STEP 1:機器の設定(機器で行う)
お使いの機器が、インターネットに接続するために必要な設定がされているかを、機器の操作パネルを操作して確認します。機器の機械管理者IDとパスワードが必要です。
- お使いの機種によっては操作方法が異なることがあります。詳しくは、お使いの機種のマニュアルを参照してください。
機器のネットワーク設定の確認
お使いの機器が、インターネットに接続するために必要な設定がされているかを確認します。
- 機器に機械管理者でログインします。
- 次のとおりの設定になっていることを確認します。
設定項目 設定内容 SOAP ポート ホーム画面>[ ]>[ネットワーク設定]>[ポート設定]>[SOAP]
- SOAP- ポート:起動
- SOAP- ポート番号:80
メール送信設定(SMTP) ホーム画面> [ ] >[ネットワーク設定]>[ポート設定]>[メール送信]
- メール送信 - ポート:起動
ホーム画面>[ ] >[ネットワーク設定]>[メール送受信設定]>[SMTP サーバー設定]
- SMTP サーバー - サーバー名 / アドレス
- SMTP サーバー - ポート番号
ホーム画面> [ ]>[ネットワーク設定]>[本体メールアドレス / ホスト名]
- メールアドレス
メール通知サービス ホーム画面>[ ] >[ネットワーク設定]>[ポート設定]>[メール通知サー ビス]
- メール通知サービス - ポート:起動
組み込みプラグイン機能 ホーム画面>[ ] >[システム設定]>[プラグイン設定]
- 組み込みプラグイン機能:有効
Web ブラウザー設定 ホーム画面>[ ]>[アプリ設定]>[Web ブラウザー設定]
- 終了時のキャッシュ削除:無効
- キャッシュの使用:有効
- (必要に応じて)外部アクセスバージョンの選択:V5
ファクス回線 - 1 つ以上のファクス回線が有効
- IPファクスはサポートしていません。
親展受信レポート ホーム画面>[ ] >[システム設定]>[レポート設定]
- 親展受信レポート:[自動出力しない]を推奨
- [自動出力する]に設定するとファクス受信ごとにレポートが出力されるため、ペーパレスファクス受信では[自動出力しない]を推奨しています。
ジョブ履歴レポート ホーム画面>[ ]>[システム設定]>[レポート設定]>[ジョブ履歴レポート]
- ジョブ履歴レポート:[自動出力する]を推奨
- FUJIFILM IWproへ転送できないエラーの場合に、エラーレポートを出力します。
ボックスセレクタ―の設定
受信したファクスを、ボックスセレクターを使用して指定したボックスに振り分けるための設定をします。
振り分ける方法は、次の3種類があります。
- 受信回線別ボックスセレクターおよび電話番号/G3ID別ボックスセレクターの両方を有効にした場合は、電話番号/G3ID別ボックスセレクターが優先されます。
- 設定が完了したタイミングから、ファクスのボックスへの振り分けが開始されます。停止しておきたい場合は、ボックスセレクタ―を有効にしないでください。
発信元の電話番号またはG3IDで振り分ける
受信したファクスを、発信元の電話番号やG3IDによって、指定したボックスに振り分けます。
- 発信元の電話番号で振り分けるには、NTTのナンバー・ディスプレイ契約が別途必要です。
- 発信元の電話番号での振り分けは、日本国内だけで利用できます。
- 機器に機械管理者でログインします。
- 受信用のボックスを作成します。
- ホーム画面>[ボックス操作]>[新規登録]>{登録するボックス}をタップします。
- [ボックス名称]に任意のボックス名を入力し、[OK]をタップします。
- ボックスセレクターを有効化します。
- ホーム画面>[
]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[ファクス動作制御]をタップします。
- [電話番号/G3ID別ボックスセレクター]を[有効]にします。
- ホーム画面>[
- ボックスセレクターを設定します。
- ホーム画面> [
]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[受信文書の保存先/排出先]>[電話番号/G3ID別ボックスセレクター]をタップします。
- ボックスごとに、振り分ける電話番号やG3IDを設定します。
例えば、次のように設定します。No.001 セレクト方法:発信電話番号、電話番号/G3ID:{発信元の番号}、ボックス番号:001 No.002 セレクト方法:発信電話番号、電話番号/G3ID:{発信元の番号}、ボックス番号:002 No.003 セレクト方法:発信電話番号、電話番号/G3ID:{発信元の番号}、ボックス番号:003
- ホーム画面> [
- 必要に応じて、電話番号ごとの優先度を設定します。
- ホーム画面>[
]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[ファクス動作制御]>[ボックスセレクター優先度]をタップします。
- ダイヤルイン、発信番号、およびG3IDの優先順を設定します。
- ホーム画面>[
受信側のファクス回線で振り分ける
機器に複数の宛先(ファクス回線)が設置されている場合は、ファクス回線ごとに振り分けができます。
- 機器に機械管理者でログインします。
- 受信用のボックスを作成します。
- ホーム画面>[ボックス操作]>[新規登録]>{登録するボックス}をタップします。
- [ボックス名称]に任意のボックス名を入力し、[OK]をタップします。
- ボックスセレクターを有効化します。
- ホーム画面>[
]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[ファクス動作制御]をタップします。
- [受信回線別ボックスセレクター]を[有効]にします。
- ホーム画面>[
- ボックスセレクターを設定します。
- ホーム画面> [
]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[受信文書の保存先/排出先]>[受信回線別ボックスセレクター]をタップします。
- 回線ごとに保存先のボックスを設定します。
例えば、次のように設定します。回線1の保存先 設定する、ボックス番号001 回線2の保存先 設定する、ボックス番号002 回線3の保存先 設定する、ボックス番号003
- ホーム画面> [
受信側の電話番号で振り分ける
ダイヤルイン(モデムダイヤルイン)サービスを利用している場合は、受信側の電話番号ごとに振り分けができます。
- モデムダイヤルインサービスとは、1本の契約回線で複数の電話番号を持つことができるNTTのサービスです。 NTTのサービスは、日本国内だけで利用できます。
- 機器に機械管理者でログインします。
- 受信用のボックスを作成します。
- ホーム画面>[ボックス操作]>[新規登録]>{登録するボックス}をタップします。
- [ボックス名称]に任意のボックス名を入力し、[OK]をタップします。
- 発信番号/ダイヤルインを利用する設定をします。
- ホーム画面>[
]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[ファクス動作制御]をタップします。
- 使用する回線の[回線1/2/3付加サービス]をタップします。
- 必要に応じて、[発信電話番号]および[ダイヤルイン]を[有効]にします。
- ホーム画面>[
- ボックスセレクターを有効化します。
- ホーム画面>[
]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[ファクス動作制御]をタップします。
- [受信回線別ボックスセレクター]を[有効]にします。
- ホーム画面>[
- ボックスセレクターを設定します。
- ホーム画面>[
]>[アプリ設定]>[ファクス設定]>[受信文書の保存先/排出先]>[受信回線別ボックスセレクター]をタップします。
- 回線ごとに保存先のボックスを設定します。
例えば、次のように設定します。No.001 セレクト方法:ダイヤルイン、電話番号/G3ID:{発信元の番号}、ボックス番号:001 No.002 セレクト方法:ダイヤルイン、電話番号/G3ID:{発信元の番号}、ボックス番号:002 No.003 セレクト方法:ダイヤルイン、電話番号/G3ID:{発信元の番号}、ボックス番号:003
- ホーム画面>[