開くパスワードを記憶 / 削除する

パスワードによるセキュリティーでは、正しい入力が確認された開くパスワードを、一時的に記憶させることができます。
開くパスワードを記憶させることによって、同じユーザーが続けて操作するときに、毎回パスワードを入力するわずらわしさがなくなります。反対に、毎回パスワードを入力させたい場合は、記憶させないでください。

開くパスワードを一時的に記憶させる

開くパスワードを設定するとき、または開くパスワードを入力するときに、記憶するかしないかを選択します。記憶するように設定すると、正しいパスワードを入力して[OK]をクリックした時点で記憶されます。
パスワードの記憶は、DeskとViewerで共通です。たとえば、Deskの操作で記憶された開くパスワードは、Viewerの操作でも有効です。

DWSPswdについて

DWSPswdとは、開くパスワードを一時的に記憶しているプログラムです。
DeskやViewerで、開くパスワードを記憶するように設定すると、DWSPswdが起動して、タスクバーのインジケーター領域にアイコンが表示されます。
DWSPswdは、Windowsからログアウトするまで常駐しています。通常は、終了させる必要はありません。ソフトウエアのインストール / アンインストールなどをするときに終了させてください。終了すると、開くパスワードの記憶はすべて削除されます。
DWSPswdは、アイコン上でマウスの右ボタンをクリックして表示されるポップアップメニューで操作します。このメニューで、パスワードの記憶を削除します。

一時的に記憶されたパスワードを削除する

開くパスワードは、DWSPswdというプログラムが記憶します。20個まで記憶できます。20個を超えると、それまでに記憶されていた中で最も参照回数が少ないパスワードが削除され、新しいパスワードが記憶されます。参照回数が同じ場合は、古いものから削除されます。
開くパスワードの記憶がなくなるのは、次の場合です。
  • Windowsからログアウトした場合
  • DWSPswdで削除した場合
  • DWSPswdを終了した場合
ここでは、DWSPswdから削除する方法を説明します。
手順
1.
タスクバーのインジケーター領域のアイコンにカーソルを合わせます。
「DocuWorksパスワードの一時記憶数(×)」というツールチップが表示されます。「(×)」は記憶されているパスワードの数です。
2.
ポップアップメニューを表示して、[記憶されたパスワードの削除]を選択します。
確認のメッセージが表示されます。
3.
[はい]をクリックします。
記憶されていたパスワードがすべて削除されます。