[セキュリティーモジュールの選択]ダイアログボックス
Desk、またはViewerの
[文書]メニューの[セキュリティー]
から[セキュリティーの設定]を選択すると、表示されるダイアログボックスです。
セキュリティーモジュールを選択して、文書にセキュリティーを新規に設定します。
[パスワードによるセキュリティー(256bit V8以降)]
パスワードを知っているユーザーだけが、文書を開いたり操作したりできるように設定します。[パスワードによるセキュリティー (128bit V5以降)]よりも、セキュリティーに使う暗号が強力です。
このモジュールで設定した保護文書は、DocuWorks Ver.7.x以下では開けません。
[パスワードによるセキュリティー (128bit V5以降)]
パスワードを知っているユーザーだけが、文書を開いたり操作したりできるように設定します。[パスワードによるセキュリティー(V4互換)]よりも、セキュリティーに使う暗号が強力です。
このモジュールで設定した保護文書は、DocuWorks Ver.4.x以下では開けません。
[パスワードによるセキュリティー(56bit V4以降)]
パスワードを知っているユーザーだけが、文書を開いたり操作したりできるように設定します。
このモジュールで設定した保護文書は、DocuWorks Ver.4.xでも、パスワードを入力すれば開けます。
[電子証明書によるセキュリティー(256bit V8以降)]
認証局(CA)が発行する証明書を持っている特定のユーザーだけが、文書を開いたり操作したりできるように設定します。パスワードを伝えたり、秘匿したりなど、パスワードの管理をする必要がなく、しかも類推などでパスワードを破られる心配もありません。一般的な公開鍵証明書(デジタルID)を使用した、公開鍵暗号方式によるセキュリティーを設定できます。
[電子証明書によるセキュリティー (128bit V5以降)]よりも、セキュリティーに使う暗号が強力です。
このモジュールで設定した保護文書は、DocuWorks Ver.7.x以下では開けません。
[電子証明書によるセキュリティー (128bit V5以降)]
認証局(CA)が発行する証明書を持っている特定のユーザーだけが、文書を開いたり操作したりできるように設定します。パスワードを伝えたり、秘匿したりなど、パスワードの管理をする必要がなく、しかも類推などでパスワードを破られる心配もありません。一般的な公開鍵証明書(デジタルID)を使用した、公開鍵暗号方式によるセキュリティーを設定できます。
このモジュールで設定した保護文書は、DocuWorks Ver.4.x以下では開けません。
[DocuWorks電子印鑑によるセキュリティー (128bit V5以降)]
特定の印鑑を持っているユーザーだけが、文書を開いたり操作したりできるように設定します。公開鍵暗号方式によるセキュリティーを設定できます。
このモジュールで設定した保護文書は、DocuWorks Ver.4.x以下では開けません。
補足
DocuWorks電子印鑑は、DocuWorks固有の機能です。それに対して、電子証明書はインターネットの世界で標準である公開鍵暗号方式(PKI)を使った技術で、S/MIMEによる暗号メール、Webアクセス認証、VPNなど色々な応用分野があります。電子証明書によるセキュリティー機能を用いれば、DocuWorks文書にセキュリティーをかけることも、ほかのPKI応用アプリケーションと統一的な証明書体系の元で扱えます。
保護された文書に対するセキュリティーの設定を変更するには、その文書を保護するために使用したセキュリティーモジュールを使います。保護された文書に対して別のセキュリティーモジュールで保護をかける場合は、一度セキュリティーを解除してから、新しくセキュリティーを設定します。