お仕事バーのボタンを連続実行する

お仕事バーに配置されているボタンを左から順に連続して実行することができます。また、処理を一時停止したり、中止したりすることもできます。
連続実行の手順を説明します。
補足
DocuWorks Development Toolkitを用いて作成したプラグインを連続実行の対象にする場合は、事前に十分に動作検証をしてください。

連続実行させるボタンを配置する

手順
1.
[ツールバーの設定]ダイアログボックスの[コマンド]タブで[分類]から[連続実行]をクリックします。
お仕事バーの[連続実行]に属するコマンドが、[コマンド]に一覧で表示されます。
2.
[コマンド]から[開始]を、お仕事バーにドラッグ&ドロップします。
3.
連続実行の設定をして[OK]をクリックします。
[連続実行の設定]ダイアログボックスが閉じます。
4.
[開始]の右側に、コマンドやフォルダーを連続実行させる順に配置します。
  • [一時停止/再開]を配置して、連続実行を一時停止させることができます。
  • 次の表に記載のボタンの処理が終了すると一時停止、または、最後の処理の場合は終了します。一時停止している場合[再開]をクリックする必要があります。
    分類 配置されたボタン
    DocuWorks Desk以外の外部プロセスを呼び出すコマンド
    印刷、開く、Viewer Lightで開く、フルスクリーンで表示、オリジナルデータを開く、PDFに変換(DocuWorks PDF)、ページの割り付け、Exchange Outlook、イメージ処理ソフトの起動、外部コマンドの起動、イージープリンタ、トレイボタン、新規トレイの作成、DocuWorksヘルプ
    ダイアログを表示してファイルを出し入れするコマンド
    検索、バインダーの索引、入れ物の内容の操作、オリジナルデータの操作
    名前の変更が発生するコマンド
    フォルダ、状態共有フォルダ、DocuWorks文書、DocuWorksバインダー、DocuWorks入れ物、名前の変更
  • 連続実行中は、[外部コマンドの設定]ダイアログボックスの[並列実行する]設定が無効になります。
5.
[コマンド]から[終了]をドラッグ&ドロップして、連続実行させるボタンの右端に配置します。
[開始]から[終了]までボタンを配置したら、連続実行の設定は完了です。
補足
[開始]と[終了]の間に、[開始]が配置されていても無視されます。
[終了]がない場合、[開始]の右側に配置されているボタンがすべて実行されます。

配置したボタンを連続実行する

補足
連続実行中は、[環境設定]ダイアログボックスの[DocuWorks Deskの設定]にある[文書操作]の[他のプログラムから追加されたファイルを自動的に選択状態にする]設定が無効になります。
手順
1.
お仕事バーに配置した[開始]をクリックします。
[連続実行]ダイアログボックスが表示されます。
補足
[ツール]メニューの[お仕事バー]からタブを選択して[開始]をクリックしても連続実行を開始できます。
 
連続実行を一時停止、または中止することができます。

[一時停止]/[再開]

[一時停止]をクリックしたときに実行中の処理が終了すると、連続実行を一時停止します。[再開]をクリックすると、マークの付いたボタンの右側のボタンから連続実行を再開します。このボタンは、[DocuWorks Deskの設定]の[お仕事バーの最後に押したボタンをマークする]にチェックマークが付いている場合、利用できます。

[中止]

[中止]をクリックしたときに実行中の処理が終了すると、連続実行を終了します。
 
補足
  • 連続実行が一時停止しているとき、[ツール]メニューの[お仕事バー]からタブを選択して[一時停止/再開]をクリックしても連続実行が再開されます。
  • 連続実行中は、次の操作はできません。
    • Deskに対するマウス操作、およびキーボード操作
    • [連続実行]ダイアログを閉じる操作
  • 一時停止中に、他の連続実行を開始することはできません。
  • 一時停止前に処理したボタンのマークをクリアしてしまうと、連続実行を再開できなくなります。停止中のボタンに再度マークを付ければ再開できます。