注意制限事項

プリントに関する注意制限、対処について説明しています。

サービス提供について

サービス提供時間について

サービス提供時間は24時間365日ですが、月1回を目安にメンテナンスのためサービスを停止します。停止時には、5営業日前までに「お知らせ」画面にて告知します。

インターネット回線について

本サービスはインターネット回線を使用しています。FUJIFILM IWproの通信に問題が発生した場合は、ファイル登録やプリント操作はできません。

予約番号に関するご注意

FUJIFILM IWproが発行する予約番号にはFUJIFILM IWproの予約番号とnetprintの予約番号があります。FUJIFILM IWproの予約番号を使って、弊社Public Printサービスまたはセブン‐イレブン店舗に設置してあるマルチコピー機でプリントすることはできません。

各クライアントの注意制限事項

FUJIFILM IWpro プリントツール

  • FUJIFILM IWpro Print Tool for netprint / Public Printは、クライアントPC側でXPSファイル(*)を生成し、XPSファイルをアップロードしています。このため、XPSファイルをプリントする際の制限事項が適用されます。
  • Google Chromeでのプリント時に、カラー選択欄を「白黒」にしても、カラーのコンテンツが生成されます。白黒で出力したい場合は複合機のパネルで白黒を選択してください。
  • プリントツールにて、複数シートがあるExcelファイルのブック全体をアップロードするとき、シートごとに解像度などの設定などが異なっていると、シートごとに別の印刷ジョブとなり、複数回の送信が必要になることがあります。

ユニバーサルプリント

  • 本サービスのユニバーサルプリントのプリンターは、Nアップの設定はありません。 アプリケーション側の設定で、Nアップ等を指定しアップロードすると、アプリケーション側でNアップの画像が生成されますが、本サービスの「まとめて1枚」の設定に反映されません。
  • ユニバーサルプリントのプリンタードライバーは、Microsoft社製であり、表示文言は、本システムの文言と異なる場合があります。

文書ファイルのアップロードに関する注意制限事項

プリント方式に関する制限事項

  • 本サービスのプリントは、インターネットサービス画面における〔プリント〕機能と同様に、PDF、XPS、OXPS、DocuWorksファイルを直接複合機へプリント指示しています。このため、プリンタードライバーによるネイティブの方式と、本サービスのプリント処理は、画質や指定できるプリント指示項目が異なるため、同じプリント結果を得られないことがあります。

文書ファイルの設定に関する制限事項

対象のファイル、バージョンであっても、以下のいずれかの設定がされたファイルはアップロードできません。

  • DocuWorksファイル
    • パスワードが設定されている。
    • ファイルの編集を禁止している。
    • アノテーションの編集を禁止している。
    • 印刷を禁止している。
    • 転記を禁止している。
  • PDFファイル
    • ファイルを開くパスワードが設定されている。
    • 印刷を許可しない。
  • Word、Excel、PowerPointファイル
    • パスワードで暗号化されている
    • IRM(Information Rights Management)が設定されている。
  • XPS(OXPS)ファイル
    • IRM(Information Rights Management)が設定されている。

フォント置換について

DocuWorksファイルまたは、フォント埋め込みがされていないPDFファイルでは、複合機内に搭載されている日本語フォント4書体、英文フォント14書体に置換されます。文字が置換できない場合は、アップロード時にエラーになります。

PDFファイルの制限事項について

  • JPEG 2000形式の画像を含んだPDFファイルはアップロードできません。
  • レイヤー情報を持ったPDFは、画面上は非表示状態であっても全レイヤーの内容がプリントされます。
  • 動画や3Dグラフィック機能、外部との通信を伴うインタラクティブな機能を含んだPDFには対応できない場合があります。
  • PDFファイル内の注釈およびスタンプはプリントされません。
  • PDFファイルを生成するソフトとの互換性に起因して、アップロード時にエラーになったり、文字抜けやレイアウトの崩れが発生したりする場合があります。
  • PDFファイルのプリントでは、用紙のプリント可能領域に合わせて縮小してプリントします。

XPSファイルの制限事項について

  • ファイルサイズがとても大きい、または構造が複雑なXPSファイルは、まれにアップロード時にエラーになることがあります。
  • XPSファイル内のプリントチケットの内容は反映されません。
  • XPSファイルのプリントは、用紙のプリント可能領域に合わせて縮小してプリントします。

DocuWorksファイルの制限事項について

  • 「DocuWorks Ver.4文書」で作成したJIS標準文字以外の文字や記号を含むDocuWorksファイルは文字化けを起こすことがあります。
  • 付箋を含めない原稿サイズで出力用紙サイズを判定します。用紙からはみ出ている部分はプリントされません。
  • 付箋やスタンプ等のアノテーションがプリントされるかどうかの指定は、DocuWorksファイルを保存したときの表示状態に依存します。

Word、Excel、PowerPointファイルの変換についての注意制限事項

Word、Excel、PowerPointファイル変換の制限事項

Word、Excel、PowerPointファイルをアップロードすると、サーバー内でサードベンダーのライブラリを使いPDFファイルに変換します。ライブラリの仕様およびフォント置換の制限により、装飾が再現されなかったり、レイアウトが崩れたりします。代表的な制限は以下の通りですが、記載以外の部分でも変換は正しくない場合があります。プリント前に変換されたPDFファイルをWebブラウザーでダウンロードして確認することができます。

  • フォント置換結果による、レイアウト崩れおよびページ数の変化。
  • 縦書き、ルビ、日本語のハイフネーション。
  • シェイプやコントロールの影や3D装飾、回転。
  • グラデーションやビットマップパターンでの塗りつぶし。
  • Wordにおけるページ罫線。

Excelファイルの制限事項について

  • Excelではセルの幅に収まらない数値や日付は####で表示されますが、本サービスでは、幅に収まるだけの文字列に変換されます。

PowerPointファイルの制限事項について

  • プリント対象は“スライド”となります。配付資料、ノートはプリントされません。

画像ファイル(JPEGやTIFF)の制限事項について

  • 画像ファイルをアップロードすると常にA4サイズに拡大縮小してプリントします。
  • プリント結果が期待した色味や階調と異なる場合があります。

プリント時に関する注意制限事項

  • プリントジョブの成功・失敗、出力枚数等が複合機から通知されないため、操作履歴で確認できるページ数は、実際の出力枚数とは異なります。
  • ファイルをアップロードするときにプリント後の処理を「15分後に自動的に削除」とした場合、プリント開始の15分後にファイルが削除されます。プリントを開始すると途中でキャンセルするなどでプリントできなくてもファイルは自動的に削除されます。
  • ホチキスまたはパンチをする場合、トレイにセットした用紙の向きによってはプリントに失敗する場合があります。トレイの用紙の向きを変えてお試しください。
  • 代替モードを使用するための設定方法、代替モード時のプリント方法はこちらをご覧ください。(PDF)
  • 以下に記載のお使いの機種で Microsoft Entra IDユーザーでログインする場合は、画面右上の「モバイル機器でログイン」をご利用ください。
    ApeosPort®-VI C7771 /C6671 / C5571 / C4471 / C3371 / C3370 / C2271
    DocuCentre-VI C7771 / C6671 / C5571 / C4471 / C3371 / C3370 / C2271
  • 機器の[設定]>[アプリ設定]>[Webブラウザー設定]>[キャッシュの使用]は、有効に設定してご利用ください。[キャッシュの使用]を無効に設定すると、複合機画面の表示が遅くなることがあります。

netprintにファイル転送する際の注意制限事項

  • netprintサービスへのファイル転送は日本国内のテナントでだけ対応しています。
  • 本機能を有効にする際は、この利用規約を利用者に周知させてください。
  • netprintサービスについてはこちらをご覧ください。
  • バージョン1.2のPDFファイル(Acrobat 3.0に相当)は転送することができません。
  • netprintサービスにファイル転送するときにネットプリントサービスbasicのユーザーを使用する場合、両面の設定として「プリント時に選択」以外を利用できません。

Public Printにファイル転送する際の注意制限事項

  • Public Printサービスへのファイル転送は日本国内のテナントでだけ対応しています。
  • 本機能を有効にする際は、この利用規約(PDFファイル)を利用者に周知させてください。
  • Public Printサービスについてはこちらをご覧ください。

課金・認証装置付きの複合機における注意制限事項

  • プリント中に残高が0円、または残高不足になると自動的にログアウトします。
  • 2021年4月以降に販売された複合機の場合、Coin CasherまたはIC Card Casherでの課金と、IC Card Readerによる認証を併用することができます。 ただし複合機の認証モードは本体認証にのみ対応し、外部認証とカスタム認証はサポートしません。またCoin CasherまたはIC Card Cashierは単独接続のみをサポートして 併設はサポートしません。交通系電子マネーの利用もできません。ご利用になる場合は複合機のファームウェアの更新が必要な場合があります。

複合機でのシングルサインオンに関する注意制限事項

  • ユーザーに[機器のUser ID]を設定する場合、そのユーザーだけが複合機の認証に使用するユーザーIDであることを確認して下さい。他の人も複合機の認証に同じユーザーIDを利用できる場合、他の人が文書をプリントできてしまいます。
  • 「次回から自動でログイン」を有効にする場合、同じ機器のユーザーIDを他の人が利用しないことを確認してください。 他の人も複合機の認証に同じユーザーIDを利用できる場合、他の人が文書をプリントできてしまいます。 特に複合機が認証なしモードで、機械管理者で「次回から自動でログイン」を有効にする場合、 機械管理者で機器にアクセスできるすべての人が、同じ文書をプリントできてしまいます。

サービスユーザー削除時の注意制限事項

  • 富士フイルムBIダイレクトでテナントからサービスユーザーを削除した場合は、削除したユーザーのプリントジョブおよびユーザー設定も削除されます。ただし、ファイルアップロード時に[公開範囲]を[共有]に指定したプリントジョブは削除されません。
  • (*)XPSは、XML Paper Specificationの略称です。