プロセスの構造に関わる定義について
プロセスの構造に関わる定義は、業務プロセスの構造を定義した業務構造の定義と、文書証跡に紐づく文書の格納先を定義した文書格納先定義に分けられます。


業務構造の定義
業務構造の定義は、業務プロセスの要素である案件、ステップ、ステップグループ、および証跡の定義と、進捗状況を表す指標であるプロパティの定義、業務情報に基づいて実行される通知や操作の定義などから構成されます。
案件定義
案件全体の状態や進捗状況を表すプロパティ、案件単位で実行する操作や通知を定義します。
ステップ定義
ステップの状態や進捗を表すプロパティ、ステップ単位で実行する操作や通知を定義します。また、ステップに紐づく証跡を定義します。
ステップグループ定義
ステップグループの状態や進捗を表すプロパティ、ステップグループ単位で実行する操作や通知を定義
します。
いくつかのステップをまとめた進捗状況を見えるようにしたい場合に作成します。
案件データ証跡定義
外部から入力される属性情報を、案件単位に証跡の位置づけで保存します。入力を受け付ける属性情報を定義します。
文書証跡定義
文書証跡として扱う文書の必要度や参照する属性、文書に対して実行する操作を定義します。
プロパティ定義
案件、ステップ、ステップグループに設定されるプロパティのデータ型や値の算出方法を定義します。
通知定義
案件、ステップ、ステップグループに設定される通知の通知内容や通知を行う条件を定義します。
操作定義
案件、ステップ、ステップグループ、証跡に設定される操作の内容を定義します。
文書格納先定義
証跡として紐付ける文書の格納先と、格納した文書に設定するアクセス権限を定義します。