[用紙のプロパティ]ダイアログボックス

一覧表示形式または一覧-文書表示形式で、[アノテーション]メニューから[用紙作成]を選択したり、[アノテーションツールバーの設定]ウィンドウで用紙ツールの[プロパティ]を選択したりすると表示されるダイアログボックスです。

用紙ツールの属性を設定します。アプリケーションまたはイメージから作成したページ、アノテーションが貼ってあるページをアノテーションツールに用紙として登録した場合は、名前以外の属性を設定できません。[名前]と[貼り付け時に用紙サイズを決める]は、Viewerウィンドウのアノテーションツールバーまたは[アノテーションツールバーの設定]ウィンドウで、用紙ツールの[プロパティ]を選択したときに表示されます。

[名前]

用紙ツールの名前を設定します。
設定できる名前の長さは、半角英数の場合、79文字までです。ここで設定した名前は、Viewerの[アノテーション]メニューに表示されます。

[貼り付け時に用紙サイズを決める]

用紙を文書にページとして貼り付けるときに用紙サイズを設定するかしないかを設定します。
チェックマークを付けると、用紙を文書に貼り付けるときに、[用紙のプロパティ]ダイアログボックスが表示され、用紙のサイズを指定できます。
初期値は、チェックマークが付いています。

[用紙サイズ]

用紙のサイズを選択します。
初期値は、[A4たて]です。[貼り付け時に用紙サイズを決める]にチェックマークが付いている場合、[用紙サイズ]がグレー表示になり選択できません。
補足
たてよこの一方または両方の長さが500 mmを超えるページを持つDocuWorks文書はVer.7文書になり、DocuWorks 6以前では開けません。

[幅]

選択されたサイズの幅を表示します。[ユーザー定義]を選択した場合だけ編集できます。

[高さ]

選択されたサイズの高さを表示します。[ユーザー定義]を選択した場合だけ編集できます。

[オリジナル種別]

作成した元のデータの種類が表示されます。作成した元のデータがイメージデータ、またはスキャナーから読み取った文書の場合は[イメージ文書]に、作成した元のデータがアプリケーション文書の場合は[アプリケーション文書]を表示します。

[モノクロプリンター応答]

この項目は、アプリケーションからDocuWorks文書を作成したときにだけ表示されます。アプリケーションからDocuWorks文書を作成したときに、[印刷]ダイアログボックスで[カラーモード]を[白黒]にするとチェックマークが付きます。
補足
旧バージョンのDocuWorksで作成したDocuWorks文書は、カラーに見える文書の場合でも、[モノクロプリンター応答]にチェックマークが付くことがあります。

[圧縮/画質]

この項目は、イメージデータからDocuWorks文書を作成したときにだけ表示されます。イメージの品質が表示されます。
イメージの品質には、[画像劣化なし]、[JPEG圧縮(画質優先)]、[JPEG圧縮(標準)]、[JPEG圧縮(圧縮率優)]、[JPEG圧縮(その他)]、[MRC圧縮(画質優先)]、[MRC圧縮(標準)]、[MRC圧縮(圧縮率優先)]、[MRC圧縮(その他)]があります。

[解像度]

ページの解像度を表示します。
補足
DocuWorks Ver.1.0/2.0でスキャナー、ファクスから作成されたDocuWorks文書の解像度は[不明]と表示されます。

[色数]

色数を表示します。この項目は、イメージデータからDocuWorks文書を作成したときにだけ表示されます。色数には、[2色(白黒)]、[16色]、[256色]、[16777216色]があります。

[OCR(文字認識)処理済み]

OCR処理をしているかどうかを表示します。チェックマークが付いていると、OCR処理をしています。