設定のエクスポート、インポート
[環境設定]ダイアログボックスの設定、DeskとViewerのツールバーの設定、リンクフォルダのリンク先などを、ファイルやWorking Folderにエクスポートできます。
エクスポートしたデータをインポートすることで、DocuWorksの環境を設定できます。
エクスポートしたデータをインポートすることで、DocuWorksの環境を設定できます。
補足
Working Folderへのエクスポート、インポートは、[クラウドサービス連携設定]でWorking Folderと連携している場合に使用できます。
ただし、[クラウドサービス連携設定]で設定したユーザーと、実際にWorking Folderにログインしているユーザーとが異なる場合は使用できません。
ただし、[クラウドサービス連携設定]で設定したユーザーと、実際にWorking Folderにログインしているユーザーとが異なる場合は使用できません。
次のことを説明します。
設定をエクスポートする
ファイルへエクスポートする
手順
1.
DeskまたはViewerで、[ファイル]メニューの[設定の共有]から[DocuWorks設定のエクスポート]を選択します。
[DocuWorks設定のエクスポート]ダイアログボックスが表示されます。
2.
エクスポートする対象にチェックマークを付けます。
3.
[エクスポート]をクリックします。
[名前を付けて保存]ダイアログボックスが表示されます。
4.
ファイル名と保存する場所を設定して、[保存]をクリックします。
拡張子が「.xcm」のファイルに設定が保存されます。
Working Folderへエクスポートする
手順
1.
Deskで、[ファイル]メニューの[設定の共有]から[エクスポート(Working Folderへ)]を選択します。
設定をインポートする
ファイルからインポートする
- 手順
1.
DeskまたはViewerで、[ファイル]メニューの[設定の共有]から[DocuWorks設定のインポート]を選択します。
[ファイルを開く]ダイアログボックスが表示されます。
2.
DocuWorksの設定をエクスポートした、拡張子が「xcm」のファイルを選択して[開く]をクリックします。
Desk、Viewer、トレイおよびViewer Controlを終了する必要があるというメッセージが表示されます。
3.
Desk、Viewer、トレイおよびViewer Controlを終了します。
4.
メッセージの[再試行]をクリックします。
[DocuWorks設定のインポート]ダイアログボックスが表示されます。
5.
インポートする対象にチェックマークを付けます。
6.
[インポート]をクリックします。
設定のインポートを確認するメッセージが表示されます。
7.
[OK]をクリックします。
インポートを行うと、環境設定は上書きされます。ツールバーとリンクフォルダは新規に追加されます。同名のツールバーやリンクフォルダがある場合でも上書きはされず、新規に追加されます。
Working Folderからインポートする
- 手順
1.
Deskで、[ファイル]メニューの[設定の共有]から[インポート(Working Folderから)]を選択します。
[インポート元の選択]ダイアログボックスが表示されます。
2.
インポートする設定を選択し、[OK]をクリックします。
Deskを終了する必要があるというメッセージが表示されます。
3.
Deskを終了します。
4.
メッセージの[再試行]をクリックします。
[DocuWorks設定のインポート]ダイアログボックスが表示されます。
5.
インポートする対象にチェックマークを付けます。
6.
[インポート]をクリックします。
設定のインポートを確認するメッセージが表示されます。
7.
[OK]をクリックします。
インポートを行うと、環境設定は上書きされます。ツールバーとリンクフォルダは新規に追加されます。同名のツールバーやリンクフォルダがある場合でも上書きはされず、新規に追加されます。
インポートをコマンドで実行する(dwcustomize.exe)
dwcustomize.exeコマンドを使用すると、コマンドプロンプトやバッチファイルなどでインポートを実行できます。
実行形式
dwcustomize.exeコマンドは、次の形式で実行します。
dwcustomize.exe /imp [/fpn"設定データファイルのパス"] [/sel"インポート対象"] [/del"元の設定情報の削除対象"] [/bak"元の設定情報のバックアップファイルの出力パス"] [/s]
dwcustomize.exe /imp [/fpn"設定データファイルのパス"] [/sel"インポート対象"] [/del"元の設定情報の削除対象"] [/bak"元の設定情報のバックアップファイルの出力パス"] [/s]
- コマンドおよびオプションの文字列は、小文字で記述してください。
- 「dwcustomize.exe」のパスは、環境にあわせて指定してください。
- 各オプションに指定する文字列は、ダブルクォーテーション( " )で囲みます。オプションと文字列の間にスペースは入れません。
オプションの説明
オプション | 説明 |
---|---|
/imp |
省略できません。
|
/fpn"設定データファイルのパス" |
「/s」オプションを使用する場合は、必ず指定します。
読み込む設定データファイルをフルパスで指定します。 パス名の文字数は、最大255文字です。 |
/sel"インポート対象" |
インポート対象を設定します。
1)all: 「/fpn」オプションで指定した設定データファイルの、インポート可能なデータをすべてインポートします。 2)個別設定: 以下のデータからインポート対象を個別に選択できます。「|」でつなぐことでORの設定ができます。 ds:[環境設定]ダイアログボックス(Desk) vs:[環境設定]ダイアログボックス(Viewer) ts:[環境設定]ダイアログボックス(トレイ) cs:[環境設定]ダイアログボックス(Viewer Control) dtall:Deskのすべてのツールバー vtall:Viewerのすべてのアノテーションツールバー dlall:すべてのリンクフォルダ tfall:DocuWorksトレイのすべてのトレイファイル esall:設定のインポートに対応するすべての連携フォルダ 「/sel」オプションを指定していても、「/fpn」オプションで指定した設定データファイルに設定情報がない場合は、無視されます。 |
/del"元の設定情報の削除対象" |
現在の設定を削除してから設定をインポートする場合に、削除する設定を指定します。
1)all: すべての設定情報を削除してインポートします。 2)個別設定: 以下のデータから削除対象を個別に選択できます。「|」でつなぐことでORの設定ができます。 dtall:Deskのすべてのツールバー vtall:Viewerのすべてのアノテーションツールバー dlall:すべてのリンクフォルダ tfall:すべてのトレイファイル tfexl:保存先がローカルに指定されているトレイファイルを除くすべてのトレイファイル Desk、Viewer、トレイ、Viewer Controlおよび連携フォルダの[環境設定]ダイアログボックスの設定情報は、「/del」オプションの設定の有無にかかわらず、削除してからインポートされます。 |
/bak"元の設定情報のバックアップファイルの出力パス" |
インポートを実行する前に、現在の設定情報がファイルにバックアップされます。このバックアップファイルの出力先をフルパスで指定します。
パス名の文字数は、最大255文字です。 省略すると初期値で実行されます。 初期値:”<DWFolder>¥dwcustomize¥backup” |
/s |
サイレントモードの設定をします。このオプションを使用する場合、[DocuWorks設定のインポート]ダイアログボックスなどを表示せずに、設定をインポートします。このオプションを使用しない場合、[DocuWorks設定のインポート]ダイアログボックスが表示されます。
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