プライベートプリント
プリントを指示したデータを一時的に認証用ユーザーID ごとに蓄積させ、プリントしたいときに本機側の指示でプリントできます。必要な文書だけ選択してプリントできるため、無駄な出力を抑えることができます。また、認証されたユーザーの文書およびユーザーに関連づけられたサブユーザーの文書しか本機に表示されないため、プライバシーの保護を図ることができます。機械管理者によって管理されている特定ユーザーの認証/ 集計管理に向いています。
ここでは、保存された文書のプリント、および削除方法について説明します。
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認証ユーザーのユーザーIDにサブユーザーを関連づける機能を利用するには、別途アプリケーションが必要です。詳しくは、弊社の営業担当者にお尋ねください。
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プリント指示はプリンタードライバーから行います。プリント方法については、プリンタードライバーのヘルプを参照してください。
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プライベートプリントは、ユーザーID認証のほかに、カード認証や、カード認証とユーザーID認証の併用でも使用できます。詳しくは、認証の種類についてを参照してください。
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認証モードにログインします。
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ホーム画面で、[ジョブ情報]をタップします。
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画面下部の[プライベートプリント]をタップします。
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プリントする文書を選びます。
補足-
文書を削除する場合は、文書を選んで[削除]をタップします。
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複数の文書を選択した場合、文書は選択順にプリントされます。
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USB ポートから入力されたダイレクトプリントジョブのプレビュー画像は生成されません。
参照-
ボタン操作については、共通の操作ボタンの説明を参照してください。
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プリントするときは、部数を入力します。
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[プリント]をタップします。
プリントしたあとの文書処理の選択画面が表示されます。
補足-
[プリント時の確認画面表示]が[しない]に設定されている場合は、確認画面は表示されずに、プリント後に文書は自動的に削除されます。詳しくは、[プリント時の確認画面表示]を参照してください。
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プライベートプリント(一括出力)
プライベートプリントに保存された文書を、一度にプリントします。
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認証モードにログインします。
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ホーム画面で、[プライベートプリント(一括出力)]をタップします。
保存された文書がすべてプリントされます。
プリントが終了すると、自動でホーム画面に戻ります。
補足-
正常にプリントされた文書は削除されます。
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一度の操作で、100文書までプリントできます。最新の文書から順にプリントされます。
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[ジョブ情報]画面やジョブ履歴レポートでは、プライベートプリントのジョブとして扱われます。
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プライベートプリント(一括出力)の制限事項
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本機能の利用中は、ジョブの割り込みはできません。
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ICカードリーダー(オプション)以外の機器を接続している場合は、利用できません。
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認証機能を利用していない場合は、利用できません。
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エラー画面が表示された状態で何も操作しないと、自動リセットが実行されて認証が解除されます。このとき、自動リセット後の画面を[ホーム]に設定していない、かつ[デバイスへのアクセス]を[制限する]に設定していない場合は、次のユーザーが認証したときに、エラージョブがプリントされることがあります。
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外部認証で認証システムが「Authentication Agent」以外の場合、サービスの利用制限が適用されません。この場合、プリントの利用を制限していても、[プライベートプリント(一括出力)]が利用できます。