[イメージ変換出力]ダイアログボックス
Deskのイメージ変換出力プラグインを実行するとき、またはViewerの[ファイル]メニューから[イメージ変換出力]を選択したときに表示されるダイアログボックスです。
文書、またはバインダーから作成するイメージファイルの設定をします。
[変換形式]
変換するイメージファイル形式を選択します。
初期値は、[ビットマップファイル]です。
補足
- 複数のファイルが作成される場合は、自動的に番号を付けたファイル名になります。
- TIFFファイルの場合、[TIFF詳細設定]ダイアログボックスで[1ファイルにマルチページをおさめる]にチェックマークを付けているときは、1つのファイルとして作成されます。
[保存先]
保存先を選択します。
初期値は、[フォルダの指定]が指定されています。
- [選択されたDocuWorksファイル/PDFファイルと同じ]
変換元のファイルがある場所に保存されます。
- [フォルダの指定]
保存先のパスを指定するためのダイアログボックスが表示されます。デスクトップ以外のパスを保存先に指定すると、次回からはそのパスが初期値になります。保存先のパス名は、最大255文字です。
補足
[選択されたDocuWorksファイル/PDFファイルと同じ]は、Deskのイメージ変換プラグインを実行したときだけ、選択できます。
[指定ページ]
変換するページを指定します。イメージファイルの場合は、ページごとに1つのファイルとして作成されます。
初期値は、[すべて]が指定されています。TIFFファイルの場合、[TIFF詳細設定]ダイアログボックスで[1ファイルにマルチページをおさめる]にチェックマークを付けているときは、1つのファイルとして作成されます。PDFファイルの場合は、必ず1つのファイルとして作成されます。
- [すべて]
すべてのページのイメージファイルが作成されます。
- [ページ指定]
イメージファイルに変換するページを指定します。指定した範囲のページごとにイメージファイルが作成されます。
[解像度]
変換する解像度を選択するか、または75~600 dpiの範囲の整数値を入力します。解像度の初期値は、前回使用時に設定した値です。
インストール時の初期値は、[200dpi]です。
[色]
イメージファイルに変換するときの色を設定します。
初期値は、[カラー]です。
各変換形式と色の詳細の対応は、次の表のとおりです。
- [白黒]の場合
変換形式 |
詳細設定(圧縮形式) |
色の詳細 |
ビットマップ |
-
|
モノクロ2値 |
JPEG |
-
|
256階調グレースケール |
TIFF |
JPEG
その他 |
256階調グレースケール
モノクロ2値 |
PDF |
-
|
モノクロ2値 |
- [カラー]の場合
変換形式 |
ディスプレイの色数
(圧縮形式) |
変換後のイメージの色数 |
ビットマップ |
16色 256色 その他 |
16色カラー 256色カラー フルカラー |
JPEG |
-
|
フルカラー |
TIFF |
256色で圧縮形式がJPEG以外 その他、または圧縮形式JPEG
| 256色カラー フルカラー |
PDF |
-
| フルカラー |
[画質を優先してカラーイメージをモノクロに変換する]
カラーイメージが画質優先でモノクロ画像に変換されます。[色]で[白黒]が選択されている場合だけ選択可能になります。ただし、変換形式がJPEG、またはTIFF(圧縮形式はJPEG)の場合は、無効になります。
[OK]
設定した内容でイメージに変換します。
変換の実行中、残り処理時間の目安を示すダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスの[キャンセル]をクリックすると、処理を中止できます。
ただし、変換の段階によって、中止までに時間がかかることがあります。
残り処理時間は目安であり、正確な時間ではありません。
[詳細設定]
補足
イメージ変換中に作成される中間ファイルが250 MB以上になる場合は変換しません。
マルチページTIFFを作成するときに、各ページの中間ファイルの合計が250 MBを超える場合、確認のメッセージが表示されます。処理を続けると、メモリーやディスクの状態によって中止されることがあります。この結果、作成途中のページはすべて破棄されます。