保護文書の操作制限 (Viewer)

保護文書は、セキュリティーの設定内容によって実行できる操作が異なります。
Viewerでのセキュリティーの設定と、操作制限の対応を説明します。

保護文書に対してできない操作

操作の制限の内容とは関係なく、保護文書の場合は次の操作はできません。

開く権利が必要な操作

パスワードによる保護文書は、開くパスワードを設定した場合、以下の操作をするときに、開くパスワードの入力を求められます。
電子印鑑による保護文書は、開くことを許された印鑑が電子印鑑ケースの[自分の電子印鑑]内にあり、その電子印鑑ケースが開いている場合に、以下の操作ができます。
電子証明書による保護文書は、セキュリティーの設定に使われた証明書が、Windowsの証明書マネージャーの[個人]に登録されている場合に、文書を開くことができます。

フルアクセスの権利が必要な操作

パスワードによる保護文書は、フルアクセスパスワードを設定した場合、以下の操作をするときに、フルアクセスパスワードの入力を求められます。
電子印鑑による保護文書は、フルアクセスを許された印鑑が電子印鑑ケースの[自分の電子印鑑]内にあり、その電子印鑑ケースが開いている場合に、以下の操作ができます。
電子証明書による保護文書は、セキュリティーの設定でフルアクセスモードを許可された証明書が、Windowsの証明書マネージャーの[個人]に登録されている場合に、以下の操作ができます。

各操作に必要な権利

Viewerの操作に必要な権利は、次の表のとおりです。
○が付いている権利が禁止されている保護文書では、その操作はできません。
操作 アノテーション編集権 文書
編集権
印刷権 転記権
ファイル
印刷 / 印刷プレビュー
イメージ変換出力
署名して保存
編集
切り取り
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
コピー
ページ
アノテーション
本文テキスト
オリジナルデータ/内容物
貼り付け
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
削除
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
回転
整列
微調整
固定 / 固定を解除
次のページからすべてに複製
前面に移動
背面に移動
グループ化 / グループ解除
傾き補正
ノイズ除去
OCR(文字認識)
部分イメージ
コピー
切り取り
アノテーションのプロパティ変更
文書
アノテーション表示
見出し・ページ番号の設定
見出し・ページ番号の更新
見出し・ページ番号の削除
目次ページの作成
目次ページの削除
文書のプロパティの変更
オリジナルデータ/内容物
ファイルの取り出し
アノテーション
アノテーションツールバーへの追加
貼り付け
用紙以外
用紙
テキスト/OLEを入力編集状態にする
サイズの変更
属性変更ツールバー
リンクの作成
OLE
OLEオブジェクトとして切取り
OLEオブジェクトとしてコピー
ドラッグ開始
自分自身へコピー
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
自分自身へ移動
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
外へコピー
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
外へ移動
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
ドロップ
自分自身へコピー
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
自分自身へ移動
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
外へコピー
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
外へ移動
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
外からコピー
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
外から移動
ページ
アノテーション
オリジナルデータ/内容物
インフォビューの[バインダー索引]タブ
操作 アノテーション編集権 文書編集権 印刷権 転記権
上に移動/下に移動
整列
新規挿入
取り込み
取り出し
削除
文書名の変更
切り取り
コピー
貼り付け
インフォビューの[OCR結果]タブ
操作 アノテーション編集権 文書編集権 印刷権 転記権
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