PCLエミュレーションについて

PCLに関連する設定メニュー

[ポート設定]

[設定]>[ネットワーク設定]>[ポート設定]で、エミュレーションモードで使用するポートを設定します。

  • ポートの起動(LPD/IPP/USB/Port9100/WSD)

    PCLエミュレーションで使用するポートを起動します。

  • [USB-プリントモード指定]

    USBポートのプリントモード指定を、PCLエミュレーションが使用できるように設定します。プリントモードとして[PCL]を選びます。

補足
  • [USB-プリントモード指定]では、ホスト装置から受信したデータの処理方法を設定します。ここで[PCL]を設定すると、プリント言語の切り替えで説明している「自動切り替え」は行われません。

  • CentreWare Internet Servicesを使って、プロトコル(LPD、IPP、Port9100、WSD)ごとにプリントモードを指定することもできます。

PCL設定項目一覧

設定項目

項目番号

設定値

給紙トレイ

201

【0】(初期値):自動

【1】:トレイ1

【2】:トレイ2

【3】:トレイ3

【4】:トレイ4

【5】:トレイ5(手差し)

補足
  • 「自動」に設定した場合、同じサイズの用紙が同じ用紙方向で複数のトレイにセットされているときは、トレイ1 →トレイ2 →トレイ3 →トレイ4 の順に給紙されます。また、同じサイズの用紙が異なる向きで複数のトレイにセットされているときは、よこにセットされている用紙が優先されます。

用紙サイズ
(「給紙トレイ」が「自動」の場合)

202

「給紙トレイ」の設定が「自動」の場合の用紙サイズを設定します。また、設定できる用紙はカット紙だけです。

【4】(初期値):A4

【5】:A5

【15】:B5

【21】:8.5×14

【22】:8.5×13

【23】:8.5×11

【25】:ユーザー定義用紙

注記
  • 「給紙トレイ」を「トレイ1」~「トレイ4」のどれかに設定しているときには、「用紙サイズ」の設定はできません。設定しているトレイにセットされている用紙サイズが表示されます。

補足
  • 「原稿サイズ」と「用紙サイズ」の組み合わせによって、倍率符号が「?」となることがあります。この場合、原稿は等倍でプリントされます。

用紙サイズ
(「給紙トレイ」が「手差しトレイ」の場合)

203

「給紙トレイ」の設定が「手差し」の場合の用紙サイズを設定します。また、設定できる用紙はカット紙だけです。

【4】(初期値):A4

【5】:A5

【15】:B5

【21】:8.5×14

【22】:8.5×13

【23】:8.5×11

【25】:ユーザー定義用紙

原稿の向き

205

【0】(初期値):縦

【1】:横

両面

206

【0】(初期値):オフ

【1】:オン

デフォルトフォント

207

1バイト系文字(ANK)の書体を設定します。初期値は「23」でCourierです。

参照

【0】 : CG Times

【1】 : CG Times Italic

【2】 : CG Times Bold

【3】 : CG Times Italic Bold

【4】 : Univers Medium

【5】 : Univers Medium Italic

【6】 : Univers Bold

【7】 : Univers Bold Italic

【8】 : Univers Medium Condensed

【9】 : Univers Medium Condensed Italic

【10】 : Univers Bold Condensed

【11】 : Univers Bold Condensed Italic

【12】 : Antique Olive

【13】 : Antique Olive Italic

【14】 : Antique Olive Bold

【15】 : CG Omega

【16】 : CG Omega Italic

【17】 : CG Omega Bold

【18】 : CG Omega Bold Italic

【19】 : Garamond Antiqua

【20】 : Garamond Kursiv

【21】 : Garamond Halbfett

【22】 : Garamond Kursiv Halbfett

【23】(初期値): Courier

【24】 : Courier Italic

【25】 : Courier Bold

【26】 : Courier Bold Italic

【27】 : Letter Gothic

【28】 : Letter Gothic Italic

【29】 : Letter Gothic Bold

【30】 : Albertus Medium

【31】 : Albertus Extra Bold

【32】 : Clarendon Condensed

【33】 : Coronet

【34】 : Marigold

【35】 : Arial

【36】 : Arial Italic

【37】 : Arial Bold

【38】 : Arial Bold Italic

【39】 : Times New

【40】 : Times New Italic

【41】 : Times New Bold

【42】 : Times New Bold Italic

【43】 : Symbol

【44】 : Wingdings

【45】 : Line Printer

【46】 : Times Roman

【47】 : Times Italic

【48】 : Times Bold

【49】 : Times Bold Italic

【50】 : Helvetica

【51】 : Helvetica Oblique

【52】 : Helvetica Bold

【53】 : Helvetica Bold Oblique

【54】 : CourierPS

【55】 : CourierPS Oblique

【56】 : CourierPS Bold

【57】 : CourierPS Bold Oblique

【58】 : SymbolPS

【59】 : Palatino Roman

【60】 : Palatino Italic

【61】 : Palatino Bold

【62】 : Palatino Bold Italic

【63】 : ITC Bookman Light

【64】 : ITC Bookman Light Italic

【65】 : ITC Bookman Demi

【66】 : ITC Bookman Demi Italic

【67】 : Helvetica Narrow

【68】 : Helvetica Narrow Oblique

【69】 : Helvetica Narrow Bold

【70】 : Helvetica Narrow Bold Oblique

【71】 : New Century Schoolbook Roman

【72】 : New Century Schoolbook Italic

【73】 : New Century Schoolbook Bold

【74】 : New Century Schoolbook Bold Italic

【75】 : ITC Avant Garde Book

【76】 : ITC Avant Garde Book Oblique

【77】 : ITC Avant Garde Demi

【78】 : ITC Avant Garde Demi Oblique

【79】 : ITC Zapf Chancery Medium Italic

【80】 : ITC Zapf Dingbats

デフォルトシンボル

208

シンボルセットの初期値を設定します。

【0】(初期値) : Roman 8

【1】 : ISO 8859-1 Latin 1

【2】 : ISO 8859-2 Latin 2

【3】 : ISO 8859-9 Latin 5

【4】 : ISO 8859-10 Latin 6

【5】 : PC-8

【6】 : PC-8 DN

【7】 : PC-775

【8】 : PC-850

【9】 : PC-852

【10】 : PC-1004(OS/2)

【11】 : PC Turkish

【12】 : Windows 3.1 Latin 1

【13】 : Windows 3.1 Latin 2

【14】 : Windows 3.1 Latin 5

【15】 : DeskTop

【16】 : PS Text

【17】 : MC Text

【18】 : Microsoft Publishing

【19】 : Math 8

【20】 : PS Math

【21】 : Pi Font

【22】 : Legal

【23】 : ISO 4 United Kingdom

【24】 : ISO 6 ASCII

【25】 : ISO 11 Swedish:names

【26】 : ISO 15 Italian

【27】 : ISO 17 Spanish

【28】 : ISO 21 German

【29】 : ISO 60 Norwegian v1

【30】 : ISO 69 French

【31】 : Windows 3.0 Latin 1

【32】 : Windows Baltic

【33】 : Symbol

【34】 : Wingdings

【35】 : UCS-2

フォントサイズ

209

【400】~【5000】(初期値:1200):4.00~50.00ポイント

フォントピッチサイズ

210

【600】~【2400】(初期値:1000):6.00~24.00 ポイント

フォント行数

211

【5】~【128】(初期値:64):5~128 行

プリント部数

212

【1】~【999】(初期値:1):1~999 部

注記
  • コンピューターからプリント部数の指定があった場合、その値が反映されてプリントされます。プリント後、操作パネルの設定もその値に書き換えられます。ただし、lpdポートから指定された部数は、プリント後、操作パネルの設定を書き換えることはありません。

イメージエンハンス

213

イメージエンハンスとは、画像の境界を滑らかにしてギザギザを減らし、疑似的に解像度を高める機能です。

【0】:OFF

【1】(初期値):ON

HexDump

214

HexDumpを有効にするかどうかを設定します。

【0】(初期値):OFF

【1】:ON

薄墨印刷

215

白黒でプリントする場合に、黒でプリントされる部分を薄墨色でプリントします。この機能は、原稿全体に対して有効です。

【0】(初期値):OFF

【1】:ON

両面時のとじ方

217

【0】(初期値):長辺とじ

【1】:短辺とじ

行末処理

218

行末処理を設定します。

「CR-××」は、CRのときLFを後につけ、LFとFFのときCRを前につけます。

【0】(初期値):OFF

【1】:LFを後につける

【2】:CRを前につける

【3】:CR-××

ユーザー定義用紙サイズの初期値

219
(短辺)

ユーザー定義用紙の初期値を設定します。

【2100】(短辺初期値):210.0 mm

【2970】(長辺初期値):297.0 mm

220
(長辺)

【0】~【9999】:0~999.9 mm

有効出力部数

221

プリント部数の指定方法を設定します。

【0】:プロトコル

【1】:パネル

【2】(初期値):コマンド