証明書の登録・管理
DocuWorks文書で署名するために使用する証明書は、Windowsの証明書マネージャーで登録、管理します。証明書はWindowsへのログインユーザーごとに管理されます。
個人と他人の証明書について
文書に署名やセキュリティーを設定するときは、秘密鍵を持った証明書を証明書マネージャーの[個人]に登録しておきます。認証局からWebブラウザーを操作して証明書を取得したときは、自動的に[個人]に登録されている場合があります。ほかの人の証明書を使ってセキュリティーを設定するときは、[ほかの人]タブに登録しておきます。
証明機関の証明書について
上記の証明書のほかに、中間証明書やルート証明書が必要になります。中間証明書やルート証明書は、初めから証明書マネージャーに登録されているものもあります。
証明書が中間認証局から発行されている場合は、中間認証局の中間証明書が[中間証明機関]に登録されている必要があります。また、中間証明書の発行元になるルート認証局のルート証明書が、[信頼されたルート証明機関]に登録されている必要があります。
証明書がルート認証局から発行されている場合は、ルート認証局のルート証明書が、[信頼されたルート証明機関]に登録されている必要があります。
証明書を登録する方法
証明書マネージャーを使用して、証明書を証明書ストアに登録する方法を説明します。証明書失効リスト(CRL)も登録できます。
手順
1.
Windowsの[インターネットオプション]ダイアログボックスを表示します。
2.
[コンテンツ]タブを選択し、[証明書]をクリックします。
[証明書]ダイアログボックスが表示されます。
3.
[インポート]をクリックします。
[証明書のインポート ウィザード]ダイアログボックスが表示されます。
4.
[次へ]をクリックします。
[参照]をクリックして、証明書ストアに入れる証明書ファイルを指定します。
5.
[次へ]をクリックします。
証明書ファイルが秘密鍵を持った証明書の場合は、[秘密キーのパスワード保護]ウィンドウが表示されます。パスワードを入力します。
6.
[次へ]をクリックします。
[証明書の種類に基づいて、自動的に証明書ストアを選択する]が選択されます。
7.
[次へ]をクリックします。
証明書が証明書ストアに登録されます。
秘密鍵を持った証明書は、[個人]に登録されます。
秘密鍵を持たない証明書は、[ほかの人]に登録されます。
中間証明書は、[中間証明機関]に登録されます。
ルート証明書は、[信頼されたルート証明機関]に登録されます。