[DocuWorks Deskの設定]-[スキャン取り込み][環境設定]ダイアログボックス
スキャナーで取り込んだデータから、DocuWorks文書を作成するときの処理方法を設定します。
[スキャン(TWAIN)取り込み時の用紙サイズ]
スキャナーからイメージを取り込むときの用紙サイズを設定します。
[スキャンしたイメージが最大サイズを超えるときは最大サイズにおさまるように縮小する]
[最大サイズ]
選択肢
[A3] / [2A0(長尺)]
スキャンしたイメージが[最大サイズ]で選択した用紙サイズを超えるときに、[最大サイズ]に収まるように縮小するかしないかを設定します。
[スキャンしたイメージが最大サイズを超えるときは最大サイズにおさまるように縮小する]にチェックマークを付けると、[最大サイズ]に収まるように縮小します。
初期値はチェックマークが付いています。
スキャンしたイメージが[最大サイズ]で選択した用紙サイズを超えるときに、[最大サイズ]に収まるように縮小するかしないかを設定します。
[スキャンしたイメージが最大サイズを超えるときは最大サイズにおさまるように縮小する]にチェックマークを付けると、[最大サイズ]に収まるように縮小します。
初期値はチェックマークが付いています。
[自動で定形用紙サイズにおさめる]
イメージが収まる、最小の定形サイズのDocuWorks文書に変換します。
[自動でイメージのサイズに合わせる]
イメージと同じサイズのDocuWorks文書に変換します。
[スキャン(TWAIN)取り込み時のカラーイメージの画質と圧縮率]
取り込み時のカラーイメージの画質と圧縮率を指定します。初期値は、[標準]です。
[スキャン(TWAIN)取り込み時の画質と圧縮率]の設定は、取り込み時のイメージファイルの種類に応じて次のように適用されます。
[スキャン(TWAIN)取り込み時の画質と圧縮率]の設定は、取り込み時のイメージファイルの種類に応じて次のように適用されます。
種類 | 適用される設定 |
---|---|
JPEGファイル | [スキャン(TWAIN)取り込み時の画質と圧縮率]の設定は適用されません。JPEGのデータ自体の圧縮率が使用されます。 |
圧縮形式がJPEGのTIFFファイル | [スキャン(TWAIN)取り込み時の画質と圧縮率]の設定は適用されません。TIFFファイルから抜き出したJPEGのデータ自体の圧縮率が使用されます。TIFFファイルからJPEGのデータを抜き出せない場合や、抜き出したJPEGのデータからDocuWorks文書に変換できない場合は、[カラーイメージ取り込み時の画質と圧縮率]の設定が適用されます。 |
圧縮形式がJPEG以外のTIFFファイル | [スキャン(TWAIN)取り込み時の画質と圧縮率]の設定が適用されます。 |
上記以外の、Deskに取り込み可能なイメージファイル | [スキャン(TWAIN)取り込み時の画質と圧縮率]の設定が適用されます。 |
- [圧縮率優先]
画質よりもサイズを小さくすることを優先した画像処理です。 - [標準]
標準的な圧縮率の画像処理です。サイズは圧縮率優先よりも少し大きくなります。 - [画質優先]
サイズよりも画質を優先した画像処理です。サイズは標準よりも大きくなります。 - [画質劣化なし]
画質が劣化せず、サイズはほとんどの場合、画質優先よりもさらに大きくなります。
[画質劣化なしの圧縮率の方が高ければ画質劣化なしで処理する]
[圧縮率優先]、[標準]、または[画質優先]を選択している場合でも、[画質劣化なし]で圧縮するほうが圧縮率が高くなると判断されたイメージについては、[画質劣化なし]で圧縮されます。
[画質劣化なし]を選択している場合は、チェックマークを付けることができません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
[画質劣化なし]を選択している場合は、チェックマークを付けることができません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
[スキャン動作]
[スキャン後にスキャナー側のダイアログボックスを閉じる]
スキャンが終了したあとに、スキャナー側で表示しているスキャンダイアログボックスを自動的に閉じるかどうかを設定します。チェックマークを付けると、自動的に閉じます。ただし、[スキャン文書の後処理]または[OCR(文字認識)結果から文書名を決定する]を設定している場合、チェックマークの状態に関係なく、スキャナー側のダイアログボックスが閉じる設定になります。
初期値は、チェックマークが付いていません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
[ページを逆順で束ねる]
複数ページからなる文書をスキャンしたときに、ページを束ねる順序を設定します。チェックマークを付けると、スキャンした順序とは逆の順序で、DocuWorks文書のページが束ねられます。
初期値は、チェックマークが付いていません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
[スキャン文書の後処理]
[読める方向に全ページを自動回転する]
文字が読める方向に全ページを90度単位で回転します。
初期値は、チェックマークが付いていません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
[スキャン文書にOCR(文字認識)の処理をする]
スキャンした文書にOCR処理をします。チェックマークを付けると、OCR処理をします。
初期値は、チェックマークが付いていません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
[最初のページのみOCR処理を行う]
OCR処理を先頭ページだけ行います。チェックマークが付いていない場合は、全ページに対してOCR処理を行います。
初期値は、チェックマークが付いていません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
[OCRに渡すイメージのノイズ除去をする]
白黒イメージのノイズを除去します。OCRするイメージに対して処理するので、DocuWorks文書には反映されません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
初期値は、チェックマークが付いていません。
補足
[カラーイメージに対するOCR処理]で[カラーのままOCR処理する]を選択した場合、[OCRに渡すイメージのノイズ除去をする]は設定できません。
[強度]
白黒イメージのノイズを除去するときの強度を選択します。
初期値は、[ふつう]です。
初期値は、[ふつう]です。
補足
[カラーイメージに対するOCR処理]で[カラーのままOCR処理する]を選択した場合、[強度]は設定できません。
[カラーイメージに対するOCR処理]
カラー、およびグレースケールのイメージをOCR処理するときに、認識率と速度のどちらを優先するかを指定できます。この機能は[スキャン文書にOCR(文字認識)の処理をする]にチェックマークが付いているときに設定できます。
初期値は、[白黒に変換して速度を優先する]です。
初期値は、[白黒に変換して速度を優先する]です。
補足
[白黒に変換して認識率を優先する]は、白抜きの文字や淡い色の文字、背景の上にレイアウトされた文字などの文字認識に有効です。ただし、[白黒に変換して速度を優先する]よりもOCR処理に時間がかかることがあります。
[OCRの詳細設定]
OCRの詳細な設定をします。
DocuWorksの内蔵OCRを使用している場合は、[OCRの詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。
WinReader PROを使用している場合は、[メディアドライブ WinReader PROの設定]ダイアログボックスが表示されます。
DocuWorksの内蔵OCRを使用している場合は、[OCRの詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。
WinReader PROを使用している場合は、[メディアドライブ WinReader PROの設定]ダイアログボックスが表示されます。