ファクスのトラブル

注記
  • 光回線やIP電話回線におけるファクス通信について

    当社製品は、NTTのアナログ回線規格に準拠しています。お客様が利用している(または、これから利用しようとしている)回線が、光回線やIP電話回線の場合には、伝送路の回線品質(パケットロス、エコー、遅延など)により、ファクス通信がエラーになることがあります。その場合は、回線事業者にお問い合わせください。

参照

送信時のトラブル

症 状

処  置

未送信レポートが出力された

未送信レポートの「通信結果」欄を確認して対処してください。

参照
  • エラーコードが表示されている場合は、エラーコードを参照して対処してください。

通信できない(一般のファクス)

本機には電話線を差し込む場所が複数あります。正しい場所に差し込まれていないと通信できません。

正しい場所に差し込まれている場合、「オンフック」機能を使用して一般回線に電話できます。

本機に設定されている回線の種別を、契約している回線の種別(PB/10 pps/20 pps)と合わせてください。

近くにある電話機で、電話ができるかどうか確認してください。電話ができない場合は、本機の異常ではなく、電話回線に問題があります。

送信先のファクスの電源が切れていたり、受信モードが手動受信であったり、G3 受信ができないファクスの場合、送信することはできません。また、送信先が用紙切れやメモリーオーバーの可能性もあります。

送信先に電話をかけて確認してください。

ファクス番号を確認して、再度送信してください。

G3でDP(ダイヤルパルス)を使用する場合は、ファクス番号に「*」や「#」を使用できません。

内線から発信している場合、外線発信番号が必要です。

ダイヤル時に、外線発信番号「0」などをダイヤルしてから、ファクス番号をダイヤルしてください。

交換機が変更になり、外線発信番号「0」をダイヤルしても通信できない場合は、「0*」で通信できるようになる場合もあります。

アドレス帳の宛先を指定して発信時に外線発信番号を付与している場合、アドレス帳の宛先に外線発信番号の「0」が、すでに登録されていることがあります。未送信レポートで送信先の電話番号を確認してください。

原稿のデータ量が多すぎると送信できません。

解像度を下げてデータ量を少なくするか、数回に分けて送信してください。

原稿サイズが大きすぎると送信できません。

読み取り可能なサイズに変更するか、原稿を分割して送信してください。

ファクス網に問題がないかを確認してください。

「161」または「162」のあとに、「-」(ポーズ)を2回入れてから電話番号を入力してください。また、ファクス網と契約しているかどうかも確認してください。

ポーリングなどの機能を使うときは、送信先のファクスが対応しているかどうか確認してください。

認証、集計管理機能を使用している場合にコンピューターから直接ファクスを送信するときは、ファクスドライバーに、本体に登録されている正しいユーザー名と暗証番号の設定が必要です。

参照

画質が悪い

原稿読み取りガラスを清掃してください。

参照

濃度が適切でないときは、調節してください。

参照

送信先に問題がないかを確認してください。

補足
  • 通信時は、本機側だけの問題ではなく、相手機側のトラブルによって画質に異常が発生することがあります。

ヘッダーの自局情報が間違っている、またはヘッダーに自局情報がプリントされる

発信元名を修正してください。相手側のディスプレイや通信管理レポートに表示される情報が間違っている場合は、自局名を修正してください。

参照

発信元が記録されないように設定してください。

参照