インターネット/ イントラネット接続のトラブル

症 状

処  置

インターネット/ イントラネットに接続できない。

本機で対応している認証機能は、Basic認証だけです。NTLM/digestには対応していません。外部サーバーで使用している認証機能が、本機に対応しているか確認してください。

セキュリティー上の問題を考慮する場合には、SSLを使った認証に変更してください。

外部連携サービスを使用する場合は、該当する製品/モデル/オプションを購入してください。

IPアドレスの設定を確認してください。IPアドレスが正しく設定されていない場合は、IPアドレスを固定で指定するか、DHCPまたはAutoIPなどを使用して、IPアドレスを解決してください。

プロキシサーバーに接続する場合、またはWeb サーバーに接続するためにIP ゲートウェイを経由する場合は、IPゲートウェイアドレスを正しく入力してください。

使用している環境に合わせてサブネットマスクを正しく設定してください。

DNSサーバーのアドレスを確認してください。

アドレスを解決できるDNSサーバーを設定してください。

  • プロキシサーバーを経由する場合

    プロキシサーバーのアドレスを解決できるDNSサーバーのアドレスを設定してください。

  • プロキシサーバーを経由しない場合

    宛先アドレスを解決できるDNSサーバーのアドレスを設定してください。

プロキシを経由しないアドレスの設定が正しいかを確認してください。

FQDN形式でプロキシを経由しないアドレスを指定していても、IPアドレスを指定してアクセスしている場合には、除外対象にはなりません。プロキシを経由しないアドレスをIPアドレスでも指定してください。

同様に、IPアドレスでプロキシを経由しないアドレスを指定していても、FQDN形式でアクセスする場合には、除外対象になりません。プロキシを経由しないアドレスをFDQN形式でも指定してください。

接続するサーバー、またはプロキシサーバーが正常に稼働しているかどうかを確認してください。

ネットワークケーブルの接続を確認してください。ネットワークの切断に強い環境を構築するためには、スパニングツリー環境を使用することをお勧めします。

サーバーアプリケーションに負荷がかかっているため、通信できないことがあります。その場合はしばらく待ってから、もう一度アクセスしてください。

本体にエラーが発生していることがあります。バックグラウンド処理を実行中は、操作パネルにはエラーが表示されません。[ジョブ情報]画面を表示するか、ジョブ履歴レポートをプリントして、エラー有無を確認してください。

次のアクセス制限によって接続できていないことがあります。設定されているアクセス制限を確認してください。

  • アドレス(ポート)制限

  • SSL利用制限

  • ユーザーアクセス制限(アクセス権レベルも含む)

  • コンテンツブロック

  • 利用スキーム制限(HTTP利用不可など)

  • 転送データサイズ制限

  • 利用メソッド制限(POST利用不可など)

  • HTTPヘッダー制限(特定ブラウザーだけ受付など)

  • 時間制限(特定時間帯だけ利用可能など)

本機で有効なSSL/TLSバージョンは初期状態でTLS1.2です。接続先がTLS1.2をサポートしていない場合は、TLS1.1を有効にしてください。

目的のWebサーバーに接続できない。

プロキシを経由する環境では、プロキシサーバーを使用するように設定されていないと、目的のWebサーバーに接続できません。プロキシサーバーを使用するように設定してください。

イントラネットに接続する場合など、プロキシを経由する必要がない環境では、プロキシサーバーを使用する設定にはしないでください。

プロキシサーバーを使用する設定になっている場合には、プロキシサーバーのアドレスが正しく設定されていないと、目的のWebサーバーに接続できません。プロキシサーバーのアドレスを正しく設定してください。

プロキシサーバーに接続を許可されているユーザー名とパスワードを、本機に設定してください。

本機で有効なSSL/TLSバージョンは初期状態でTLS1.2です。接続先がTLS1.2をサポートしていない場合は、TLS1.1を有効にしてください。