SIP設定 IPファクス(SIP)を使用するときの設定をします。 項目 説明 SIP本体アドレス 本機のSIP本体アドレスを設定します。 補足 · SIPサーバーを使用していない場合には、@以後に、本機のIPアドレスを指定してください。 · Cisco社製SIPサーバーを使用する場合、本機に設定する[SIP本体アドレス]では、@以降はSIPサーバーのIPv4アドレス文字列だけが指定できます。IPv6アドレス文字列、FQDN文字列、およびSIPドメイン名文字列を指定した場合は、動作しません。 SIPトランスポートプロトコル設定 SIPトランスポートプロトコルを設定します。 補足 · Cisco社製SIPサーバーを使用する場合、[UDP]を設定してください。 SIPサーバーの使用 SIPサーバーを使用できます。 SIPサーバーアドレス取得方法 SIPプロキシサーバー、SIPレジストラーサーバーのIPアドレス取得方法を指定します。 補足 · [DHCPから取得]、[DHCPv6から取得]の場合でも、SIPプロキシサーバー、SIPレジストラーサーバーのポート番号、認証ユーザー名、認証パスワード、種別は手動で設定する必要があります。 · [DHCPから取得]に設定してIPアドレスを自動取得する場合は、本機のTCP/IP設定で、[IPv4-IPアドレス取得方法]を[DHCPから取得]または[DHCP/AutoIPから取得]に設定してください。 · IPアドレスを自動取得した場合は、プロキシサーバーとレジストラーサーバーの両方に、自動取得した同じIPアドレスが設定されます。プロキシサーバーとレジストラーサーバーで異なるアドレスを使用する場合は、手動で設定してください。 · 複数のアドレスを自動取得した場合は、1番目のアドレスをプライマリーのプロキシ/レジストラーサーバーに、2番目のアドレスをセカンダリーのプロキシ/レジストラーサーバーにそれぞれ設定します。3番目以降のアドレスは使用されません。 · IPアドレスを自動取得した場合でも、ポート番号、認証ユーザー名、認証パスワード、サーバー種別は自動取得できません。これらの項目は手動で設定してください。 · 次世代ネットワーク(NGN)を利用する場合は、[DHCPから取得]に設定してください。 SIPプロキシサーバー設定 SIPプロキシサーバーを設定します。プライマリーサーバーとセカンダリーサーバーが設定できます。 補足 · 利用できるSIPプロキシサーバーは2台までです。 SIPレジストラサーバー設定 SIPレジストラーサーバーを設定します。プライマリーサーバーとセカンダリーサーバーが設定できます。 補足 · 利用できるSIPレジストラーサーバーは2台までです。 VoIPゲートウェイ登録 VoIPゲートウェイ1~50を設定します。 相手先の電話番号によって、別々のVoIPゲートウェイが設定できます。 補足 · 固定のVoIPゲートウェイを使用する場合には、VoIPゲートウェイ1に、識別番号を登録しないで、アドレスだけを設定してください。 · IPv6ネットワークでは、使用できません。 VoIPゲートウェイ1~VoIPゲートウェイ50 識別番号 相手先の電話番号を特定する数字を設定します。 たとえば「03」と設定した場合、0312345678、0312345679など「03」で始まる電話番号には、このVoIPゲートウェイが使用されます。 補足 · 特定の電話番号を指定する場合には、「0312345678」などの電話番号全体を設定してください。 アドレス VoIPゲートウェイのIPアドレスを入力します。IPv4アドレス、IPv6アドレスおよびFQDN形式で指定します。