文書を暗号化する
文書をWorking Folderの暗号追跡ドロワーにアップロードすると、その文書を暗号化することができます。
次のことに注意してください。
- 富士フイルムBIダイレクト以外のアカウントでログインしている場合、この機能は使用できません。
また、暗号追跡ドロワー内の文書を開くこともできません。 - 暗号追跡ドロワーにアップロードできるのは、DocuWorksファイル(.xdw/.xct/.xbd)やDocuWorks文書(.xdw)に変換できるファイルだけです。
- DocuWorksファイル以外のファイルは必ずDocuWorks文書に変換され、アップロードされます。元のファイル形式ではアップロードされません。
- 文書をテンプレート付き暗号追跡ドロワーにアップロードするとき、[テンプレートによる保護の初期設定]ダイアログボックスが表示されたあとに、Working Folderの[管理-Working Folder]ページでテンプレート機能を有効から無効にしても、ダイアログボックスに表示された操作権限の設定で文書がアップロードされます。
また、[テンプレートによる保護の初期設定]ダイアログボックスが表示されたあとに、WebブラウザーでWorking Folderにログインして、[管理-Working Folder]ページでテンプレート機能を無効から有効にしたり、保護の設定テンプレートの設定を変更したりした場合は、文書をアップロードできません。
補足
- 初めて文書を暗号追跡ドロワーにアップロードする場合、[Working Folder暗号化機能の利用開始]ダイアログボックスが表示されます。
[アカウント名]にはWorking Folderにログインしているユーザーのアカウント名が表示されます。[パスワード]を入力して、ログインしてください。 - アップロード先の暗号追跡ドロワーにすでに同じ名前の文書がある場合は、「{元の文書名}-2」、「{元の文書名}-3」のように、元の文書名に「-{2から始まる連番}」が付いた名前でアップロードされます。
ドラッグ&ドロップして文書を暗号化する
Windowsのエクスプローラーまたはデスクトップからアップロードして暗号化する
手順
1.
アップロード先のWorking Folderの暗号追跡ドロワーを、ワークスペース部*1に表示します。
2.
暗号化する文書を、Windowsのエクスプローラーまたはデスクトップから、ワークスペース部にドラッグ&ドロップします。
3.
次の操作をします。
- 暗号追跡ドロワーにアップロードした場合
[暗号化文書の保護の初期設定]ダイアログボックスで操作権限を設定し、[OK]をクリックします。 - テンプレート付き暗号追跡ドロワーにアップロードした場合
[テンプレートによる保護の初期設定]ダイアログボックスで操作権限の設定を確認し、[OK]をクリックします。
文書がアップロードされます。
補足
アプリケーションファイルやイメージファイルをアップロードする場合、[アプリケーションファイルの取り込み]ダイアログボックスが表示されます。
ワークスペース部からアップロードして暗号化する
ワークスペース部に表示した文書を、ドラッグ&ドロップでWorking Folderの暗号追跡ドロワーにアップロードする手順を説明します。
手順
1.
アップロード先のWorking Folderの暗号追跡ドロワーを、フォルダー部に表示します。
2.
暗号化する文書を、ワークスペース部に表示します。
3.
暗号化する文書を、手順1で表示したアップロード先にドラッグ&ドロップします。
4.
次の操作をします。
- 暗号追跡ドロワーにアップロードした場合
[暗号化文書の保護の初期設定]ダイアログボックスで操作権限を設定し、[OK]をクリックします。 - テンプレート付き暗号追跡ドロワーにアップロードした場合
[テンプレートによる保護の初期設定]ダイアログボックスで操作権限の設定を確認し、[OK]をクリックします。
文書がアップロードされます。
コピーと貼り付けで文書を暗号化する
文書を、コピーと貼り付けで暗号追跡ドロワーにアップロードして暗号化する手順を説明します。
連携フォルダーからは、コピーと貼り付けができない場合があります。
連携フォルダーからは、コピーと貼り付けができない場合があります。
手順
1.
暗号化する文書を、DocuWorks DeskやWindowsのエクスプローラーなどで選択します。複数選択できます。
2.
<Ctrl>キー+<C>キーを押すなどのコピーの操作をします。
3.
次のどちらかの操作をします。
- アップロード先の暗号追跡ドロワーを、フォルダー部で選択します。
- アップロード先の暗号追跡ドロワーの内容をワークスペース部に開き、ワークスペース部の地の部分でクリックします。
4.
貼り付けの操作(例:<Ctrl>キー+<V>キーを押す)をします。
5.
次の操作をします。
- 暗号追跡ドロワーにアップロードした場合
[暗号化文書の保護の初期設定]ダイアログボックスで操作権限を設定し、[OK]をクリックします。 - テンプレート付き暗号追跡ドロワーにアップロードした場合
[テンプレートによる保護の初期設定]ダイアログボックスで操作権限の設定を確認し、[OK]をクリックします。
文書がアップロードされます。
ポップアップメニューを使って文書を暗号化する
暗号追跡ドロワーのアイコンを右クリックして、ポップアップメニューから文書をアップロードして、暗号化する手順を説明します。
手順
1.
次のどれかの操作をします。
- フォルダー部で暗号追跡ドロワーを右クリックします。(*1)
- フォルダー部で暗号追跡ドロワーを選択して、ワークスペース部の地の部分で右クリックします。
2.
ポップアップメニューから[文書のアップロード]を選択します。
[文書のアップロード]ダイアログボックスが表示されます。
3.
暗号化する文書を指定して、[開く]をクリックします。
4.
次の操作をします。
- 暗号追跡ドロワーにアップロードした場合
[暗号化文書の保護の初期設定]ダイアログボックスで操作権限を設定し、[OK]をクリックします。 - テンプレート付き暗号追跡ドロワーにアップロードした場合
[テンプレートによる保護の初期設定]ダイアログボックスで操作権限の設定を確認し、[OK]をクリックします。
文書がアップロードされます。
*1 ドロワーとフォルダーをワークスペース部に表示するには、ワークスペース部に表示する設定をしてください。