本機のセキュリティ設定

本機の設定が次のどれかを満たす状態で機械管理者モードに入ると、セキュリティ警告画面が表示されます。本機をより安全にご利用いただくために、本機を設置したあと、すぐに設定を変更することをお勧めします。

  • 機械管理者のユーザーIDとパスワードが初期値

  • SNMPプロトコルの設定でコミュニティ名や認証用パスワードが初期値

  • グローバルIPアドレスが設定され、かつ[認証方式の設定]が[認証しない]に設定されている

機械管理者のユーザーIDとパスワードおよび、SNMPプロトコルのコミュニティ名や認証用パスワードの設定を初期値から変更することをお勧めします。これらの初期値を変更することで、悪意のある第三者による攻撃(設定変更や情報搾取など)を防ぐことができます。

補足
  • 機械管理者のユーザーIDとパスワード、SNMP プロトコルのコミュニティ名や認証用パスワードを初期値から変更すると、複合機と連携するソフトウェアやユーティリティーの動作に影響が出る場合があります。影響を確認のうえ、実施してください。

また、本機にグローバルIPアドレスを設定する場合、受付IPアドレスを制限することにより、本機を外部ネットワークからの不正アクセス(ジョブ履歴の閲覧、親展ボックスへのアクセス)から防ぐことができます。

さらに、[認証方式の設定]を[本体認証]または[外部認証]に設定することをお勧めします。[本体認証]の場合、本機に登録したユーザー情報を使用して認証管理を行います。認証が成功したユーザーだけが本機を使用できます。ただし、使用時には操作パネルからユーザーIDを入力するか、ICカードの利用が必要となります。[外部認証]の場合、外部認証サーバーに登録されたユーザー情報を使用して認証管理を行います。

参照
  • 機械管理者のユーザーIDとパスワードの変更については、[機械管理者情報の設定]を参照してください。

  • SNMP認証データの変更と受付IP アドレス制限の設定については、CentreWare Internet Servicesのヘルプを参照してください。

  • 認証方式の設定については、[認証の設定]を参照してください。