OCR(文字認識)プラグインを実行する

OCR(文字認識)プラグインを使用して、文書のイメージページの文字を認識しテキストデータに変換する方法を説明します。バインダーの操作も同じです。

OCR(文字認識)を実行する

手順
1.
Deskで文書を選択して、ツールバーまたはお仕事バーの[OCR(文字認識)]プラグインボタンをクリックします。複数の文書を選択できます。
[OCR(文字認識)]ダイアログボックスが表示されます。
補足
お仕事バーの[便利な機能(Ver.9)]タブにある[OCRしてWord変換]は、[OCRの詳細設定]ダイアログボックスで[出力形式]に[Word(*.docx)]を設定したボタンです。
2.
[設定]をクリックします。
[OCR(文字認識)設定]ダイアログボックスが表示されます。
3.
各項目を設定します。必要に応じて[OCRの詳細設定]をクリックします。
[OCRの詳細設定]ダイアログボックスが表示されます。
4.
各項目を設定して、[OK]をクリックします。
[OCR(文字認識)設定]ダイアログボックスに戻ります。
5.
[OK]をクリックします。
[OCR(文字認識)]ダイアログボックスに戻ります。
6.
[開始]をクリックします。
処理が始まり、[OCR(文字認識)]ダイアログボックスに処理状況が表示されます。
 
OCR処理を中止すると、中止時に処理中の文書は元の文書に戻ります。すでに処理が終了している文書は、元に戻りません。
[OCRの詳細設定]ダイアログボックスで[領域を指定して認識する]にチェックマークを付けると、[認識領域の指定]ダイアログボックスが表示されます。[レイアウト解析]をクリックして自動レイアウト解析をするか、または手動で領域を指定して、[認識開始]をクリックします。
[OCRの詳細設定]ダイアログボックスで[認識処理の経過を表示する]にチェックマークを付けると、認識の経過を表します。
補足

認識領域を指定する

OCR処理する領域を、自動、または手動で指定できます。
[OCRの詳細設定]ダイアログボックスの[領域を指定して認識する]にチェックマークを付けて、OCR(文字認識)プラグインを実行します。
手順
1.
OCR(文字認識)を開始すると、[領域を指定して認識する]ダイアログボックスが表示されます。
認識領域を自動的に指定する場合は、[レイアウト解析]をクリックします。
表示されている文書のイメージに、自動的に枠が表示されます。
認識領域を手動で指定する場合は、イメージの上でドラッグして枠を作成します。
自動、または手動で枠を作成したあとで、枠を選択してドラッグすると、移動したりサイズを変更したりできます。
2.
[開始]をクリックします。

認識結果を保存する

[OCRの詳細設定]ダイアログボックスの[ファイル出力]タブで[認識結果をファイルとして出力する]にチェックマークを付け、OCR(文字認識)プラグインを実行します。
保存できるファイル形式は、テキスト、RTF、Excel、CSV、Wordです。