文書の作成について
DocuWorksでは、次のデータや文書をDocuWorks文書に変換できます。それぞれ、変換方法と、変換前に行う設定内容が異なります。
ほかのデータから、DocuWorks文書を作成する方法を説明します。
補足
アプリケーションデータからDocuWorks文書を作成する場合
アプリケーションから作成するDocuWorks文書は、アプリケーションがDocuWorks Printerに送る印刷情報から作成されます。作成されたDocuWorks文書は、「アプリケーションページ」と呼ばれます。
アプリケーションデータをDocuWorks文書に変換するには、変換するデータに関連付けられたアプリケーションがPCにインストールされている必要があります。
アプリケーションのデータからDocuWorks文書を作成するには、次の方法があります。
- ファイルやフォルダーを、Deskのワークスペース部にドラッグ&ドロップする方法
- [ファイル]メニューの[ファイルの取り込み][フォルダの取り込み]を選択する方法
- アプリケーション側で、DocuWorks Printerを選択して印刷する方法
- Deskのワークスペース部でアプリケーションデータを選択して、[文書]メニューの[DocuWorks文書に変換]を実行する方法
- Microsoft Officeの[DocuWorks文書に変換する]をクリックして作成する方法
オリジナルデータの添付について
アプリケーションのファイルからDocuWorks文書を作成するときに、元のファイルのコピーを添付できます。添付したファイルをオリジナルデータと呼びます。
補足
オリジナルデータは、元のファイルのコピーです。オリジナルデータを添付しても、元のファイルはなくなりません。
オリジナルデータは、DocuWorks文書にしたあとでも、元のアプリケーションで編集し直すことができます。
アプリケーションのファイルから作成する文書には、次の3つのパターンがあります。どのパターンで作成するかは、[環境設定]ダイアログボックスで設定したり、文書作成時に選択したりします。
- ページを作成してオリジナルデータを添付する
- ページを作成してオリジナルデータを添付しない
- ページを作成しないでオリジナルデータを添付する
このような文書を「ページなし文書」と呼びます。
補足
DocuWorks Printerを使用して文書を作成した場合は、オリジナルデータは添付されません。
また、アプリケーションファイルの概要は、DocuWorks Printerを印刷して変換した場合には継承されません。
イメージファイルから文書を作成する場合
イメージファイル(BMP、JPEG、TIFFファイル)やイメージPDF文書から、DocuWorks文書を作成できます。作成されたDocuWorks文書は、「イメージページ」と呼ばれます。
イメージファイルやイメージPDF文書からDocuWorks文書を作成するには、次の方法があります。
- ファイルやフォルダーを、Deskのワークスペース部にドラッグ&ドロップする方法
- [ファイル]メニューの[ファイルの取り込み]/[フォルダの取り込み]を選択する方法
- Deskのワークスペース部でイメージファイルを選択して、[文書]メニューの[DocuWorks文書に変換]を実行する方法
- Deskのプラグインメニューの[イメージPDFの取り込み]プラグインを利用して、イメージPDF文書をDocuWorks文書に変換する方法
取り込めるイメージファイルの種類
取り込めるイメージファイルの種類は、次のとおりです。
- ビットマップファイル(拡張子がBMP)
- JPEGファイル(拡張子がJPG、JPEG、JPE、またはJFIF)
- TIFFファイル(拡張子がTIFまたはTIFF)
マルチページTIFFを取り込んだときは、複数ページのDocuWorks文書になります。対応しているTIFFファイルの圧縮形式については、「主な仕様」を参照してください。
スキャンデータから文書を作成する場合
スキャナーから読み込んだデータを、DocuWorksに取り込んでDocuWorks文書を作成します。作成されたDocuWorks文書は、「イメージページ」と呼ばれます。
スキャナーを使用する前に、TWAIN32規格に準拠したスキャナードライバーがPCにインストールされ、スキャナーが使用できる状態であることを確認してください。詳しくは、各スキャナーのマニュアルを参照してください。
また、富士フイルムビジネスイノベーション製または富士ゼロックス製のネットワークスキャナーを利用している場合は、TCP/IPと、親展ボックスの設定を、システム管理者に確認してください。