注意制限事項

文書を取り込む場合の注意制限、対処について説明しています。

OneDrive for Businessからの取り込み

  • OneDriveの取り込み設定の有効期限は30日間です。
    取り込み設定の有効期限が「残り1週間」および「残り2週間」に迫った場合、設定した全ユーザー(登録者)と環境設定でエラー通知先として設定したメールアドレス宛に対してメールを通知します。
    メールの内容に従って、有効期限の更新処理を行っていただく必要があります。

FUJIFILM IWpro Capture

  • インターネット接続環境が必須です。インターネット未接続の場合、エラーメッセージが表示され使用することはできません。
  • 複合機の機種によって、利用できないスキャンパラメータがあります。
  • ファクス機能がない機種の複合機である場合、ファクス受信機能は利用できません。
  • 以下の機種ではルールで[入力指定]に「ファクス」を選択した場合、[出力先]画面で設定する「入力>名前(アドレス帳)」および「入力>会社名(アドレス帳)」の値は空の文字列となります。
    該当する機種においては「入力>名前(アドレス帳)」および「入力>会社名(アドレス帳)」は利用しないでください。
    • 対象機種(日本)
      • カラー複合機
        DocuCentre-VII C2273/C3372/C3373/C4473/C5573/C6673/C7773
        ApeosPort-VII C2273/C3372/C3373/C4473/C5573/C6673/C7773
        ApeosPort-VII C5588/C6688/C7788
        DocuCentre-VII C5588/C6688/C7788
        ApeosPort C2060/C2360
        ApeosPort C2570/C3070/C3570/C4570/C5570/C6570/C7070
        ApeosPort-VII C3322/C4422
      • モノクロ複合機
        ApeosPort 2560/3060
        ApeosPort 3570/4570
        ApeosPort-VII 5022
    • 対象機種(日本以外)
      • カラー複合機
        DocuCentre-VII C2273/C3372/C3373/C4473/C5573/C6673/C7773
        ApeosPort-VII C2273/C3372/C3373/C4473/C5573/C6673/C7773
        ApeosPort-VII C5588/C6688/C7788
        DocuCentre-VII C5588/C6688/C7788
        ApeosPort C2060/C2560/C3060
        ApeosPort C3070/C3570/C4570/C5570/C6570/C7070
        ApeosPort-VII C3321/C4421
      • モノクロ複合機
        ApeosPort 2560/3060/3560
        ApeosPort 4570/5570
        ApeosPort-VII 4021/5021
    ※スキャナーからのイメージ取り込みを行う場合はスキャナー機能が、ファクスからのイメージ取り込みを行う場合はファクス機能が動作する環境が必要です。
  • クラウドサービスの接続設定の変更方法は下記手順になります。例)Microsoft Teams
    1. 下記のユーザーガイドを参照して接続設定をしてください。
    https://opencds-fb.fujifilm.com/gen/fbiwpro_aux/help/ja/manual/com/html/com_04_01020200.html
    2. 上記設定後に、富士フイルムBIダイレクト(https://www.fujifilm.com/fb/direct)にログインします。
    3. ホーム画面で、[ご利用中のサービス]をクリックします。
    4. FUJIFILM IWproの[接続先一覧]をクリックします。
    5. Microsoft Teams / SharePoint Online を[接続解除]をクリック後、再度[接続]をクリックします。
  • Printライセンスユーザーは、実行できるスキャンジョブ数に制限があります。テナントごとに毎月「Printライセンス数×100までのスキャンジョブ」を上限としています。上限を超過した後に直ちにスキャン機能が停止されるものではありませんが、上限超過のスキャンジョブ登録を継続的に利用される場合はLightライセンスまたはStandardライセンスへの切り替えをご検討ください。
    Printライセンスのままで契約上限を超過したスキャン登録のご利用が継続的に認められる場合には、ご通告の上、サービスの利用を停止させていただくことがございます。
  • 選択したファイルに対してダウンロードする権限がない場合、プリントの実行やプレビューを表示することはできません。
  • SharePoint Onlineへのファイル出力時に表示されるサイト名および「ドキュメント」ライブラリ名は、SharePoint Onlineの既定言語で設定している名前です。
  • 機器から連携するクラウドサービスへのスキャンとプリント機能において、検索条件が同一であっても、検索結果が表示される場合と表示されない場合があります。検索結果が表示されない場合は、画面の更新をお試しください。
  • OneDrive for Businessを対象としたスキャンとプリントにおいて、表示しているフォルダーの上位のフォルダーにアクセス権がない場合、その上位のフォルダーに移動するとエラーが表示されます。

FUJIFILM IWpro 連携フォルダー

  • インストーラーまたは設定ツールは、Administrator権限があるユーザーで実行してください。
  • インストーラーはネットワークドライブから起動することはできません。監視対象のフォルダーのあるPC上でインストールを実行してください。
  • FUJIFILM IWpro 連携フォルダーを利用するためには、.NET Framework 4.7.2より新しいバージョンがインストールされている必要があります。Microsoft Windowsにデフォルトでインストールされている.NET Frameworkをアンインストールした場合、FUJIFILM IWpro 連携フォルダーが動作しないことがあります。手動で.NET Frameworkをインストールしてください。
  • FUJIFILM IWpro 連携フォルダーは、1台のPC内で複数のユーザーで同時に起動できません。
  • アップロードフォルダーの設定において、ネットワークパスの設定をサポートしています。ただし、NAS上のフォルダーの設定はサポートされません。
  • ダウンロードフォルダー/作業フォルダーの設定において、ネットワークパスの設定はサポートされません。
  • 自動ダウンロード機能について、単一PC内ではダウンロードの排他制御を行っていますが、複数PC間の排他制御は行っていません。
  • インストーラーで対応している言語は日英のみです。
  • 設定ツールの[アップロード設定]タブのルール一覧に表示されるルールは、ルール設定項目の[入力]に「指定しない」が設定されている必要があります。アップロードに設定するルールの[入力]には「指定しない」を設定してください。
  • 設定ツールの[ダウンロード設定]タブのルール一覧に表示されるルールは、ルール設定項目の[出力先] -[サービス]に[連携フォルダー]が設定されている必要があります。ダウンロードに設定するルールの[出力先] -[サービス]に[連携フォルダー]を設定してください。
  • 文書のアップロード処理数は、1時間あたり約500文書までとなります。複数のPC環境で本ツールを使って 同時にアップロードするなどして、1時間あたりに500文書を超える処理が実行された場合は「Too Many Requests」などのエラーが発生する可能性があります。
    ルール内で文書分割を実施する場合は、分割後に出力される文書数が1時間あたりの合計で500文書を超えないように、アップロード数を調整してください。

    • 同時に複数の文書登録処理が実行された場合は、1時間あたりのアップロード処理数が500文書に満たない場合でも、「Too Many Requests」などのエラーが発生する可能性があります。
    文書取り込みのジョブ一覧でエラーが発生しているかを確認することができます。また、エラー発生時はメールにて通知が行われます。
    文書取り込みのジョブの詳細を見ることでエラーの内容を確認することができます。ジョブのメニューから再実行を行うことで登録処理を再開できます。

メール通知機能

  • 受信拒否設定やドメイン指定受信などの設定により、富士フイルムからのメールが届かないことがあります。「@fujifilm.com」からのメールが受け取れるように受信設定をお願いします。

メール本文ファイルの取り込み設定

  • メール本文ファイルの取り込みおよび出力先の設定は、ルールエディターの環境設定画面ではなくルールの設定で行います。

ルール設定・ジョブ一覧機能

  • ルール実行時、出力先に同名のファイルがある場合は、自動的に枝番がついたファイル名で出力します。
    ただし、文書管理およびGoogle Driveは、同名ファイルで出力します。
    ファイル名の最後に番号が付くなどの変更があった場合、ジョブ一覧の詳細画面では変更前のファイル名で表示されます。
    詳細画面に出力先を特定するURLやIDが表示されているので、そちらを使ってファイル名を確認してください。

ルール設定

  • ルールエディタで作成可能なルール数の上限は300個になります。301個以上のルールを作成できないので、不要なルールを適宜削除いただく必要があります。
  • ルールの出力先に「ローカルPC」(FUJIFILM IWpro 連携フォルダー)や「外部連携(API連携)」が設定されている場合は、テスト実行ではそれらへの出力は行われません。作成したルールを公開し、運用と同様の手順でファイルを登録して実行する必要があります。
  • テスト実行が完了すると、出力結果の情報(URLやID)が表示されますが、画面を閉じてしまうと、出力先の情報を確認することができません。テスト実行の処理は中断せずに、終了を待っていただくようお願いします。 また、ルールのテスト実行の処理結果は「文書取り込み」の画面から確認できるジョブの履歴には残りません。
  • 次のケースで台形補正をおこなうことができず、入力画像がそのまま出力されます。
     ・原稿と背景とのコントラストが小さい
     ・原稿の頂点が画像外にはみ出している
    次のケースで正常に台形補正がおこなえず、意図しない処理結果を出力される場合があります。
     ・原稿が2個以上ある画像
  • 文書加工ステップにアプリケーションから作成したPDFが入力された場合、(PDFの見た目がモノクロであっても)一律にカラー画像に変換されます。
  • 文書加工ステップにExif形式のJPEGが入力された場合、Orientationタグ*1の値を考慮しないため、設定されたOrientationの値によっては、文書が正立されずに出力されます。
    文書を正立したい場合は、文書加工モーダルダイアログで「自動正立」を有効化してください。
    *1 Orientationタグ:カメラの向き等によって画像が本来意図するものと違う回転/鏡像でJPEGファイルに保存される事を示すメタデータです。
  • 文書加工ステップに入力される画像が、
    -縦横の解像度がで異なる(いわゆるFAX解像度画像)、かつ、
    -カラー/グレースケール
    の場合、画像に付与されたQRコードを正しく読み取りできません。
    それにより、「自動正立」>「QRコードの向き」を指定しても、正しく文書を正立することができません。
  • 文書分割ステップに入力される画像が、
    -縦横の解像度がで異なる(いわゆるFAX解像度画像)、かつ、
    -カラー/グレースケール
    の場合、画像に付与されたQRコードを正しく読み取りできません。
    それにより、「QRコードから分割設定」を指定しても、正しく文書を分割することができません。
  • 以下のルールテンプレートを選択した場合、文書分割の設定メニューを利用できません。
    • 帳票を判別して出力
    • ファイル形式を変換して出力
    • 帳票を判別してワークスペースに出力
    • ワークスペースの文書を出力
    • ローカルPCの文書を出力
  • 白紙分割を設定し、「白紙シートを除去する」をOFFに設定時、分割後の後ろのファイルの先頭ページに白紙シートが含まれます。
    例)
    ■入力ファイルの構成
    1ページ目:帳票A
    2ページ目:白紙
    3ページ目:帳票B
    ■出力ファイルの分割結果
    1ファイル目:帳票A
    2ファイル目:白紙シート、帳票B
  • 「帳票を判別して出力する」のルールテンプレートを選択した場合、文書分割の設定メニューを利用できません。文書分割を行いたいときは、ルール作成時に「帳票を判別して出力する」のルールテンプレート以外を選択してください。
  • 日付フォーマット変換処理では、数値は自動で半角に変換されます。("年","月","日"は除く)。
    例)
    変換前:2023年11月15日
    変換後:2023/11/15

    年を表す数字列(YYYY)が4桁に満たない場合は、4桁になるように上位桁から0埋めされます。
    同様に月、日を表す数字列(MM、DD)が2桁に満たない場合は、2桁になるように上位桁から0埋めされます。
    例)
    変換前:2023年11月5日
    変換後:2023/11/05
  • 属性抽出の設定画面で設定できる属性名は、最大で100文字になります。また、同じ名前の属性名を複数作成することはできません。
  • 属性抽出ステップに入力される画像が、
    -縦横の解像度がで異なる(いわゆるFAX解像度画像)、かつ、
    -カラー/グレースケール
    の場合、画像に付与されたQRコードを正しく読み取りできません。
    それにより、「属性抽出の設定」>「QRコードから抽出」を指定しても、正しく属性を抽出することができません。
  • パスワード付きのファイルが入力された場合、エラーになります。ジョブ一覧より該当のファイルを取得してパスワードを解除してから入力する等の対応をしていただく必要があります。
  • 属性値として出力可能な文字数は以下のとおりです。
    ・ワークスペースの属性: 最大100文字まで
    ・文書管理の属性: 最大128byteまで
    ・DocuWorksファイルの属性: 最大1024文字まで
    ・PDFファイルの属性: 最大1024文字まで
    上記文字数を超えた場合は、以下の動作となります。
    ・ワークスペースの属性: 空となる
    ・文書管理の属性: エラーとなる
    ・DocuWorksファイルの属性: 末尾の文字列が切り捨てられる
    ・PDFファイルの属性: 末尾の文字列が切り捨てられる
    DocuWorksファイルとPDFファイルの属性はサロゲートペア文字を2文字とカウントするため、最大文字数が1024文字より少なくなる場合があります。
  • 文書に付与可能な属性数は以下のとおりです。
    ・DocuWorksファイル: 最大100個まで
    ・PDFファイル: 最大255個まで
    上記上限値を超えた場合にはエラーとなります。
  • 出力条件の設定で以下の条件を選択した場合は、属性の値を数値として扱います。
    ・「が次の数値と等しい」
    ・「が次の数値と等しくない」
    ・「が次の数値以上」
    ・「が次の数値以下」
    ・「が次の数値より大きい」
    ・「が次の数値より小さい」
    これらの条件を選択した場合は、以下の点に注意してください。
    ・属性の値を数値として扱うのが困難な場合や数値として解釈できなかった場合は、設定した条件を満たさなかったものとしてスキップされます。
    ・属性の値を数値として扱う際にはイギリス式の区切り方(桁区切りが「,」、小数点が「.」と表記される方式。例:123,456,789.012)として扱います。フランス式の区切り方(桁区切りが「.」、小数点が「,」と表記される方式。例:123.456.789,012)には対応していません。
    ・属性の値に「m2」のような数字を含む単位がある場合は、数値として正しく解釈できません。
    ・ワークスペースの整数型/小数型以外の属性の値を負の数として扱うことはできません。マイナス記号などは無視されます。
  • ルール実行時、出力先に同名のファイルがある場合は、自動的に枝番がついたファイル名で出力します。ただし、文書管理およびGoogle Driveは、同名ファイルで出力します。
    ファイル名の最後に番号が付くなどの変更があった場合、ジョブ一覧の詳細画面では変更前のファイル名で表示されます。
    詳細画面に出力先を特定するURLやIDが表示されているので、そちらを使ってファイル名を確認してください。
  • サブフォルダーの設定を適用するをONにした場合、ルール実行時に設定したサブフォルダーに出力します。
    ただし、同名のフォルダーが出力先のサービスに複数存在した場合、検索で先に見つかったサブフォルダーに出力されます。
  • 出力形式のファイル形式で変換しないを指定した場合は、属性を付与することができません。
    出力形式のファイル形式でPDFまたはXDWを指定したときのみ、属性を付与することができます。属性は、文字列形式で付与されます。
  • ルール実行時に生成されたファイル名が100文字より長い場合もしくは、ファイル名とフォルダーパスが255文字より長い場合はエラーになります。
    ルールの設定を見直したうえでジョブ一覧より該当のジョブを再実行いただく必要があります。
  • 属性抽出の設定で参照ファイルの管理で指定したCSVファイルをリポジトリから削除した後に同名で格納しなおした場合、ルール実行時にエラーになります。
    CSVファイルを削除して新しく登録したときは、参照ファイルの管理画面で再度CSVファイルを選択してください。
  • 帳票種別設定の[属性抽出の設定]画面で登録できるファイルはA3 600dpi相当の画像サイズに対応しており、領域の指定範囲に次の制限があります。
    • 縦方向に長い文書
      領域のX座標と領域の幅の合計が7014pixelより小さいこと
      領域のY座標と領域の高さの合計が10204pixelより小さいこと
    • 横方向に長い文書
      領域のX座標と領域の幅の合計が10204pixelより小さいこと
      領域のY座標と領域の高さの合計が7014pixelより小さいこと
  • ルール処理によるファイル名やサブフォルダー名への日時の付与において、次の場合は付与する日時の表現形式が "YYYYMMDDHHmm"となります。
    条件1) ルール設定の「出力先」の「サブフォルダーの設定」や「ファイル名の設定」で選択した属性の値が、次のいずれかによって文字列として与えられる
    • A) ルール設定の「属性抽出」で選択した次のいずれかの方法で抽出する文字列
      -「QRコードから抽出」
      -「バーコードから抽出」
      -「参照ファイルから抽出」
    • B) テンプレート「ローカルPCの文書を出力」から作成したルールにおいて、入力ファイルに添付されたCSVファイルから入力パラメータの値として取り込む文字列
    条件2) 前記の条件1によって与えられた文字列(属性値)が次の形式である
    • "YYYY-MM-DDTHH:mm:ss.sssZ"
      例:"2024-05-25T12:34:56.789Z"

    上記の条件1)、2)を満たす場合、属性値として与えられた文字列を、協定世界時(UTC、グリニッジ標準時)による日時として評価し、あらかじめ指定されたタイムゾーンにおけるローカルの日時表現 "YYYYMMDDHHmm"の形式で、ファイル名やサブフォルダー名に付与します。

    タイムゾーンは、ルール設定の「タイムゾーンの設定」で指定します。
  • 日付を表す次の形式の文字列を、文書管理の日時型属性に出力する場合、時刻は00:00に設定されます。
    yyyy-MM-dd
    yyy/MM/dd
    例)
    文書から読みった取引日の文字列「2024/04/01」を文書管理の日時型の属性に登録すると「2024/04/01 00:00:00」として扱われます。
  • 出力先として文書管理を指定したとき、フォルダーの設定画面においてキャビネットおよびドロワーは最大20個までしか表示することができません。また、フォルダー数が多いときタイムアウトが発生して表示できないことがあります。
  • 帳票種別設定の属性抽出の設定で、追加できる属性の数は抽出方法でキーワードによる抽出を選択したとき、追加できる属性数は最大30個です。
  • 帳票種別設定の属性抽出の設定で、追加できる属性の数は抽出方法でキーワードによる抽出を選択したとき、追加できるキーワード数は50個です。
  • 帳票種別設定の属性抽出の設定で、追加できる属性の数は抽出方法で領域指定による抽出を選択したとき、追加できる属性数は最大100個です。
  • 帳票種別設定の属性抽出の設定で、キーワードによる抽出を選択したとき、キーワードに指定する文字列に「!"*+,:;?^`|~⦅⦆¬¯¦」(全角/半角)は利用できません。
  • ルールを新規作成した際の属性抽出の設定で、プリセット帳票の一部のプリセット属性(「日付」など)では、「日時形式の変換」の初期値がONになります。ただし、「帳票種別設定」画面から該当する属性を削除すると、その属性を再作成してもルールの新規作成時に「日時形式の変換」の初期値がONになりません。属性抽出の設定から「日時形式の変換」を利用したい属性の設定をONに変更してください。
  • Working Folderへのファイル出力は、個人ドロワーと共有ドロワーに対応しています。あんしんドロワー、暗号追跡ドロワーまたはエビデンス管理ドロワーへの出力は対応していません。
  • Dropboxへのファイル出力は、個人フォルダーと共有フォルダーに対応しています。チームフォルダーへの出力は対応していません。
  • Google Driveへのファイル出力は、マイドライブのみに対応しています。共有ドライブへの出力は対応していません。
  • SharePoint Onlineへのファイル出力時に表示されるサイト名および「ドキュメント」ライブラリ名は、SharePoint Onlineの既定言語で設定している名前です。
  • 連携フォルダーへのファイル出力は、ローカルパス(C:\Users\Username\Documentsなど)のみに対応しています。ネットワーク上の共有フォルダー、NASへの出力は対応していません。
  • 出力先に指定するフォルダーは、表示時にルートから階層を辿れるように、その上位のフォルダーすべてにアクセス権が必要です。

ルール実行

  • 「文書加工」を含むルールや、「出力形式」の「ファイル形式」で「変換しない」以外が設定されたルールを実行したとき、入力文書の用紙サイズがA3を超える文書はエラーになる場合があります。
  • 「文書加工」を含むルールや、「出力形式」の「ファイル形式」で「変換しない」以外が設定されたルールを実行したとき、入力文書の解像度が600dpiを超える場合エラーになる場合があります。
    入力文書の解像度を600dpi以下にしてください。
  • 「文書加工」を含むルールや、「出力形式」の「ファイル形式」で「変換しない」以外が設定されたルールを実行したとき、入力文書がPDFでフォントが埋め込まれていないとき、文字が欠落して出力されることがあります。
    PDFを画像に変換するか、フォントの埋め込みを行ってください。
  • 「文書加工」の設定や「出力形式」の「ファイル形式」の設定で「変換しない」以外が設定されているルールを実行したとき、入力文書の解像度が高くページ数が多い文書はエラーになる場合があります。
    入力文書の解像度を下げるか、ページ数を減らすなどしてください。
  • 「出力形式」の「ファイル形式」で「変換しない」以外が設定されたルールを実行したとき、入力文書がDocuWorks文書(イメージ文書)のときに出力される文書のサイズや向きが変更されることがあります。
    入力文書をDocuWorksのプラグインを使って定型の用紙サイズに変換しなおしてください。
  • 「文書加工」を含まないルールで、「出力形式」の「ファイル形式」で「XDW」を指定したとき、入力文書が500mmを超える場合、出力された文書のサイズが500mmに変更される場合があります。
  • ルールの「文書分割」の設定で「分割しない」以外を選択している場合、分割した文書はページ番号と異なる順序で出力される場合があります。
  • 帳票種別設定の「属性抽出の設定」画面でファイルから領域を指定するときに使用した文書の解像度とルールを実行したときの入力文書の解像度が異なるとき、設定した領域の文字を正しく認識できません。設定時とルール実行時で文書の解像度を揃えてください。
  • 帳票種別設定の「属性抽出の設定」画面でファイルから領域を指定しているとき、複数ページの文書に対して属性抽出処理が行われたときに、すべてのページに対してその領域の文字列取得処理が実行され、最初に文字列が抽出できたページの文字列が属性値として使われます。
  • 文書管理のキャビネットの初期値として設定されている属性テンプレートは削除しないでください。キャビネットへ出力するルールがエラーになる場合があります。削除した場合は、キャビネットの設定で属性テンプレートの初期値を選択しなおしてください。
  • 属性抽出でQRコードを読み取った文字列の改行は無視されます。このため、改行前後の文字列は連結されて扱われます。項目を分割したいときはカンマを使ってください。
  • 一部のDocuWorks文書やPDFに対してルールを実行したとき、入力文書に含まれる次の情報が出力文書に反映されません。
    (「出力形式」の設定で「ファイル形式」を「変換しない」に設定したルールを実行した場合は発生しません。)
    • DocuWorks文書の場合
      対象となる条件:イメージ文書のページ
      含まれない情報:アノテーション、ユーザー定義属性、OCR結果、目次、見出し/ページ番号
    • PDFの場合
      対象となる条件:スキャンして作成したPDF
      含まれない情報:注釈、プロパティ、カスタムプロパティ、OCR結果、しおり
    入力文書を確認したい場合、「文書取り込み」のジョブ一覧のダウンロードメニューから入力ファイルをダウンロードして確認することができます。
  • ルールで実行できる処理数は、1時間あたり約500文書までとなります。1時間あたりに500文書を超える処理が実行された場合は「Too Many Requests」などのエラーが発生する可能性があります。
    ルール内で文書分割をする場合は、分割後に出力される文書数が1時間あたりの合計で500文書を超えないように、アップロード数を調整してください。

    • 同時に複数の文書登録処理が実行された場合は、1時間あたりのアップロード処理数が500文書に満たない場合でも、「Too Many Requests」などのエラーが発生する可能性があります。