ユーザーの個別設定について
DocuWorksをインストールしたあとで、Deskフォルダや一時ファイル用フォルダの場所など、DocuWorksの操作に必要な設定を変更できます。
この設定は、ユーザー個別の設定です。そのため、同じPCを複数のユーザーでログインして使用している場合は、ユーザーごとに個別に設定します。
次のことを説明します。
この設定は、ユーザー個別の設定です。そのため、同じPCを複数のユーザーでログインして使用している場合は、ユーザーごとに個別に設定します。
次のことを説明します。
ユーザーの個別設定をする
次の操作を説明します。
はじめて個別設定をする方法
DocuWorksを使用する前に、使用するユーザー名でWindowsにログインして、ユーザーごとの個別設定をします。
手順
1.
インストール後、はじめてDesk、またはViewerを起動したときは、ユーザー個別設定ツールが自動的に実行されます。
[DocuWorksユーザー個別設定]ダイアログボックスが表示されます。
表示されない場合、またはDocuWorksを使い始めたあと設定を変更したい場合は、[スタート]>[FUJIFILM DocuWorks]>[DocuWorks ユーザー個別設定ツール]を選択します。
表示されない場合、またはDocuWorksを使い始めたあと設定を変更したい場合は、[スタート]>[FUJIFILM DocuWorks]>[DocuWorks ユーザー個別設定ツール]を選択します。
補足
エクスプローラーなどで「C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥FUJIFILM¥DocuWorks¥bin¥dwenv.exe」を実行する方法もあります。
2.
[次へ]をクリックします。
[設定方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。
3.
すべて初期値を設定する場合は[標準設定]、設定を変更する場合は[カスタム設定]を選択します。
[次へ]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
[標準設定]を選択した場合は、手順13に進みます。
[カスタム設定]を選択した場合は、[Deskフォルダの設定]ダイアログボックスが表示されます。
[カスタム設定]を選択した場合は、[Deskフォルダの設定]ダイアログボックスが表示されます。
4.
[新しい設定値]に、Deskフォルダの場所を設定して、[次へ]をクリックします。
Deskで使用するユーザーフォルダなどが作成されるフォルダーです。ユーザーデータが保存されるので、十分な空き容量が必要です。
補足
アップグレードインストールしたあと、はじめて個別設定を行うときの初期設定は、旧バージョンのDocuWorksが使用していた「Deskフォルダ」の場所です。
5.
[新しい設定値]に、一時ファイル用フォルダの場所を設定して、[次へ]をクリックします。
DocuWorksが動作するときに、プログラムが一時的に使用するフォルダーです。
補足
ネットワークフォルダーを指定する場合、複数のユーザーで、同じフォルダーの共有はできません。
6.
アップグレードインストールの場合、DocuWorks Deskの設定を継続して使用するかどうかを設定します。以前のツールバーの設定を使う場合は、[継続して使用する]にチェックマークを付けて、[次へ]をクリックします。
本バージョンの初期値に置き換える場合は、チェックマークを外します。
本バージョンの初期値に置き換える場合は、チェックマークを外します。
補足
[継続して使用する]にチェックマークを付けた場合、DocuWorks 9の新規タブをお仕事バーに追加するかしないかを設定します。
DocuWorks 9の新規タブをお仕事バーに追加する場合は、チェックマークを付けます。
DocuWorks 9の新規タブをお仕事バーに追加する場合は、チェックマークを付けます。
7.
アップグレードインストールの場合、アノテーションの設定を継続して使用するかどうかを設定します。
以前のアノテーションツールバー / 作成ツール・定形ツールの設定を使う場合は、[継続して使用する]にチェックマークを付けて、[次へ]をクリックします。
本バージョンの初期値に置き換える場合は、チェックマークを外します。
以前のアノテーションツールバー / 作成ツール・定形ツールの設定を使う場合は、[継続して使用する]にチェックマークを付けて、[次へ]をクリックします。
本バージョンの初期値に置き換える場合は、チェックマークを外します。
[OCR(文字認識)の選択]ダイアログボックスが表示されます。
8.
使用するOCRを選択して、[次へ]をクリックします。
[内蔵OCR]は、DocuWorks内蔵のOCRを使用します。通常はこちらを選択します。
補足
WinReader PROのOCRを使用するには、WinReader PRO(別売ソフトウェア)のインス
トールが必要です。
9.
DocuWorks Creator for Microsoft Officeを有効にするアプリケーションを選択して、[次へ]をクリックします。
選択したOfficeアプリケーションのツールバーに[DocuWorks文書を作成する]ボタンが追加されます。
10.
作成するショートカットを選択し、[次へ]をクリックします。
[「送る」メニュー]を選択すると、Windowsのエクスプローラーで右クリックしたときに表示される[送る]の項目に、DocuWorks Printerが追加されます。
[クイック起動ツールバー]を選択すると、Windowsのタスクバーに表示されるクイック起動の項目に、[DocuWorks Deskの起動]が追加されます。
[クイック起動ツールバー]を選択すると、Windowsのタスクバーに表示されるクイック起動の項目に、[DocuWorks Deskの起動]が追加されます。
11.
DocuWorksの操作ログを記録する場合は、[アプリケーションの操作ログを記録する]にチェックマークを付けて、[次へ]をクリックします。
[Desk]フォルダの配下に[Log]フォルダを自動的に生成し、DocuWorksの操作ログを記録します。
[アプリケーションの操作ログの自動送信を許可する]にチェックマークを付けると、操作ログが富士フイルムビジネスイノベーションに自動で送信されます。
この機能は、DocuWorks サブスクリプション、またはDocuWorks サブスクリプション Suiteの場合だけ利用できます。
[アプリケーションの操作ログの自動送信を許可する]にチェックマークを付けると、操作ログが富士フイルムビジネスイノベーションに自動で送信されます。
この機能は、DocuWorks サブスクリプション、またはDocuWorks サブスクリプション Suiteの場合だけ利用できます。
12.
クラウドサービスと連携する場合は、[クラウドサービスと連携する]にチェックマークを付けて、連携先クラウドサービスを選択します。
[次へ]をクリックします。
[次へ]をクリックします。
補足
連携に関する詳細を設定する場合は、[詳細]をクリックします。
[設定内容の確認]ダイアログボックスが表示されます。
13.
設定内容を確認して、[次へ]をクリックします。
ユーザーの個別設定が始まります。
14.
設定が終了すると、[設定終了]ダイアログボックスが表示されるので、[閉じる]をクリックします。
個別設定を変更する方法
一度個別設定をしたあとに、Deskフォルダ、一時ファイル用フォルダ、使用するOCRソフトウエアの設定、DocuWorks Creator for Microsoft Officeの設定、および作成するショートカットを変更できます。
手順
1.
[スタート]>[FUJIFILM DocuWorks]>[DocuWorks ユーザー個別設定ツール]を選択します。
[DocuWorksユーザー個別設定]ダイアログボックスが表示されます。
補足
Windowsのエクスプローラーなどで「C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥FUJIFILM¥DocuWorks¥bin¥dwenv.exe」を実行する方法もあります。
2.
[設定の変更]を選択して、[次へ]をクリックします。
[Deskフォルダの設定]ダイアログボックスが表示されます。
以降は、画面の指示に従って情報を変更します。
「はじめて個別設定をする方法」で設定した項目のうち、次の設定を変更できます。
以降は、画面の指示に従って情報を変更します。
「はじめて個別設定をする方法」で設定した項目のうち、次の設定を変更できます。
- Deskフォルダの設定
- 一時ファイル用フォルダの設定
- 使用するOCRの設定
- DocuWorks Creator for Microsoft Officeの設定
- ショートカットの設定
- 操作ログの設定
個別設定を修復する方法
個別設定をしたあとに、何らかの原因で設定情報が壊れたり、不整合が起きたりした場合に修復します。
手順
1.
[スタート]>[FUJIFILM DocuWorks]>[DocuWorks ユーザー個別設定ツール]を選択します。
[DocuWorksユーザー個別設定]ダイアログボックスが表示されます。
補足
Windowsのエクスプローラーなどで「C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥FUJIFILM¥DocuWorks¥bin¥dwenv.exe」を実行する方法もあります。
2.
[設定の修復]を選択して、[次へ]をクリックします。
[設定方法の選択]ダイアログボックスが表示されます。
3.
設定方法を選択して、[次へ]をクリックします。
[標準設定]を選択した場合は、「はじめて個別設定をする方法」の手順13に進みます。
[カスタム設定]を選択した場合は、「はじめて個別設定をする方法」の手順4に進みます。
[標準設定]を選択した場合は、「はじめて個別設定をする方法」の手順13に進みます。
[カスタム設定]を選択した場合は、「はじめて個別設定をする方法」の手順4に進みます。
個別設定を削除する方法
DocuWorksをアンインストールしても、ユーザーの個別設定は自動的に削除されません。アンインストールしたあとで、ユーザーごとにWindowsにログインして設定を削除します。
手順
1.
Windowsのエクスプローラーなどで「C:¥Program Files (x86)¥Common Files¥FUJIFILM¥DocuWorks¥bin¥dwenv.exe」を実行します。
[DocuWorksユーザー個別設定]ダイアログボックスが表示されます。
2.
[次へ]をクリックします。
個別設定の削除処理が始まります。
3.
終了すると、[設定終了]ダイアログボックスが表示されるので、[閉じる]をクリックします。
ユーザー個別設定ツールをカスタマイズする
「dwenv.ini」ファイルの設定を変更することで、[DocuWorksユーザー個別設定]ダイアログボックスを表示しないでユーザーの個別情報を設定できます。
設定中、ユーザーの操作が必要ないため、たくさんのPCに一度に設定する場合などに便利です。
ダイアログボックスを表示しないときの設定情報は、「dwenv.ini」ファイルに設定します。
ここでは、「dwenv.ini」ファイルの設定方法を説明します。
エラーメッセージも表示されないので、設定が正常に終了したかしないかは、ユーザー個別設定ツールの動作ログファイルで確認します。
設定中、ユーザーの操作が必要ないため、たくさんのPCに一度に設定する場合などに便利です。
ダイアログボックスを表示しないときの設定情報は、「dwenv.ini」ファイルに設定します。
ここでは、「dwenv.ini」ファイルの設定方法を説明します。
エラーメッセージも表示されないので、設定が正常に終了したかしないかは、ユーザー個別設定ツールの動作ログファイルで確認します。
補足
サイレントインストールを実行した場合は、ユーザー個別設定も、自動的にサイレントモードで実行されます。このときユーザー個別設定には初期値が使用されます。ユーザー個別設定をカスタマイズしたい場合は、「dwenv.ini」ファイルの設定をしてください。
書式
通常のWindowsのiniファイルと同じ書式です。キーと値は「=(等号)」で結び、同一行に記述します。
[セクションネーム 1]
key1=値1
key2=値2
[セクションネーム 2]
key1=値1
key2=値2
key1=値1
key2=値2
[セクションネーム 2]
key1=値1
key2=値2
セクションネーム
セクションネームの意味、および対応するダイアログボックスは、次のとおりです。
セクションネーム | 説明 |
---|---|
Install | [Install]セクションは、[ユーザー個別設定]ダイアログボックスの表示の省略を設定します。 |
ExtModule | ユーザー個別設定が完了した後に、追加で設定を行うための実行形式(拡張子:exe)のファイルを設定します。 複数のファイルを指定できます。 |
DeskFolder | [Deskフォルダの設定]ダイアログボックスに対応します。 フォルダーの場所を指定します。 |
TempFolder | [一時ファイル用フォルダの設定]ダイアログボックスに対応します。 フォルダーの場所を指定します。 |
PluginUpdate | [Desk設定情報の継承]ダイアログボックスに対応します。 Deskプラグインを更新するかどうかを指定します。 |
AnnotationUpdate | [アノテーション設定情報の継承]ダイアログボックスに対応します。 アノテーションファイル、および定型/作成ツールの更新を行うかどうかを指定します。 |
OCR | [OCR(文字認識)の選択]ダイアログボックスに対応します。 使用するOCRエンジンを指定します。 |
DWCreator | [DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスに対応します。 Officeアプリケーションの起動時に、DocuWorks Creatorアドインのロードを指定します。 |
Shortcut | [ショートカットの作成]ダイアログボックスに対応します。 Windowsの[送る]メニューとクイック起動ツールバーに、DocuWorksのショートカットを作成するかどうかを指定します。 |
LinkFolderUpdate | Deskの[リンクフォルダ]を更新するかどうかを指定します。 |
ExtFolder | Deskのフォルダー部に、[親展ボックス]を表示するかどうかを指定します。 |
DWCustomize | DocuWorksの設定情報をインポートする場合の設定をします。ユーザー個別設定ツールがこのセクションを実行するのは、DocuWorksのインストール後に、ユーザー個別設定を最初に実行したときだけです。[DWCustomize]セクションが記述されていない場合、またはPathキーが空白の場合は、設定情報のインポートは実行されません。 |
OperationLog |
[操作ログのアップロード設定]に対応します。 |
キー
セクションごとのキーと値は、次のとおりです。記述がない場合、および不正な値が設定されている場合は、初期値が適用されます。
- [Install]セクション
キー 値 説明 SilentInstall Y すべてのダイアログボックスが表示されません。 N(初期値) 通常のユーザー個別設定の動作になります。 Initialize Y 「dwenv.ini」ファイルの設定に従って、旧バージョンのユーザー個別設定情報を上書きします。 N(初期値) 旧バージョンのユーザー個別設定情報を引き継ぎます。新規に追加された項目や設定情報が存在しない場合は、「dwenv.ini」ファイルの設定に従って設定されます。 - [ExtModule]セクション
キー 値 説明 name起動する拡張設定ツールの名前ユーザー個別設定ツールで設定される項目以外の設定を記述した実行ファイル(拡張子:exe)の名前を設定します。複数の実行ファイルを設定できます。
「dwenv.ini」ファイルに記述した順序で起動します。
絶対パスは、指定できません - [DeskFolder]セクション
キー 値 説明 PathDeskフォルダーのパスDeskフォルダを作成する場所を、フルパスで設定します。設定しない場合、新規インストールのときは「C:¥Users¥{ログインユーザー名}¥Documents¥FUJIFILM¥DocuWorks¥DWFolders¥」になります。アップグレードのときは、以前のバージョンのDeskフォルダと同じ場所になります。変数 説明 <PERSONAL>ユーザーごとの「My Documents」フォルダー<APPDATA>ユーザーごとの「Application Data」フォルダーPathキーの指定 SilentInstallキーがYの場合 SilentInstallキーがNの場合 指定あり 指定されたパスを新しい設定値として、設定を続行します。
パスが存在しない場合は、作成します。[Deskフォルダの設定]ダイアログボックスが表示され、[新しい設定値]に指定したパスを表示します。 指定なし デフォルトのパスを新しい設定値として、設定を続行します。
パスが存在しない場合は、作成します。[Deskフォルダの設定]ダイアログボックスが表示され、[新しい設定値]にデフォルトのパスを表示します。 - [TempFolder]セクション
キー 値 説明 Path一時ファイル用
フォルダパス一時ファイル用フォルダを作成する場所を、フルパスで設定します。設定しない場合は、「{各ユーザーのApplication Dataフォルダー}¥FUJIFILM¥DocuWorks¥DWTemp」になります。リムーバブルメディア、およびドライブの直下は設定できません。変数 説明 <PERSONAL>ユーザーごとの「My Document」フォルダー<APPDATA>ユーザーごとの「Application Data」フォルダーキーの指定 SilentInstallキーがYの場合 SilentInstallキーがNの場合 指定あり 指定されたパスを一時ファイル用フォルダーの設定値として、設定を続行します。
パスが存在しない場合は、作成します。[一時ファイル用フォルダの設定]ダイアログボックスが表示され、[新しい設定値]に指定したパスを表示します。 指定なし デフォルトのパスを一時ファイル用フォルダーの設定値として、設定を続行します。
パスが存在しない場合は、作成します。[一時ファイル用フォルダの設定]ダイアログボックスが表示され、[新しい設定値]にデフォルトのパスを表示します。 - [PluginUpdate]セクション
キー 値 説明 UpdateY(初期値)[継続して使用する]が選択されます。N[継続して使用する]が選択されません。Updateキーの指定 SilentInstallキーがYの場合 SilentInstallキーがNの場合 指定あり [Desk設定情報の継承]ダイアログボックスは表示されず、[継続して使用する]設定で継続します。 [継続して使用する]が選択された状態で、[Desk設定情報の継承]ダイアログボックスが表示されます。 指定なし [Desk設定情報の継承]ダイアログボックスは表示されず、[継続して使用しない]設定で継続します。 [継続して使用しない]が選択されない状態で、[Desk設定情報の継承]ダイアログボックスが表示されます。 - [AnnotationUpdate]セクション
キー 値 説明 UpdateY(初期値)[継続して使用する]が選択されます。N[継続して使用する]が選択されません。Updateキーの指定 SilentInstallキーがYの場合 SilentInstallキーがNの場合 指定あり [アノテーション設定情報の継承]ダイアログボックスは表示されず、[継続して使用する]設定で継続します。 [継続して使用する]が選択された状態で、[アノテーション設定情報の継承]ダイアログボックスが表示されます。 指定なし [アノテーション設定情報の継承]ダイアログボックスは表示されず、[継続して使用しない]設定で継続します。 [継続して使用しない]が選択されない状態で、[アノテーション設定情報の継承]ダイアログボックスが表示されます。 - [OCR]セクション
キー 値 説明 Engine1(初期値)以下のレジストリーキーに登録されているエンジンのエントリー番号を指定します。
- 32ビットOSの場合
「HKLM¥Software¥FUJIFILM¥MPM3¥DWOCR entries」 - 64ビットOSの場合
「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥FUJIFILM¥MPM3¥DWOCR entries」
「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥WOW6432Node¥FUJIFILM¥MPM3¥DWOCR entries」
初期値の1は、[内蔵OCR]が選択された状態です。Engineキーの指定 SilentInstallキーがYの場合 SilentInstallキーがNの場合 1[OCR(文字認識)の選択]ダイアログボックスは表示されず、[内蔵OCR]で設定が継続します。[内蔵OCR]が選択された状態で、[OCR(文字認識)の選択]ダイアログボックスが表示されます。2[OCR(文字認識)の選択]ダイアログボックスは表示されず、[WinReader PRO]で設定が継続します。[WinReader PRO]が選択された状態で、[OCR(文字認識)の選択]ダイアログボックスが表示されます。 - 32ビットOSの場合
- [DWCreator]セクション
キー 値 説明 WordY(初期値)Microsoft Wordの起動時に、DocuWorks Creatorアドインをロードします。NMicrosoft Wordの起動時に、DocuWorks Creatorアドインをロードしません。ExcelY(初期値)Microsoft Excelの起動時に、DocuWorks Creatorアドインをロードします。NMicrosoft Excelの起動時に、DocuWorks Creatorアドインをロードしません。PowerPointY(初期値)Microsoft PowerPointの起動時に、DocuWorks Creatorアドインをロードします。NMicrosoft PowerPointの起動時に、DocuWorks Creatorアドインをロードしません。各キーの指定 SilentInstallキーがYの場合 SilentInstallキーがNの場合 Word=Y[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスは表示されず、[Microsoft Word]でDocuWorks Creatorアドインをロードする設定で継続します。[Microsoft Word]が選択された状態で、[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスが表示されます。Word=N[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスは表示されず、[Microsoft Word]でDocuWorks Creatorアドインをロードしない設定で継続します。[Microsoft Word]が選択されない状態で、[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスが表示されます。Excel=Y[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスは表示されず、[Microsoft Excel]でDocuWorks Creatorアドインをロードする設定で継続します。[Microsoft Excel]が選択された状態で、[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスが表示されます。Excel=N[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスは表示されず、[Microsoft Excel]でDocuWorks Creatorアドインをロードしない設定で継続します。[Microsoft Excel]が選択されない状態で、[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスが表示されます。PowerPoint=Y[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスは表示されず、[Microsoft PowerPoint]でDocuWorks Creatorアドインをロードする設定で継続します。[Microsoft PowerPoint]が選択された状態で、[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスが表示されます。PowerPoint=N[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスは表示されず、[Microsoft PowerPoint]でDocuWorks Creatorアドインをロードしない設定で継続します。[Microsoft PowerPoint]が選択されない状態で、[DocuWorks Creator for MicrosoftOfficeの設定]ダイアログボックスが表示されます。 - [Shortcut]セクション
キー 値 説明 SendTo Y(初期値) Windowsの[送る]メニューに、DocuWorks Printerのショートカットを作成します。 N Windowsの[送る]メニューに、DocuWorks Printerのショートカットを作成しません。 QuickLaunch Y(初期値) Windowsのクイック起動ツールバーに、DocuWorks Deskのショートカットを作成します。 N Windowsのクイック起動ツールバーに、DocuWorks Deskのショートカットを作成しません。 - [LinkFolderUpdate]セクション
キー 値 説明 Update Y Deskの[リンクフォルダ]を更新します。
更新すると、Deskの[リンクフォルダ]は、「Common Files¥FUJIFILM¥DocuWorks¥Templates¥DWFolders¥リンクフォルダ」フォルダーの内容と同じになります。N(初期値) Deskの[リンクフォルダ]を更新しません。 - [ExtFolder]セクション
キー 値 説明 ShowPBOX Y(初期値) Deskのフォルダー部に、[親展ボックス]を表示します。 N Deskのフォルダー部に、[親展ボックス]を表示しません。 - [DWCustomize]セクション
キー 値 説明 ShowUI Y DocuWorks設定のインポートを実行するときに、[DocuWorks設定のインポート]ダイアログボックスを表示します。
ユーザー個別設定がサイレントモードで実行される場合、ShowUIキーにYを指定しても、DocuWorks設定のインポートはサイレントモードになります。N(初期値) DocuWorks設定のインポートをサイレントモードで実行します。[DocuWorks設定のインポート]ダイアログボックスは表示されません。 Path 設定ファイルのパス DocuWorksの設定をエクスポートしたファイルのパスを、フルパスで指定します。
Pathキーの値が空白の場合、設定のインポートは実行されません。Update Y(初期値) 設定ファイルの設定情報を、追記でインポートします。 N 設定情報をすべて削除して、設定ファイルの設定情報をインポートします。
- [OperationLog]セクション
キー 値 説明 UploadY(初期値)[アプリケーションの操作ログをアップロードする]にチェックマークが付きます。N[アプリケーションの操作ログをアップロードする]にチェックマークが付きません。
補足
- インストール環境によっては、PluginUpdate、AnnotationUpdateが設定されていても、無効になります。
- 各OSの、Application DataフォルダーとPersonalフォルダーの場所は、次のとおりです。
<Application Dataフォルダー>
何らかの理由で以下のフォルダーが存在しない場合は、「{Win.iniがあるドライブ}:FUJIFILM¥DocuWorks¥DWTemp」になります。Windows 10
Windows 11C:¥Users¥{ユーザー名}¥AppData¥Roaming
何らかの理由で以下のフォルダーが存在しない場合は、「{Win.iniがあるドライブ}:FUJIFILM¥DocuWorks¥DWFolders」になります。Windows 10
Windows 11C:¥Users¥<ユーザー名>¥Documents
「dwenv.ini」ファイルの記述例
- 初期値設定の例
[Install]
SilentInstall=N
[ExtModule]
name=aaa.exe
name=bbb.exe
[DeskFolder]
path=D:¥DocuWorks¥DWFolder
[TempFolder]
path=D:¥DocuWorks¥DWTemp
[PluginUpdate]
Update=Y
[AnnotationUpdate]
Update=Y
[OCR]
Engine=1
[DWCreator]
Word=Y
Excel=N
PowerPoint=Y
[Shortcut]
SendTo=Y
QuickLaunch=N
[LinkFolderUpdate]
Update=Y
[ExtFolder]
ShowPBOX=N
SilentInstall=N
[ExtModule]
name=aaa.exe
name=bbb.exe
[DeskFolder]
path=D:¥DocuWorks¥DWFolder
[TempFolder]
path=D:¥DocuWorks¥DWTemp
[PluginUpdate]
Update=Y
[AnnotationUpdate]
Update=Y
[OCR]
Engine=1
[DWCreator]
Word=Y
Excel=N
PowerPoint=Y
[Shortcut]
SendTo=Y
QuickLaunch=N
[LinkFolderUpdate]
Update=Y
[ExtFolder]
ShowPBOX=N
カスタマイズしたユーザー個別設定ツールの起動
カスタマイズしたユーザー個別設定ツールを起動する方法を説明します。指定した「dwenv.ini」ファイルが存在しない場合やフォーマットが正しく読み込めない場合は、標準のユーザー個別設定ツールが実行されます。
手順
1.
「dwenv.exe」と同じフォルダーに、「dwenv.ini」ファイルを保存します。
2.
「dwenv.exe」を起動します。
設定内容を反映したユーザー個別設定が実行されます。