OneDrive
Microsoft OneDrive for Business管理者の設定
- Microsoft OneDrive for Businessの管理者が実施してください。
- アクセス許可の設定は、グローバル管理者権限が必要です。
手順や画面は予告なく変更になる場合があります。
富士フイルムBI ダイレクトをアプリとして登録する
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Webブラウザーで次のURLにアクセスし、OneDrive for Businessの管理者のアカウントでログインします。
- アプリの作成権限が必要です。
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ポータルメニューの[ID]>[アプリケーション]>[アプリの登録]をクリックします。
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[新規登録]をクリックします。
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[名前]に任意の名前を入力します。
例:「FUJIFILM IWpro 用」
- 登録したアプリの名前は、FUJIFILM IWproでは使用しません。OneDrive for Businessの管理者が分かりやすい 名前で登録します。
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サポートされているアカウントの種類で、[この組織ディレクトリのみに含まれるアカウント({組織名} のみ -
シングルテナント)]を選択します。
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リダイレクトURI にプラットフォームの選択で[Web]を選択し、次の値を入力します。
https://direct-fb.fujifilm.com/ap1/service_tenant/access_cloud
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[登録]をクリックします。
アプリを認証設定する
登録したアプリの認証を設定し、富士フイルムBIダイレクトとの連携に必要な[クライアントシークレット] の[値]を控えます。
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メニューの[認証]をクリックします。
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[アクセストークン(暗黙的なフローに使用)]と、[ID トークン(暗黙的およびハイブリッドフローに
使用)]にチェックマークを付け、[保存]をクリックします。
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メニューの[証明書とシークレット]をクリックします。
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[新しいクライアントシークレット]をクリックします。
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[説明]を入力し、[追加]をクリックします。
例:「FUJIFILM IWpro 用」
- 有効期限の初期値は6か月です。2年まで設定できます。
- 有効期限が切れると、連携エラーになります。エラーになった場合は、Microsoft Entraクライアントシークレットの更新をしてください。
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追加された[クライアントシークレット]の[値]の文字列を控えます。
- [クライアントシークレット]には[値]と[ID]の設定があります。[値]の文字列を使用します。
- [証明書とシークレット]画面を再読み込みしたあとは、作成したクライアントシークレットの「値」を表示できません。「値」の文字列を控えられなかった場合は、新しいクライアントシークレットを作成してください。
連携する項目を設定する
富士フイルムBIダイレクトとの連携に必要な項目を設定します。
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メニューの[API のアクセス許可]をクリックします。
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[アクセス許可の追加]をクリックします。
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[Microsoft Graph]をクリックします。
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[委任されたアクセス許可]をクリックします。
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次のすべての項目にチェックマークを付け、[アクセス許可の追加]をクリックします。
- [OpenId アクセス許可]>[offline_access]
- [Files]>[Files.Read]
- [Files]>[Files.Read.All]
- [Files]>[Files.ReadWrite]
- [Files]>[Files.ReadWrite.All]
- [User]>[User.Read]
- [{アカウント名}に管理者の同意を与えます]を選択し、[はい]をクリックします。
必要な情報を控える
富士フイルムBIダイレクトとの連携に必要な次の値を控えます。
- アプリケーション(クライアント)ID
- ディレクトリ(テナント)ID
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メニューの[概要]をクリックします。
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[アプリケーション(クライアント)ID]、[ディレクトリ(テナント)ID]の値を控えます。
業務別スキャン、ファクス仕分けの『初期設定ガイド』に戻るには、ここをクリックして、「3 ライセンスの設定とOneDrive for Businessへの接続設定」に進んでください。
FUJIFILM IWpro とOneDrive for Businessの連携設定をする
- この作業は富士フイルムBIダイレクトのサービス管理者が実施してください。
- 富士フイルムBIダイレクトにログインします。
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[ソフトウェア/ クラウドサービスをお使いのお客様]の[テナント管理]をクリックします。
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[サービス]欄の[FUJIFILM IWpro]をクリックします。
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[クラウドサービス管理]の[クラウドサービス管理]をクリックします。
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[OneDrive™ for Business]の[設定]をクリックします。
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次の設定をし、[更新]をクリックします。
項目 入力値 アプリケーション(クライアント)ID [アプリケーション(クライアント)ID]の値 クライアント シークレット [クライアント シークレット]の値 認可エンドポイント https://login.microsoftonline.com/{[ディレクトリ(テナント)ID]の値}/oauth2/V2.0/authorize トークンエンドポイント https://login.microsoftonline.com/{[ディレクトリ(テナント)ID]の値}/oauth2/V2.0/token - [OK]をクリックします。
FUJIFILM IWproでOneDrive for Businessを利用するためには、各自、接続設定が必要です。手順については、各ユーザーの接続設定を参照してください。