし、列がある場合は、すべての値を空にする必要があります。1 つでもデータを入力したセルがあると、アップロードエラーになります。

[差分の処理]で[処理種別を指定する]を選択した場合

1 行ごとに[処理種別]列に従って処理されます。
ユーザーID をキーにして、ユーザー情報ファイルと機器管理のユーザー情報を照合し、次のように処理されます。

処理種別 処理
  • ADD
  • A
  • ユーザー情報ファイルの[ユーザーID]が、機器管理にない場合
    ユーザー情報ファイルのユーザー名や集計ラベルなどの設定情報が、機器管理に追加されます。ユーザー情報ファイルの設定情報のセルが空、または列がないときは、空が設定されます。
  • ある場合
    アップロードエラーになります
  • MODIFY
  • M
  • ユーザー情報ファイルの[ユーザーID]が、機器管理にない場合
    アップロードエラーになります。
  • ある場合
    ユーザー情報ファイルにユーザー名や集計ラベルなど各設定情報の列があるときは、機器管理に登録されている値が、ユーザー情報ファイルの値で更新されます。列がないときや、セルが空のときは、その値は更新されません。
  • DELETE
  • D
  • ユーザー情報ファイルの[ユーザーID]が、機器管理にない場合
    その行は無視されます。
  • ある場合
    そのユーザーが機器管理から削除されます。

[処理種別]列の値が空の場合、その行は無視されます。すべての行で[処理種別]列が空の場合は、アップロードエラーになります。
集計ラベルが空のユーザーは、集計ラベル別の集計で「集計ラベル未設定」と表示されます。

2つめ以降の項目は、ユーザーの[プロパティ]画面の項目を参照してください。